壱章 異世界に来た俺は目の前の少女に殺意を抱く
第壱章 異世界に来た俺は目の前の少女に殺意を抱く
あの後視界がフラッシュバックした俺は・・・
なんかよくわからん所でコスプレイヤーの少女の前に立っていた。
「・・・は?」
「アッ!起きたー?よかった!このまま死んじゃったらどうしようかと思ってたよー!
イヤ~良かった良かった!!」
なんなんだこの少女は。人が死の淵から蘇ったというのにやけにテンションが高いな・・・
不謹慎にもほどがある。
というかなぜコスプレ?
「ケガとかない?痛むところは?」
言われて俺は初めて気付いた
「そ、そうだ俺はあいつのなんかよくわからんまほう(?)で死んだんだったよな?
何でここで生きてるんだ?
てゆーかお前はいったいなにもんだ?」こ
「ふっふーん!!そこに気付くとは人間のくせになかなかやるわね!」
何なんだこのガキは?もしかして・・・
「そうよ人間崇めなさい!!私こそは由緒正しき光の女神、アイリス様よ!!」
やっぱりそうだ、厨二病だ!!
「ちょっとなによそのイタい奴見る様な目は!!私は正真正銘の女神様よ!」
「だったら証拠見せて見ろよ」
「ふふん、いいわよ!!大体女神じゃなかったらあんたをあっちの世界から連れてくるなんて
できっこないわよ・・・。」
女神がなんか言っているが・・・・・
「ってオイ!ちょっと待て!お前今あっちの世界から俺を連れてきたとか言ったな!」
「・・・ハッ・・・!」
「ハッ!じゃねーよ!じゃあなに?俺をあんな所に飛ばしたのもおまえか!?」
すると自称女神こんなことを言い出した。
「ち、違うの!聞いて!今回私が失敗したのはモソハソのリホレフスを狩ってたからであってね!」
「尚更悪いはボケエエエ!!」
俺の異世界ライフはドタバタと騒がしく始まった・・・。