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時紡桜

 現在の福岡県朝倉市で御崩御なされた37代天皇、斉明天皇を祀った神社の奥にある桜の木の前には、『時紡桜』と書かれた看板が立っている。読み方は”ときつむぎざくら”だと書いてある。


 調べてみてもそんな種類の桜はない。よくよく看板を見れば河津桜と書いてある。


 植樹したのは『福岡時計職人の会』なんだそうだ。


 河津桜を植樹して、そういう名をつけたのだろうか?


 それはどうかと思うが、とても良い名前ではある。想像力が掻き立てられる。


 しかし現在は時を紡ぐこともなく枯れてしまっている。


 きっともうその花を見ることは無いのだろう。


※その神社、朝倉にある恵蘇八幡宮では毎年時計供養祭というものが行われている様です。神社に祀られているのは斉明天皇だけではなく、その子供の天智天皇もです。天智天皇は日本の歴史で初めて時刻という概念を人々に知らしめたという逸話があるそうで、その流れだそうです。

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