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第四十六文型「四男、五男、菊と散る」エンディングダンス後
まだ埃をかぶっていなかった、誠意ある時に帰れたら……。
犯人は言う。全ては私の過ちにある。
犯人は居間に額をこすりつける。私が時進の血を黒く染めてしまった。
犯人は並行世界の「時を継ぐ子達」にお茶を淹れる。残された家族の人生に差し障りないよう下準備はしておいた、と。
ー次回! 時進戦隊セイレンジャー、第四十七文型「時を継ぐ子達を摘み取った者の告白」
その人に、お茶を飲ませてはならない。
もう一度、この世で明るく生きてもらわなければならないのだ。
汚れてしまったけれども、その手は、暗い朝でも、怒れる夕でも、彼らを離さなかった。




