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放浪のカワウソ  作者: Nihon_Kawauso
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湾で

第4章 湾で


カワウソ達は正午頃、雨音で目が覚めました。森にいる鳥達は雨で静まっていました。子供達はそのままずっと寝ていました。何時間も続いた土砂降りは、日没に向けて止み、星が見える頃には、高地に黒い暗雲が垂れ下がっているところを除いて、空から雲が消えました。その後、カワウソ達は洞窟から忍び出し、1頭づつ洞窟の口から出てきて、岩壁の影に隠れながら、向こう側の浜辺に上陸しました。


彼らは身震いして毛皮の水を振り払った後、雨で濡れた砂の上を小川を下り、地表に現れた岩のそばまで行き、そこで水に入りました。しばらくの間、彼らは対岸に渡ろうとしているように見えましたが、流れの中程に到達すると彼らは潜り、次の瞬間には水底から忙しく貝を剥がしていました。立ち上る泡は動物たちの位置を示しており、動物たちは貝類を口いっぱいに頬張って浮上し、素早く泳いで陸に上がりました。そこで雌カワウソは運んでいたムール貝を落とし、前足で一つを掴み、殻の端を噛み切って中身を食べました。彼女がそれを飲み込むとすぐに、子供達はもろい殻を割ったり、ジューシーな中身を食べたりするのに夢中になりました。そして静寂を破るパチパチという音は、もし森を訪れた人が聞いたなら当惑したことでしょう。しかし、張り出した樫の木をねぐらとする鳥たちにとっては聞き慣れた音でした。カワウソ達は満腹になるまで何度もイガイを獲りに行ったり来たりしました。それから潮路の端で遊び始めましたが、サギにとっては迷惑で、すぐに湾の遥か上にある持ち場に飛んで行きました。彼等はそこで、森の中に探検に行ったり、そこでウサギを驚かしたり、抱卵しているキジを狂乱させたりして、2〜3時間遊びました。彼らは一度、岩だらけの頂上まで侵入し、岩をよじ登り、滝壺の一番高い所で一周し、そして降りる前に、間にある土地を越え、薄暗い岸辺の間に微かに光っている入江を眺めました。


カワウソ達が水に入り、上潮に乗って漂って行った時、浜辺は上がってくる潮の流れでほとんど覆われていました。彼らの伸ばした手足は水面と同じ高さなので、流れに乗って進むと浮いている皮膚のように見えました。しかし、アオサギを通り過ぎるとすぐに、気まぐれな淡い光の中で幻のような姿を浮き上がらせながら、彼らは泳ぎ始めました。そして洞窟に入り、毛皮を振り、前日にいた場所に横になりました。潮の満ちる音は彼等の子守り歌であり、最後のコウモリがねぐらに飛び込む頃には、幸せな生き物達はぐっすり眠っていました。


その日、灼熱の太陽が田園地帯に照りつけ、屋外で働いている人々やスポーツマンをうだるような暑さの中で消耗させました。

草を刈っている人々は大鎌の後ろで汗をかいて喘ぎ、荒地を横切るカワウソ猟師は涼しい森に思いこがれました。そして湾の端にいる少年は、橋の下の池でディナーの時間を過ごすために野菜入りのパイを貪るように食べていました。暑さに苦しんだのは男と少年だけではありませんでした。獣や鳥も日陰を求め、自分達の溜まり場を放棄し、灼熱の光線を満喫している昆虫達の好きなままにさせました。湾の遠い渚を縁取る花、そして、カワウソの巣穴の入口をカーテンで覆ったスイカズラと野バラの絡まったものは、無数の羽音を響かせていました。そこにはミツバチもいて、緑色のハエや青色のハエ、そしてそれを捕食するトンボが飛び交い、黄色い砂州やサファイアの池に鋭い影を落としていました。しかし、光は眩しくギラギラと輝いていたのですが、カワウソ達を覆う暗闇には一筋の光線も差し込まず、彼等はいつもの活動開始時間近くになるまで決して動きませんでした。それから彼らは起き上がりましたが、体を伸ばすだけでまた横になり、草刈り機の消えゆく音を聞き、水面に青白く残る残光を眺めました。


やがて、すべてが静まり薄暗くなった時、彼らは音もなく流れの中に滑り込み、ほとんど波紋を立てずに水溜りから水溜りへと通過し、湾を下りました。彼らは喉の渇きを癒すためにムール貝の層の下の曲がり角に上陸し、それから再び水に入り、すぐにデッドマンズ・プール(Deadman’s Pool)で遊びに興じました。そこを出ると、彼らは前進し、次々と岩を登り、あたかも暖かさを楽しむかのようにそこで休んでいましたが、池を2マイル越えたところで、野鳥の生息地となっている湿地帯の間に入江が広がる場所に着きました。潮が満ち、餌を求めて魚が上がって来た時、彼等は狩りをする予定だったので、雌カワウソと子供達は陸に上がり、岸辺で遊んで待ち時間を過ごしました。目下の所、彼らは沼地に入り、そこで野生のアヒルを追い回し、バン(moorhen)に警報を鳴らさせ、湾の反対側にいる家禽がそれに合わせて唱和しました。しかし、侵入者達が遊び始め、彼らに殺傷の意図がないことがわかるとすぐに静まりました。


