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ファントム  作者: かな
本章
36/56

スタンリー帰宅

翌日、まだ少し寝惚けているノアをブライトが支えながら学校まで送っていった


「帰るついでなので」と言っていたが、ノアはすっかり気を許して、目を閉じてもたれかかっていた


「送ったら、おじさんはもう帰るからね」


ブライトの言葉に、ノアは頷き、引きずられるように玄関へ向かう


エミリアはそんな2人を追いかけて、玄関先で見送った


昼前になると、スタンリーが戻ってきたので一緒に食堂へ向かう


色々聞きたいことがありすぎて、椅子に座った途端に「カリーナさまは?」と問いかけていた


スタンリーは苦笑しながら、ゆっくりと前の椅子に腰を降ろした


すぐにベリルがやってきて、カップを置いてお茶の準備を始める


「ありがとう、ベリル」


スタンリーは、ベリルに声をかけてからエミリアに顔を向けた


「カリーナさまは、明日には戻られるよ」


「いつもは王都まで、王兄殿下と息子に会いにいくと聞きましたが…」


スタンリーは腕を組んで、明後日の方向を見遣る


「皇太子殿下が、自ら羊を受け取りたいと仰ったそうでね。方角も日柄もいいからと、王妃さまも一緒にダグラスまで来られたんだ」


エミリアはステラの話したことを思い返し頷いた


「カリーナさまは皇太子の後見人である夫に会いにと、皇太子への挨拶に…


トカラにいらっしゃる弟夫妻も、挨拶に見えたよ」


「皇太子殿下は、それほど羊がお好きなのですね…」


エミリアはベリルがお茶を淹れてくれたので、暖かさを確かめるように両手で包んだ


スタンリーは、屋敷ではどうだったかと尋ねたので、エミリアはブライトとノアの話をした


色々と話すうちに昼食も用意され、あっと言う間に食後のお茶が供される


「サミュエルとも少し話さないと…」


スタンリーはそう言って、一口だけお茶を飲むと食堂を出ていった



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