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東方外遠記  作者: 颯人
第3章 外来人異変 ~Person from outpatient department accldent~
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VS美鈴、

「さて、咲夜、フラン準備はいい?」


「いつでもいいですよ。」


「私は大丈夫だよ、お姉様!!」


「さて、美鈴相手なのだから手加減なしで行くわよ!!」


レミリアがそう叫ぶと美鈴は腰を低くして構えた。


「じゃあ私からでいい?」


「いいわよフラン。思いっきり暴れなさい。」


「じゃあ行くよ。禁忌『レーヴァテイン』!!」


フランがレーヴァレインを降り下ろすと同時に美鈴が動き出した。美鈴はフランの攻撃をすれすれでかわし、回し蹴りを放つ。


「そうはさせませんわ。」


だが咲夜が時間を止めて美鈴の回し蹴りを受け止める。


「凄いね美鈴!!私の攻撃を避けるなんて!!」


「妹様、大丈夫ですか?」


「全然平気だよ!!」


「二人とも離れなさい!!紅符『スカーレットシュート』!!」


咲夜とフランが美鈴から離れると同時にレミリアのスペルカードの弾幕が襲いかかった。


「やったかしら?」


煙が晴れると少し被弾した後が見られる美鈴が立っていた。


「あの程度じゃやられないわね。咲夜、フラン、いい?」


「いいですよ。」


「大丈夫だよ!!」


「じゃあ行くわよ!!」


レミリアとフランと咲夜は美鈴を囲むように移動してスペルカードを取り出す。


「紅符『スカーレットマイスタ』!!」


「幻象『ルナクロック』!!」


「禁弾『スターボウブレイク』!!」


レミリア達のスペルが一斉に襲いかかった。


「今度こそやったかしら?」


しかし、煙から出てきたのは所々服が切れている美鈴の姿だった。


「彩符『彩雨』」


美鈴は煙が晴れるとすぐにスペルカードを宣言してレミリア達に弾幕を放つ。


「まずい!!!」


レミリアはスペルカードを使った直後の硬直がまだ抜けてなかったため動けなかった。


「きゃあああ!!」


「お嬢様!!」


「お姉様!!」


レミリアは吹き飛ばされたが、すぐに体勢を整える。


「だ、大丈夫よ、これくらい。」


しかし、体勢を整えたレミリアの目の前には美鈴のスペルの第二波が来ていた。


「くっ!!あの毒がまだ抜けきってないわね!!反応が出来ない!!」


レミリアが避けるのを諦めた時。


「幻世『ザ・ワールド』!!」


咲夜が時間を止めてレミリアを助けようとする、だが咲夜も健二の毒がまだ完全に抜けきってないため、すぐに息が上がってくる。


「くっ、これじゃあ間に合わない!!」


咲夜は急いでレミリアの所に向かうが、レミリアの位置は遠かった。


「こんなところで、こんなところで!!」


咲夜が諦めかけた時、急に咲夜の体が軽くなった。


「えっ?急に体が軽くなった?」


「全く、世話が焼けるな。」


「???」


咲夜の時を止める事が出来るタイムリミットを越しても時が動き出すことはなかった。


「最後まで諦めるなよ。」


咲夜は声のした方向を向く、そこには呆れた顔をした聖人がいた。


「聖人!!どうして!?」


「ちょっと咲夜の能力を借りた。」


「そんなこと出来るはずがないわ!!」


「忘れたか?俺の能力を。」


「!!!」


聖人の能力の二つ目に想像した技を扱えるみたいな技があったのを咲夜は思い出した。


「そうとわかればさっさと助けてこい。」


「でも、どうして助けてくれたの?」


「……本当は手を出すべきじゃなかったんだけど、もう誰かが傷つくのを見たくないんだ。」


「それは誰でも?」


「ああ、本当は美鈴も傷つけたくないはずだ。目を見ればわかる。」


「ありがとう。助けてくれて。」


「まあ頑張れ。」


そう聖人は笑顔で言った。


「はい!!」


咲夜は聖人が時を止めている内にレミリアを安全な場所へ運んだ。


「さて、もういいかな?解除っと。」


「……あれ、弾幕は?」


「お嬢様、もう大丈夫です。」


「咲夜!!あなたのお陰ね。」


「ありがとうございます。」


咲夜は何やら嬉しそうな表情だった。


「何かあったのかしら?」


「い、いえ!!何でもありません!!」


咲夜は慌てたように否定した。レミリアは咲夜の態度に不思議さを感じたが、追求はしなかった。


「まあその話は後で聞くわ、フランー!?」


「何~?お姉様?」


「フラン、咲夜、次で決めるわよ!!」


「わかりました。」


「わかった!!」


「最大の力で行くわよ!!美鈴に手加減なんかいらないわ!!」


そう言った後、レミリアは美鈴に話しかける。


「流石は紅魔館の門番と誉めてあげるわ。けど、目を覚ましてもらうわよ美鈴!!神槍『スピア・ザ・グングニル』!!


「メイド秘技『殺人ドール』!!」


「禁弾『カタディオブトリック』!!」


3人のスペルが一斉に襲いかかる。美鈴はそれを見て、避けようとはせず、静かに目を閉じた。


「……これは避けられませんね。流石です、皆さん。」


美鈴は回避をしないで受け止めた。


「はあ、はあ。」


レミリアは肩で息をしていた。本調子でもないのに全力でスペルを放ったからだ。


「うっ……。」


「美鈴~!!」


「妹様……。」


フランは美鈴に抱きついた。それを美鈴は優しく受け止める。美鈴に付いていた機械はレミリア達のスペルによって粉々に破壊された。


「心配かけて美鈴のばか!!」


「ははは、申し訳ありません。」


「美鈴、大丈夫かしら?」


「はい、大丈夫です。頑丈なのが私の取り柄ですから!!」


「本当に美鈴は頑丈よね。」


「伊達に門番はしていませんよ!!」


「それもそうね。さあ少し休んだら残りの人達を助けるわよ!!」


「「「はい!!」」」

戦闘描写うまく書けなくて本当にごめん

なさい


咲[反省してるのかしら?]


しようにも書いてて自分がそれを見て

へこみますから


咲[それは大変ね]


ところで咲夜さん、なぜ聖人を見てにやけ

ていたんですか?


咲[そ、それはどうでもいいじゃない!!]


あれあれ~、まさか聖人の事が


咲[殺人ドール]


ちょっとそれはまずいってぎゃああああああ


咲[さて、うるさいのはいなくなったので

次回予告ね。]


は……い、そうですね。


咲[しぶといわね。]


次回は霊夢とあの人が戦います。


咲[何となく予想はついているわ。]


それでは次回も見ていってください!!

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