真夜中近く、潮が半分ほど満ちた時、雌カワウソは子供達をそばに連れて、ヒラメを求めて再び湾に入りました。彼女の探索は簡単なものではありませんでした。彼女は砂底を横切っていたのですが、一旦魚に出会うと、彼等は恐ろしい敵の存在に気づき、採餌するのを諦め、砂の中に体を埋めてしまいました。広い海底のあちこちに点在する1対の目が見えるものの全てでした。そして、雌カワウソは魚の存在を示すこの兆候を求めて、頭をあちこちに動かし、進路の両側の海底を調べました。4回目の潜水で、彼女は突然獲物を発見し、直ちに停止しました。そして、落ち着きのない目が彼女を見つめている場所から1フィート以内で止まりました、その間、通り過ぎた子供達はびっくりして振り返り、母親のそばに戻りました。雌カワウソは前足を伸ばし、薄い砂の層の上からカレイに触れ、飛び立たせました。子供達は、魚の予期せぬ姿に驚いて、それが数ヤード離れるまで動来ませんでした。しかし、一度追いかけ始めると、雄の子供はすぐに勢いを取り戻し、獲物を捕まえ、水面に浮上して岸に泳ぎ着きました。1時間以内にさらに2匹のカレイが捕獲され、そのうちの1匹は母親の助けを借りずに子供達によって捕らえられ、その瞬間から母親は彼らに単独で砂の上を縦横に泳がせて狩をやらせました。彼らは母親と同じように後ろ足で推進し、突然回転する場合を除いて、前足は体側に押し付けていました。しかし、水面に上がると、四肢すべてを使用し、大きな尾だけで舵取りを行いました。空腹が癒やされると、彼らは頭をかがめて湾を遡りました。すると、デッドマンズ・プールの上の崩れかけた崖から石が落ちてきて彼らを怖がらせました。その後、彼らは体を上下に動かすこと(bobbing)をあきらめ、その代わり速度を倍増させ、速いペースで漂流物の間を通過しました。そして洞窟までずっと、彼らは待ち伏せを恐れているかのように土手を見渡しました。ただし、一度も待ち伏せされたことはありませんでしたが。


その日、夕暮れを待っている間、雌カワウソはバスの群れを追いかけて湾を遡ることを決心しました。真夜中まで潮は来ませんでした。それから、心配していた雨が降り始め、彼等が漂いながらサギの島に近づくにつれて、土砂降りになって降り始めました。急流が彼等を押し流し、流されていく岸辺には使われなくなった石灰窯以外には人が住んでいる気配もありませんでした。そして、最後の曲がり角で橋と、丘の中腹を下って水辺の波止場に散在する集落が見えるところまで来ました。彼等がバスに追いつくと、魚達は上昇し始め、彼等はそれを追いかけました。彼等は下方から攻撃し、警戒していない魚達を捕まえました。そして、子供達は浮標(buoy)の上で、雌カワウソは橋の控え壁(buttresses)の突き出た石の上で、捕まえた獲物を忙しく食べ始めました。一度3頭全員が最も遠いアーチの下に上陸し、そこに避難していた教区巡査の予期せぬ存在に驚いて獲物を落としました。巡査はそこに避難しており、彼も同じように怖がっていました。


間もなく、村の鶏の鳴き声が雌カワウソに、撤退するよう警告を発しました。しかし、彼女が漁を諦めたのは、埠頭にあるスマック船の調理室から煙が立ち上り始めてからでした。そして、以前に2度宿泊した排水溝の近くに行きました。強い水流に逆らって、彼らはトンネルを強引に登っていき、トンネルの中にある粗末な石積みの棚に到達し、そこで出来る限り体を丸めました。子供達はこれまでこのような狭い空間で宿泊したことはありませんでした。しかし、彼らの不快感は、頭上で大型トラックが轟音を立てて通り過ぎる恐怖に比べれば、大したことはありませんでした。午前中から正午にかけて、状況はさらに悪化しました。カワウソを嗅ぎつけることが出来る鼻を持った牧羊犬が彼等の臭跡に気づきました。そして、彼らが横たわっている場所から数ヤード以内にやって来て、格子の匂いを嗅ぎました。興奮した犬は、「シェップ!ボーイ!」という呼び声が彼を群れに呼び戻すまで鉄の棒を足で鳴らしたり、クンクン鳴いたりしました。彼の足が引っ掻く音、そしてカワウソ達の隠れ場に差し込む黄昏の光が遮られ、カワウソ達を警戒させました。これらが、その日の最大の緊急事態でした。実際、唯一の緊急事態でした。というのも、カワウソ達は、客が食料品店に入るたびに鳴るベルにはほとんど注意を向けませんでした。そして雨が止むと、屋外にいる子供達の声はほとんど聞こえなくなりました。


