表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

故郷

作者: 安岡 憙弘

 故郷


 ひさしぶりに故郷へかえってきたわたしはかわらず緑いろした実家の二階の窓からの風景や灰色の自動車道路を行きかういつもどおりのかわらぬ国産車たちをながめ階下かいかにおりてきて祖母の出してくれたお茶を一杯のんだ。だれだれが身ごもったとかそういう田舎特有とくゆうはなしをひとくさりきいたあとでわたしは庭に出てわたしは庭に出て子供のときからあったバスケットゴールめがけてボールを1つほうりなげた。ボールはトン、トンところがって庭の木の下にはいりこんだ。

 小学生の頃わたしは地元の小学校にかよっていた。色の黒いませた地元の小学生の話題はだれがだれをすきになったとかそういうたぐいのものだったようにおぼえている。わたしはなつかしくなって当時を思い出しながら農道を散歩した。だれひとりあうこともない農閑期のうかんきの小道のかたわらには小川がながれていた。小川には小鳥たちが水をのみにきていた。チョンチョンと浅瀬を上手に渡って小鳥たちはわたしのいるのも気にせずあそびたわむれていた。

 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