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無題(たばこについて、二人分の一情景)

作者: 水蛇よっち

たばこの煙が

静かに、静かに青い空に溶けて行く

私の唇から細く漏れて、

あなたの唇から細く漏れて、

青い青い夏の空に溶けていく。

私が吸う細いメンソールと、

あなたが吸うマイルドセブンと、

そして湿った夏の空気。

時間は

永遠の流れの中に

夏の白い雲が連れ去ってしまって、

今はただ静かな呼吸。

交わす言葉もいらないような、

ただ陽の光の中で座り込んでる。


またひとつ、私とあなたから生まれる白い筋。

静かに、静かに青い空に溶けていく。


初投稿です。学生時代のものの中からひとつ書き出してみました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] はじめまして。 初投稿お疲れさまでした。 綺麗な詩ですね。 私は詩には詳しくなく、読んだこともあまり無いので大したことは言えませんが、そう思ったので。 文が綺麗で、その情景が綺麗です。 …
2010/05/23 03:13 退会済み
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