通りには人影はなく、カワウソが排水溝を下り、出口で聞き耳を立てた後、月明かりの中にこっそりと外へ出た時、窓が赤々と輝いていました。彼らは、小型漁船に近づくとき、そしてそれを通過した後に再び見られる危険に晒されましたが、幸運が彼らに味方しました。彼らは監視の目を逃れて逃げ出しました。


彼らは石灰窯の近くまで湾の縁に留まりました。それから雌カワウソは、盛り上がった地面を覆う茂みを縫うようにして、こっそりと内陸に向かって進みました。坂の途中で、彼女は突然振り向き、まるで不注意な足取りに腹を立てたかのように子供達を眺めましたが、すぐに歩き始めました。まもなく、彼女の鼻孔がピクピクと動きました。彼女は丘のすぐ上で餌を食べているウサギの匂いを嗅いだのでした。無心に食べているその生き物が視界に入ってくると、彼女は飛びかかろうとして身をかがめました。カワウソはキツネよりも素早い動きで飛び掛かることが出来ました。しかし、タイムリーな身のこなしがウサギを救い、一緒に餌を食べていたウサギ達と共に、土手に避難することができました。獲物を捉え損ねた雌カワウソは、跳躍したその場にしばらく立っていました。しかし、子供達がそばに来るとすぐに、彼女は最も大きな穴に向かって進み、その穴の中に3頭すべてが消えて行きました。土手のそこかしこからウサギ飛び出してきて、それは、カワウソが巣穴の中をいかに素早く横切ったかということを示していました。まもなく、雄の子供が、大きなフェレットのように背中を反らせ、ウサギが出てきた穴から出て来ました。そして、彼は熱心に匂いを追い、ウサギが飛び込んだ別の穴に入って行きました。一方、母カワウソはよりうまくやっていて、地下で鳴き声が上がり、その後死んだウサギを口にくわえた彼女が現れ、子供達がすぐ後に続きました。彼女は頭と足先を噛み切ると、皮膚をまるで手袋のように剥がし、死骸を解体しました。少数のバン(訳注:クイナの仲間)を除いて、それは子供達が食べた最初の暖かい獲物でした。彼等はそれを貪り食べました。そして彼等は巣穴の向こうのハリエニシダの中にいる別のウサギを捕まえました。これでその夜の狩りは終わり、裏返しになった皮を芝生の上に残して、カワウソ達は露に濡れた草を渡って湾に戻り、その跡にははっきりと見える跡が残っていました。


海岸に着くと、彼らは純粋な高揚感から一斉に疾走し、砂を跳ね上げ、彼等の進路に沿って迫っては退く休むことのない潮騒の音を除けば、途切れることのない沈黙の中、孤独な道を駆け抜けて行きました。サギの群れから1マイル以内の所で、彼らは上潮を渡り、そこで大渦の中を泳ぎました。時には、渦巻きの中にそびえ立つ円錐形の岩の上に上陸し、銀色の表面にその真っ黒な影を落としました。遊び好きな生き物達は恐れを脇に置木、日の出までぐずぐずしていましたが、その時近所の農夫の叫び声を聞いて飛び込み、洞窟に向かいました。彼らは息をするために、何度も淀んだ水の中で浮上しました。そしてついに、満ち満ちた潮流がすべて赤く染まり、すべての鳴き鳥達が太陽に向かって挨拶を注ぎ始めたとき、彼等は危険が及ばない自分達の聖域に戻って来ました。


