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北センチネル島

 人類はその存続の可能性を高めるために、移民船を作り光年単位で離れている恒星系への派遣を始めた。


 移民船の規模は200人程度で、従来遺伝的多様性を保つために必要だとされていた人数を大分下回っている。食料やエネルギーの自給できる範囲で、人口は強く制御されている。


 参考になったのは、インド洋の北センチネル島だ。ここの島民は外界との交流を断絶しながら、200人程度で六万年を生きてきた。


 しかし遺伝的な問題は解決できても、文化を創造し維持するには人数が少なすぎた。AIが住環境と移民船の維持を担ってくれる一方、人々は文化的に退化し、そのレベルは原始人のレベルにまで後退してしまった。

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