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東方外遠記  作者: 颯人
第7章 デート編 ~Date edition~
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多忙な1日 フラン&魔理沙との弾幕ごっこ

「さて、紅魔館に着いたわけだが。何か騒がしくないか?」


途切れ途切れで爆発音してるし、何してるのやら。まあ、おそらく弾幕ごっこだと思うけど。


「ってか珍しく美鈴がいないな?」


いつもは門の前に立ってるのに、どこ行ったんだ?遂に解雇されたのか?


「一応許可とるか。美鈴邪魔するぜ。いいですよ。」


これでOKと、さて門を飛び越えて玄関を開けてと。


「へへーん、勝ったぜ!この魔理沙様に勝つなんてまだまだ甘いぜフラン。」


「うー、負けた。あとちょっとだったのに、もう一回!もう一回しよ魔理沙!」


魔理沙とフランが弾幕ごっこをしていたみたいだな。もう終わったらしいが、フランが再戦を希望してるな。


「お前ら、弾幕ごっこは外でやれよ。」


「おっ、聖人じゃないか!朝は本当にありがとな!」


「あっ!聖人お兄様!」


俺を見付けたフランはダッシュでこっちに向かってくる。さっきまで弾幕ごっこしてたのに元気だな、その若さ分けてほしいわ。


「久し振りだね!何しに来たの?」


「暇だったから寄っただけだぞフラン。最近紅魔館に行ってなかったしな。」


「じゃあ遊ぼ!弾幕ごっこで!」


だろうな、フランは本当に弾幕ごっこが好きだな。まあ、おままごととかって言われなくて良かった。


「それなら私もやるんだぜ!!聖人にリベンジもしたかったしな!!」


魔理沙は帽子の鍔部分を手で上げながら言ってくる。やれやれ、こりゃ2人同時に相手するしかないな。


「わかったわかった、1人ずつ相手にするのも時間掛かるからフランと魔理沙、同時に相手するよ。」


「ちょっと聖人!これ以上建物内で弾幕ごっこされたら崩れちゃうわよ!」


「うおっ、なんだ咲夜かビックリした。大丈夫だ、何も問題はない!」


咲夜が少しお怒り気味で言ってきた事に対してサムズアップしながら答えると俺のケツにナイフが刺さった。


「問題だらけよ!ナイフ刺すわよ?」


「もう刺さってるんですけどー?弾幕ごっこをする前に結界を張るから建物の損害は被らないよ。」


いてて、痔になったらどうすんだ全く。


「それと、昼ごはん用意してくれないか咲夜?朝から何も食べてないからさ。」


「……わかったわ。食事は聖人の分も用意するわね。けど!紅魔館を傷付けないでね!」


そう言って咲夜は一瞬で何処かに行った。よし、昼ごはんの為にもはりきって遊びますか。


「待たせたな2人とも。」


「じゃあもう始めていいー?あとお尻にナイフが刺さったままだけど抜かないの?」


抜きたいのは山々なんだけどなフラン、丁度自分の手が届かない所に刺さってんの。


「弾幕ごっこしてれば取れるだろ。」


「端から見るとシュールだぜ。ルールはスペルカードは一人6枚まで、被弾回数は3回まででいいな?行くぜフラン!」


「うん!禁忌『レーヴァテイン』!!」


「ちょっと待て!!いきなりスペル!?」


開始早々フランが炎の大剣の弾幕で俺に斬り掛かってくる。うわ危な!


「逃がさないよ聖人お兄様!」


横にステップして大剣を回避したけど、フランは直角に曲がってすぐ俺の方へ向かってくる。


「私を忘れてないか聖人?」


後ろに走って移動してたら上空から魔理沙がレーザー弾幕と小型弾幕を放ってきた。やっぱ2人まとめて相手にしなければ良かった!


「っとと、避けれる空間が狭いな!」


一度立ち止まって魔理沙が放ってくる弾幕を体重移動で避けてると、フランが大剣を横薙ぎに振ってきた!


「横に大剣を振って攻撃すれば聖人お兄様でも避けれないよね!」


「もし上空に移動しようとするなら私が撃ち落とすぜ?」


左右に逃げても駄目、上空に逃げても駄目、前と後ろに逃げても駄目、これは詰んだ!?