このようにして、日々を、そして週を過ごし、彼らはかって沼地を知っていたように、湾について知るようになりました。8月の初めまでに、未踏の入り江や未訪問の小川はなくなりました。彼らはその最大の小川を辿って丘の間の源流に辿り着き、それは海に簡単に到達できる距離にあり、そこに宿泊しました。しかし、翌日の夜には少し道を戻り、夜明けに水車小屋の池に張り出したプラタナスの根の下で丸くなりました。その日は非常に激しい雨が降り、夜遅くまで降り続き、田園地帯を水浸しにして洞窟まで水滴が垂れ、カワウソ達を不快にさせましたが、彼らは翌日そこを修復しました。このことにより、雌カワウソはすぐに海へ向かうことにしました。そしてその夜、ムール貝を沢山食べた後、彼女は子供達を引き連れて、次第に広くなる川に沿って河口まで行き、流れが合流する所にある島で休憩しました。日の出と共にはしけが通り過ぎて行きました。その後、peel(訳注:多分魚の一種)が彼らの数フィート以内の所で飛び跳ねました。しかし、カワウソ達はどちらにも気を止めず、実際、少年がペニーメイホーンを吹きながら向かい側の湿原からガチョウを捕まえに来て、カワウソ達を少なからず驚かすまで、頭を上げませんでした。しかしその頃には太陽は農場の近くの松の下に沈んでいました。出発の時間が近づいてきました。星が輝き始めるとすぐに、カワウソ達は水に入り、河口を下り始めました。


雨が降った後、増水した川は彼らを速い流れで運び、長い砂浜の間を通り、今では影のようになった土手に近づき、そこかしこ

にツチボタルが点在していました。周囲は穏やかで、漂流も楽でした。道中は安全であるように見えましたが、その先には危険が待ち構えていて、1マイルほど下ったところに彼らはこの種の中で最悪の敵の一人に遭遇しました。彼らは曲がり角を曲がった瞬間に彼に気づきました。それも不思議ではありません。なぜなら、その屈強な人物の輪郭が、管理人の小屋の格子窓にはっきりと映っていたからです。もし彼が動いていたら、彼等はただ沈んで視界から消えたでしょう。もし彼が咳やくしゃみをしていたら、彼らは潜水し、1ファーロン(訳注:約8分の1マイル)下に再び現れたでしょう。しかし、彼らを怖がらせることは彼が最も避けていたことであり、興奮していても、彼は決して身動きしませんでした。彼はカワウソに罠を仕掛けていました。彼等がpeel(訳注:魚)を追うことを知っていました。そして夕暮れ以来、彼は罠が獲物を捕らえた事を知らせる鎖のガタガタ音に耳を澄ましていました。彼らが通り過ぎるとすぐに、彼は立ち上がり、土手に沿ってつま先立ちで道を選びながら、peelが泳いでいるのにどうしてカワウソ達がその下を通り過ぎていったのか不思議に思いました。彼は枯れたトネリコの幹のそばで立ち止まって耳を傾けました。


カワウソ達は、河口のすぐ近くで再び戻ってくる環状部に来ると、管理人が予想していた通りに上陸しました。そして若いカラマツの林を抜け、静かな空気が花とシダの香りが満ちている空き地へと行きました。そして夜鷹が蛾の間で忙しくしていました。雌カワウソがそこをほとんど横切った時、彼女は伴侶が罠にかかった雑木林を避けるために道からそれました。夜明けに管理人の足音が彼女を追い払うまで彼女は彼のそばにいたので、その場所を間違えるはずはありませんでした。彼女は次の夜もその次の夜も戻って来て、何度も、何度も、何度も彼に呼びかけました。そして、生まれてくる子供達のための巣を準備するため、一人で去りました。そして今、別の問題が彼女を襲いました。雄の子供は粘り強くその跡を追い、その強力な力のおかげで、彼女のあらゆる努力にもかかわらず、罠が仕掛けられている藪の中へ入ることに成功しました。彼がプレートの上に前足を置こうとしていた時、彼女は死に物狂いで彼に噛みつき、彼の向きを変えました。そうしながら、彼女は彼に近づきました。なぜなら、彼女は彼を人間の手にかかって苦しんで死なせるよりも、自分の手で殺す方を望んでいました。しかし、動物達がもがく音を聞いて管理人が下草をかき分けてやって来たので、雌カワウソは逃げ出し、子カワウソは後を追いました。


彼らはオークの樹皮の束が積まれた桟橋近くの河口に到達し、泥の中を悪戦苦闘しながら川に辿り着きました。カワウソ達が横切った単調な曲がり角は、今では後方に横たわっていました。そして前方には、広い砂州が特徴的な長い領域が広がっていて、そこには潮が満ち始めていました。それで、雌カワウソとその子達は、夜に採餌する鳥の音を聞きながら、二本の小川を渡った後、より深い水域にやって来ました。そこには老朽船の巨体が乗り上げ、最後の停泊地としていました。そしてさらにその先には、高いマストの船が、内陸の安息の地の停留所に体を揺らしながら向かっていました。小さな港と漁村の明かりが海を越えて互いに瞬きを交わしていました。不気味な光を見、酔った船員の叫び声を聞くと、雄の子供は母親に体を擦り寄せました。そして、彼女が港に突き出た岩だらけの岬を回り込み、水面に優しい月を映す静かな湾に入った時、彼は心から安堵しました。

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