教科書の隅に書くような落書き

打ち壊し

　米の価格高騰は止まらなかった。年当りの収穫量は変わっていない。納得のいかない人々は遂に江戸の世に習って、農協の倉庫に打ち壊しに入った。

　しかし倉庫の中に米はなかった。出荷調整などされていなかったのだ。

　単なる生産量と在庫の不足だった事がはっきりする。

　米は更に値を上げ庶民は根をあげた。

※備蓄米はあの価格だとあっという間に売り切れて、通常のコメ価格は下がりそうにないですね。高いだけならまだしも、もし在庫が足りていないならヤバいことになりそうです。