表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【完結】炎と水の絆 ~呪われし少女と祝福の少年~  作者: ましろゆきな


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

10/10

6.新たな旅へ

 リラは、セレスやアウルと共に、精霊と人間の架け橋となり、大地に再び恵みをもたらす、炎の精霊王の加護を体現する存在となった。


 彼らの旅は、村を救済し、終わりを告げたかに見えた。

 しかし、精霊王の加護を得たリラには、新たな使命が与えられることとなった。


 それは、世界各地で起こる精霊の力の乱れを鎮め、人間と精霊の調和を取り戻すことだった。


 セレスは、故郷の町に戻るか、リラの旅に同行するか、岐路に立たされる。


 故郷の町の人々は彼の帰りを待ち望んでいたが、リラの隣で彼女の力、そして彼女の心の光が世界を照らすのを見て、彼は心を決めた。


「僕の力は、君の炎と共にある時、最も輝く。故郷の町は大切だけど、今の僕には、君の隣で、君の力が必要なんだ」


 セレスは、故郷に別れを告げ、再びリラと共に旅立つことを選んだ。


 アウルは、二人の決意を静かに見守っていた。

 彼は、研究者として、二人の力の行く末を見届けたいという強い思いがあったのだ。


 そして、何よりも、リラの心の光が、世界を照らすことを信じてた。


「私には、二人の力が、世界を導く光に見える。私の知識と経験で、その光を正しい道へと導こう」


 こうして、リラは精霊と人間の架け橋となり、セレスは彼女の力を支え、アウルは二人の導き手として、新たな旅が始まる。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。


少しでもリラたちの物語を楽しんでいただけたら嬉しいです。


今回のお話でリラとセレス、アウルの最初の冒険は終わりました。


最後までお付き合いいただき感謝いたします!


感想やお気に入り登録をいただけると励みになります。どうぞよろしくお願いいたします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