「と思っているのか?前後左右上が駄目なら、がある!」


俺は地面に伏せるようにして大剣の横薙ぎを躱す。レーヴァテインの大剣の縦幅が予想より小さくて助かった。


「あれ!?避けられちゃった。」


「呆けている暇はないぞフラン?」


起き上がると同時にフランと聖理沙に向けてナイフ型弾幕を数十個放つ。魔理沙は小型弾幕で相殺して、フランは大剣を離して横に急加速移動して避けたな。


「流石は聖人だ、じゃあ私もスペルカードを使うぜ。恋符『ノンディレクショナルレーザー』!!」


「それは、厄介なスペルだな!」


魔理沙は自分の周りを回るレーザーを出現させて俺の周囲を包囲する。一対一の時ならまだなんとかなるが……。


「私も使う!禁忌『カゴメカゴメ』!」


「おいおい待て待て!それはいくらなんでもキツすぎるぞ!」


更にフランが大量の小型弾幕を配置し、大型弾幕を放ってきた。大型弾幕に押された大量の小型弾幕が俺に向かってくる。ちょ、無理ゲー笑えない。


「くっ!マジでキツいんですけど!」


なんとか弾幕の隙間を見付けてそこに体を強引に捩じ込ませて回避するけど、何時被弾するか分かったもんじゃないな!


「こらぁ!少しは手加減しろぉ!」


「「手加減って何?」」


ドや顔で言うな2人とも!ってヤバイヤバイ掠ってきた!


「もう無理だな、剣符『雷光斬』!」


手のひらを向かってくる弾幕に向けて、そこから雷の弾幕を放って相殺させる。


「フランのスペルの弾幕相殺されちゃった。ねえ聖人お兄様はフラン達に攻撃しないの?」


「したいのは山々なんだけどなフラン、弾幕が濃すぎて攻撃出来ねえんだよ!」


「会話する程の余裕があるのか聖人?スキだらけだな!」


「しまった!」


魔理沙が接近してることに気が付かなかった!至近距離で弾幕を放ってきやがった!


「ぐっ!」


逃げようにも木刀で弾こうにも弾幕の距離があまりにも近かったから1発喰らっちまった。


「魔理沙ナイスだよ!これで聖人お兄様はあと2回だね!」


「おう!この調子でどんどん行くぜ!」


「魔理沙、さっき俺に向けて言った台詞をそのまま返すぜ!想符『アクアウェーブ』!!」


ただ弾幕を喰らった訳じゃねえぞ?さっきの弾幕は回避も迎撃も出来ないからスペルカードの準備をしてたんだぜ!


「「きゃああああ!!」」


魔理沙とフランが俺から近かったからこのスペルを発動させた。よし、2人とも1発被弾したな。にしても魔理沙がキャーなんてな、可愛いところもあるもんだ。


「いてて、油断した。けど、もう油断なんかしないからな聖人!」


「意気込み結構、ならそろそろエンジンかけて行きますかね!」


「その前にフランが終わらせるよ!禁弾『スターボウブレイク』!!」


フランがさっきのスペルよりも密度の高いカラフルな弾幕を放ってきた。これ避けれる隙間あんの?ないよな?


