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PHASE-5 青い閃光

幕間的な回です。


なお、【改術術式】を【改変術式】に変更しました。

読みづらいし、打ちづらいからね……

 【赤い炎槍(スカーレット・スピア)】で、取り巻きを殲滅していく。

 30発単位で一斉発射しているので、約150体倒した計算だ。

 まだ、勢いが収まらない。

 廃虚群一体から、集まっているのか。

 それならありがたいが。


 ***


 1500体は倒しただろうか。

 やっと、魔獣が減ってきた。

 一体どれだけいるんだ。

 はるはどうだろうか。

 倒せるだろうか。

 私の使う術式と相性が悪すぎた。

 前情報と違いすぎた。

 事前に伝えられていた情報では、魔獣は一級相当、術式ありだった。

 そのため、術式が改変できれば、私の形質術式【改変術式】でなんとかできるし、できなくても、汎用術式でゴリ押せばいい。

 しかし実際は、術式吸収持ち、しかも、はると同等もしくはそれ以上の素早さを持っている。

 術式吸収の時点で準一級相当である。

 勝ち目がない。

 だから、頃合いを見計らって、救援を呼ぼうと思った。

 ――しかし、それは、杞憂だった。

 狼の周りを青い閃光が奔る。

 そして、光が収束してはるが現れ、狼の脇腹を切る。

 術式が進化したのだろうか。

 全くの別もの見たいな変態機動――もはや、実態が消えた瞬間移動と化している。

 術式の青い軌跡と赤い血のコントラストが一瞬だけきれいに見えた。

 ほんの一瞬だけである。

 決して、私はサイコパスではない。

次回、PHASE-6 闇の鼓動

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