表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/10

ゲーセンで第2話

またコメディです。


何か話になっているのか分かりませんね。

夏休み。

俺はそれをダラダラと満喫するはずだった。

でも奴が……

謎の覆面料理人が!

全てを!

破壊した!

まあFF風にやると、なぞのふくめんりょうりにん が すべてを はかしした!みたいな感じ。

どうでもええわ。

さてさて俺は今日もその謎の覆面料理人を探すことにするのだが……


「ヤバイ!夏休みはもう残り3日しかねえ!」


俺は頭を抱えた。

まだ夏休みの宿題は半分くらい残っている。


「ヤバイヤバイヤバイ!どうする、俺!?」


俺はそこらへんを転げまわった。

そして得た答えは……


「宿題を写させてもらおう!」


俺は俊哉に電話……論外。

はなびもな。

あいつらがすでに終わっているとは思えない。

仕方ない。レイに電話するしか……


プルルルル……

ガチャッ


「もしもし」


「亀よ亀さんよ」


「……夏休みの宿題終わった?」


「私は最後の1日で終わるから、それまで手をつけ」


ピッ


俺は電話を切った。

少しむかついた。


「はあ……」


あれえ?

俺って頼れる友達少なっ!


「仕方ない!図書館にでも行ってみるか!」


俺は立ち上がって図書館に向かった。




……

俺は図書館に行き着くことが出来なかった。

なぜなら、ゲーセンに入ってしまったからだ!

自慢出来ねえよ。


「はぁ……」


俺何してるんだろう。

夏休みの終わりに一人寂しくゲーセンに来て。

しかも中々止められずに遊んじまってる……

俺はドラムマニアを一生懸命やっていた。

実際にドラムやったことある奴をなめんなよ〜!


「あ」


画面にはGame Overの文字が。

随分下手になったもんだ。

俺はさらにため息をついた。



「甘いですね」


「え?」


そこには妙な格好をした人がいた。

帽子にサングラスにマスク……いかにも怪しい人物だ。


「あの……どちら様ですか?」


「私はふk……ゴホンゴホン!ドラマーです!」


「……」


怪しすぎるだろ。


「まず100円入れてください。私がお教えしてあげます」


「はあ……」


俺は突然のことに混乱して何も言えない状態だ。


「では音楽スタート!」


そう言って俺と同じレベルの曲をやり始めた。

何と言うか……素人だ。


「はっ!」


「……」


必死に叩いているのは分かるのだが、全然合ってない。

これなら小学生の方がうまいのでは?と思ってしまった。


「はっ!あ!」


「……」


画面にはGAME OVERの文字が。

まあ予想済みだ。


「中々難しいですね、ではさらば!」


「あっ!」


そう言って謎の覆面は去って行った。


「……変な奴」


俺は目をゲーム画面に戻した。


「あっ!アイツ俺の100円パクリやがった!!」


俺は重大なことを思い出した。

アイツから100円返してもらってねえ!!

クッ……

俺は急いでゲーセンを出た。

俺はキョロキョロ見渡すが、もちろん見つからない。


「畜生……」


俺は地団太を踏んだ。

周りの人が俺に奇異の視線を向けているが、気にしない。

ていうか気にしたら負けだ。


「ったく……一体誰だよ……」


俺はこのとき頭に何かが引っ掛かったが、よく分からない。

何かを思い出しそうなんだけどな……

俺はそのまま図書館に向かうのだった。




図書館の閉館時間になったので、俺は家に帰ることにした。


「ん?」


部屋のポストに封筒が入っていた。


「何だ?」


俺はその封筒を開けてみた。

チャリン


「え?」


こぼれてきたのは100円玉。

そして手紙。


「何々……今日借りた100円をお返しいたします。当日返しなので利子はなくて良いですよね?……謎のドラマーより」


何だこの手紙。

まさか昼間のアイツか。


「何だ。悪い奴ではなかったんだな」


それにしても……


「かわいい字を書く奴だな」


何か手紙には女の子らしい字が書かれていた。

ていうか声的に女か。

俺はその手紙を大事にしまって寝ることにする。



……なんか大事なことを忘れているような。



……俺はそのまま寝たのだった。




そろそろシリアスを入れないとまずいのでは?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