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森の中での戦闘

やっと更新できました。

「湖まではそんなに遠くはないけど、油断はしないでね」


「もちろん。 今回から兄さんも一緒だし」


「ボク達で護衛しないとね」


「あはは……。 一応、自衛程度には戦えるけどね……」


 ユリウスの森の奥へと進む僕達。

 僕の前にはカレン、左側にはセリナとフィーネ、右側にはアルマとルゥリ、後ろにはエリスという並びになった。

 一応、僕も総合学校で自衛程度には戦闘が出来るように仕込まれてはいるが、やはり6人の少女には敵わないだろうね。


 魔物が潜んでいるって話だし。

 まぁ、湖まではそんなに遠くないのが救いかな?


「前方から魔物が来るよ! ゴブリン10体」


「うん! エリスちゃん、ルゥちゃん、お兄ちゃんを守ってね」


「「うん!」」


「フィーネちゃん、サポートお願い」


「お任せを!」


 しかし、前方からゴブリンが10体もこっちに来るとカレンが報告。

 すぐにセリナとアルマが戦闘態勢を敷き、エリスとルゥリは僕の傍を離れないようにし、フィーネが僕の前に行き、セリナ達のサポートに動く。


「シールドバリア!」


 最初にフィーネが【シールドバリア】という魔法で仲間を強化。

 これは、ゴブリンなどの物理で殴る相手などに対する防御魔法みたいだ。


 前衛の三人だけでなく、僕やエリス、ルゥリにもかかってるから、味方複数に効果があるのだろう。

 総合学校の授業では、魔力によって効果範囲が広まると聞いていたので、それだけフィーネの魔力も高いのだろう。


「いくよ、アルマちゃん、カレンちゃん!」


「うん!」


「オッケー!!」


 セリナの号令でアルマ、カレンと一緒にゴブリンを迎え撃つ。

 そういえば、前衛の三人もそれぞれ赤色、青色、緑色のプリーツスカートを着用していたが、下は黒のスパッツだった。

 多分、激しく動く為に捲れても構わないようにスパッツを着用してるんだろうな。


 他の冒険者もいるだろうし。

 ちなみに上は革製の服に銀製の胸当てを着けており、アルマとセリナは剣を、カレンは槍と盾を引っ提げている。


 カレンが前に出て、盾でゴブリンの攻撃を防いでから、すぐに槍で突き刺した。

 一方で、セリナは2体のゴブリンを一気に斬り伏せ、アルマも火の魔法を帯びた剣で2体斬っていた。


(流石に強いなぁ。 ルゥも魔法の準備を終えてるし、エリスはナイフの投擲でフォローしてるし)


 三人がゴブリンを一撃で倒すさまを見た僕は、その強さに見惚れていた。

 ルゥリも既に魔法の準備が出来ており、エリスもナイフの投擲でゴブリンを屠っているし。


「エアカッター!!」


「ギギッ!?」


 そう考えてるうちにルゥリが【エアカッター】という魔法でゴブリンを攻撃していた。

 これは、真空刃を出して敵に攻撃する風の初級魔法だったな。

 それでもルゥリの魔力の高さなのか、ゴブリンは一撃で輪切りにされていた。


「ギギギィィっ!!」


「あっ!」


「しまった!?」


「ルゥちゃん、エリスちゃん、ゴブリンがそっちに!!」


「「えっ!?」」


 そんな光景を見ていたら、残り一体のゴブリンが僕に向けて襲い掛かってきたようだ。


(いきなりこれを使う羽目になるとはね……!)


 自衛程度の強さしか持たない僕は、鞄からあるものを取り出し、ゴブリンに投げつけた。


「ギッ!? ギギィっ!?」


 ゴブリンに当たったソレは、瞬く間にゴブリンの身体を凍らせていく。

 完全に凍ったゴブリンは、そのまま落下した。


「お兄ちゃん、今のは?」


「アイスボールという氷属性の魔道具だよ。 当てた相手を凍らせる道具さ」


「兄さん、こういうのも作ってたんだ。 すごいね……っと」


 セリナに問われて答えた僕の内容に、アルマは感心しながら凍ったゴブリンを土属性の魔法を付与した魔法剣で砕いていた。

 僕が使ったのはさっき言ったように【アイスボール】という魔道具。

 殺傷能力はないが、当てた相手を凍らせて動けなくするものだ。


 スライム用に取っておいたのだが、また作らないとね……。


「魔法を使った直後にお兄ちゃんを襲うなんて……。 ごめんね」


「いや、ルゥは頑張ってるよ」


「んっ///」


 傍に居ながら最後の一体のゴブリンに気付かなかったルゥリは謝罪してきたが、僕はよく頑張ってると頭を撫でた。

 嬉しそうに顔を赤らめているルゥリの可愛い事。


「とにかく、先へ進まないと。 お兄の時間も考えないと」


「あ、そうだったね。 素材が足りなかったから急遽にって話だったね」


「じゃあ、さっさと奥へ進もう」


「うん」


「はい」


 エリスは僕の時間の事を気にしながら、先へ進もうと告げる。

 他の5人も急遽、淡水を採取すると言う話を聞いていたから、すぐに頭を切り替える。


 そして、セリナの指示で足早に奥へと進む。


 何度かの魔物との戦闘を経て、ようやく目的地の湖へとたどり着いたのだった。



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