表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
マイ フィロソフィ3   作者: 名草宗一郎
27/42

最後の恋 27

4章恋の終わり




 ザッザッザッザッザッザッザッザッザ。

  ジャージャージャージャージャー。

  さっさ、カタカタ。

  機械のウサギたちが日向(ひなた)のように明るく、パイプのように閉ざされた世界で無機質にキリギリスの時計達が気質に勤勉に働いていく。

 僕自身も完全にキリギリスになって働いていた。課せられた肉をだいたい切り終えた所で、手の甲で汗をぬぐってちらりと教室の外を見る。

 この事の顛末を思い返しながら。




 2学期が始まった直後、ホームルームですぐに文化祭の出し物の議論が始まった。

 いや、議論が始まったと言うより、無理矢理委員長がそれをしたと言うべきか。クラスの人たちはまるで文化祭なんかに興味を持つ素振りが見えなかった。

 そんな、しらけたクラスを委員長はこれまたやる気なさそうに、演劇とか、合唱とかの出し物を上げて適当に進めようとしていたら、光を纏った天使が地上に勢いよく着地した。

「私は軽食店をやりたい。ねえ、みんな焼きそばとか作ってみない?これが最後の学園の文化祭なんだから、みんなで楽しめるような物をしよう!」

 その東堂院さんの力強い言葉に、クラスのみんなは何となく流されるように肯き、そして決まった。

 そして、東堂院さんを中心にまとまりながらここまでこぎ着けたのだ。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