転移者
はじめまして、白咲桜花と言います
今日から異世界[仮]
という小説をゆっくりになりますが
投稿していきますのでよろしくお願いします!
俺は疲れた体をいつも通りベットに付けた
筈だった、だが目覚めた時には周りは
草原になっていた。
草原で寝転がってた俺だが目の前には
いつもの見る天井ではない、むしろ天井どころ
雲ひとつ無い、晴天の青空だった。
(俺はこんな所で寝た覚えはないが。)
周りの芝が体にチクチクと刺さり
少しイラつきながら体を起こした。
「痛った!」
芝での痛みで完全に目を覚まし、
此処が何処なのか考えた
(拉致られた?死んだ)
だが答えはでず
のうのうと歩き出すことにした。
周りは本当に何も無くただ、
大きな草原が広がっているだけ。
(空気が美味しいしな。)
俺は都会に住んでいるから
こういう自然とは、あまり触れる機会は
無かったので、心が少し癒された。
そんな時少し離れた所から爆炎が上がった
俺は少しでも手がかりになるかも知られないと思い、
そこに向かった!
そこは森の中で怒り気味の2人の話し声がきこえた
「あれは俺が目をつけていた獲物だ、
だから素材は俺のだ。」
とヤンキーみたいな厳つく
何度も修羅場に迎えてきた
鋭い鷹のような目で相手を睨む
「はぁー、ささっと倒さないのが悪いのですよ」
とやや米国人ぽい優男で髪は長く、
金色に輝き、まるでハリウッドスターのような
オーラだがこの人も、雰囲気でわかる
絶対的強者
2人から伝わる覇気に
俺が狙われて訳でもないのに身震いが
伝わってくる!
「はっは!!もういいわ、
そろそろ決めようじゃないか最強を!」
「いいでしょう、そろそろ終わりにしましょう!
この長い喧嘩を!」
と優男は髪をなびかせた!
しばらくの睨み合いが続き
厳つい男が、優男の後ろまで一瞬で回り込み
「どうだこれが、テレポート能力だ」
拳を突き出した
「貴方も能力を手に入れたのですね」
まるでここにくるのがわかっていたように
優男は軽く手で受け止めた
「何故...止められたんだ!お前も能力を!」
驚きを我慢しているようだったが
やや驚きを隠せていなかった。
「そうですね、私は千里眼を手に入れました!
なので貴方の攻撃がわかったのですよ!」
優男は自慢げに厳つい男を見ていた!
「はっははは!やはりか」
と厳つい男は愉快に笑った
俺も笑った、苦笑いをな!
まるでこの世の喧嘩では
ないもの見ているのだから
(ボクシングの試合でももっと現実味はあるぞ)
そう思いながら夢である事を祈るが、
確かに伝わってくる
感覚から紛れもなく現実だとわかる
(俺は今後どうなるのか、
どう生きていけばいいのか、ここは何処なんだー!)
俺の名前はレオ
特にこれといった特徴の無い普通の高校生だ!
たが唯一変わった特徴と言えば
不思議の世界に紛れ込んでしまった高校生だ!