「じゃあ初お披露目と行きますかね。想符『二重結界』!!」


「なっ!そのスペルは霊夢のスペル!何で聖人が使えるんだ!?」


「俺の2つ目の能力を使えばこんなことも出来るんだ。まあ、霊力の消費が激しいからポンポン使える訳じゃないけどな。」


厳密には想力だけどな。想力って何かって?読んで字のごとく想いの力だよ。想う力ってのは意外と強力なんだ、それを霊力とかに変換して他人のスペルを使ってる。


「ふう、防ぎきったか。」


自分の周囲に緑色の結界を張ってフランのカラフル弾幕を全て防いだ。フランは全弾防がれると思ってなかったらしく、唖然としていたな。


「うそ、全部防がれるなんて!」


「じゃあついでにこれも見て更に唖然としなフラン!想符『スピア・ザ・グングニル』!!」


「それはお姉様のスペル!きゃあ!」


俺は手のひらを上にかざし、巨大な槍の弾幕を作り上げ、それをフランに向けて投げ飛ばす。槍の弾幕はフランに直撃したな。


「っ!まだ、調整不足だから1発しか投げれないな。ちょいと無茶し過ぎたか。」


「お返しだよ聖人お兄様!禁弾『カタディオブトリック』!」


「私を忘れるなよ聖人!星符『メテオニックシャワー』!」


フランは壁や床に当たると反射する大小弾幕、魔理沙は量が多い弾幕を放ってきた。物量✕物量で攻めてきたか。


「だったらその弾幕の量を利用するまでだな。想符『エアーサークル』!」


体を1回転して周りに赤色の弾幕を配置する。そしてその弾幕と魔理沙とフランが放ってきた弾幕がぶつかる瞬間に、俺が配置した弾幕を爆発させる!


「弾幕が爆発!?あれ?フランが放った弾幕がこっちに向かってくるよ!」


「私のもかよ!」


「さっきのスペルは相手が放った弾幕を跳ね返すスペルだ。流石にあの量は結界じゃ防げないからな。」


俺が解説している間、フランと魔理沙は跳ね返された弾幕を避けていた。ふむ、魔理沙は全弾避けそうだな。


「このやろう!この弾幕を避けたら「何する気なんだ魔理沙?」ってうわあぁぁぁぁ!!」


「きゃあぁぁぁぁ!!」


フランは跳ね返された弾幕に、魔理沙は俺が上空から放った弾幕に被弾した。これでフランは被弾3回したな。


「もう、だめ……。」


フランは力無く倒れ、地面に向けて落下していく前に体が消えた。多分咲夜が時を止めて保護したんだろう。


「さて、これで一騎打ちだな魔理沙。」


「なら私の最高火力のスペルで聖人を倒してやるぜ!」


魔理沙は天井すれすれまで上に向かって飛んでいって、そこで箒の上に立った。何する気だ?


「逃げられると思うなよ?この魔砲を放った後には妖怪も人間も残らないぜ!」


「いや人間は残そうぜ魔理沙!」


魔理沙の台詞にツッコミを入れてる隙に、魔理沙は八卦炉を持っていない手と八卦炉の間にバチバチと細い紫色の雷を発生させる。


「マスタースパークじゃなさそうだな?」


そして魔力なのか?紫色の雷が青色の丸い魔力の塊に変化した。こいつはどでかいレーザーを放つ気か!?


「喰らえ聖人!!魔砲『ファイナルゥゥゥゥスパァァァァク』!!」


「なんじゃそりゃぁぁぁぁぁ!?」


八卦炉からマスタースパークとは比べ物にならないくらい巨大な虹色のレーザーを放ってきやがった!つーかそんな巨大レーザーを建物内で放つな!


「消えて無くなれぇぇぇぇ!!」


どうするどうするどうする!?あの巨大レーザーをどうやって回避する!?


「結界を張る?そのまま押し潰されるから無理だ。高速移動で逃げる?そもそも逃げれるスペースが無い。『想符 瞬間移動』なら回避出来るけど、それを使ったらスペル使用回数で俺の負けになる。どうすればいい!?」


もう考えてる時間が無い、逃げれないなら覚悟を決めて押し返すしかねえな!


「俺も、最高火力で答えるしかねえな!!想符『トライスパーク』!!」


両手を向かってくる巨大レーザーにかざしてオレンジ色、黄色、緑色のレーザーをぶつける。


「何ィ!?私の魔砲で押し切れないだと!?」


「んぐぐぐぐ!で、でたらめな威力だな。けど、このスペルだって火力なら負けねえぞ!」


「くっ!魔力を使い過ぎた!意識が、も、もう、だめ、だ。」


魔理沙は八卦炉を構えたままいきなり気絶した。それと同時に巨大レーザーもだんだん小さくなっていった。


「ふぅ、これは俺の勝ちでいいのか?あっ、魔理沙を保護しねえと。」


「魔理沙なら私が保護して家のベットに寝かせてきたわ。」


「っ!急に後ろから声かけないでくれ。」


いつの間にか後ろに咲夜がいた。


「食事の準備が出来たわ、丁度弾幕ごっこも終わったみたいだし、案内するわ。」


さて、ごはんだごはん!

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