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ぼくの詩集

ぼくのひと

作者: 桜井あんじ

ぼくの ひと

あなたを そうよばせてください

それがいちばん しっくりくるのです


ぼくの ひと

あなたは 世界とひきかえにしてもよいくらい

たいせつな ひと


とても とても

愛しているのです


そういった種類のものに 支配されてしまっても 

かまわないと おもえるくらい ぼくは


ぼくのこころの きれいな部分が

ぜんぶ あなたに リンクしています

それをとがめる資格が だれに あるのでしょうか


ぼくの ひとよ

ぼくは とてもきもちのいい熱病に冒されて 息も絶え絶え

ぼくの ひとよ

あなたがくれる2種類の 幸福

歓喜の幸福 苦痛の幸福

ぼくには どちらも たいせつなのです


どれだけ言葉をつくしても まだ

あまりあるぼくの ロマンス

あなたは うけとめて くれるでしょうか


あなたは言います

そんなの 今だけ

恋はいつか 終わるのと

しかし 愛は消えません

愛はただ 形をかえる

消えたりは しません

ぼくに永遠に寄生して 生き続けるでしょう

ぼくの ひとよ

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