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東方外遠記  作者: 颯人
第15章 他世界の人達との交流 ~Exchange with people of the other worlds~
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闘技場建設 前編

魔法の森の近くの平原


「飯も食ったし、とりあえずお前らに言うことがある。」


魔法の森の近くの平原で、磔が能力を使って闘技場を建設していた。と言っても自動で建設している。


「…朝の修業の話か?」


「それしか考えられないよね~。」


磔と絢斗が顔を見合せて言う。霊斗はその通りだと言わんばかりの表情をする。


「俺からの評価は…良くもなければ悪くもない。どちらかと言えば悪いけどな。」


「あれま、で、理由は?なんとなく想像出来てるけどな。」


「磔、前兆の感知は超技術としては不十分だ。100%回避出来ないってのが駄目だな。」


霊斗は磔に指を指しながら言う。磔はやっぱりかという表情になる。


「俺なりに模索したんだけどな。やっぱ駄目か。」


「悪くはないんだけどな。超技術を自分で編み出した事は誉めてやるよ。」


「うーん、これは快に聞いてみるかな。」


磔はそう言い頬をポリポリとかく。


「次に絢斗、瞬歩は超技術にする必要はないな。」


「やっぱり~?」


「改善点は分かってるのか?」


「大体わかってたんだけどね~、霊斗にそう言われたら改善するしかないね。」


そう言い絢斗はグミを口の中に放り込む。それを見ていた霊斗は薄く笑った。


「でもお前らが自分で超技術を編み出すとはな。これなら教えてない超技術を教えられる。」


「「えっ!?まだあるの!?」」


「当たり前だ。今まで教えてきたのは初級~中級くらいのレベルだ。これからは上級を教えてやる。」


霊斗がそう言った時、建設中の闘技場の近くから拳と拳がぶつかり合う音が聞こえた。


「この気配は、快と、誰だ?」


「おっ!あいつが来たのか。ちょっと様子を見に行くぞ。」


そう言い霊斗は縮地で音の発生源に向かっていく。続けて絢斗も縮地で霊斗の後を追う。


「おい!ったく闘技場の建設がまだだってのによ。」


磔はそう言いながら携帯電話を取り出す。


「…もしもし豊姫?」


「たっきゅん!!どうしたのかしら?」


「闘技場の建設手伝ってく「もちろん手伝うわよ♪」ああ、サンキューな。」


磔は携帯電話をしまう。それと同時に豊姫、依姫、春姫、夏姫が空間からやってくる。


「悪いな、半分は出来上がってるんだがな。」


「後は任せて♪でも、お礼はしてほしいわね♪」


「そうですね、姉さんの言う通りです。」


「「私達も欲しい!!」」


磔は四人にそう言われて頭を悩ませた。


「…今度皆でショッピングでいいか?」


「いいわよ♪」


「じゃ、任せたぞ!!」


そう言い磔は瞬間移動で、霊斗達が向かった所に行った。


「さ~て、はりきって建設するわよ~♪(たっきゅんとショッピング、フフッ、楽しみだわ~。たっきゅんとデパートとかに出掛けたことないからね♪)」


「昼前には終わらせたいですね。(磔さんとショッピング、どど、どうしよう!!服装どうしよう!!)」

















魔法の森


「着いたっと、あれは!!」


「来たか磔、中々目が離せない戦いをしてるぞ。」


そう言い霊斗はお茶を飲みながら目の前の戦いを見ていた。磔達の目の前で戦っていたのは、超本気モード4の状態の快と謎の青年だった。


「くっ、強すぎうわっ!!」


「どうしたどうした!?その程度か!?」


謎の青年の刀と快の拳がぶつかり合う。だが青年の方が攻めていて、刀だけでなく弾幕も快に向けて放つ。


「あぶなっ!!当たってたらヤバかったよ!!」


「ほう、それを避けるか。なら!!」


青年はヘラヘラ笑いながら快に向けて刀を投げる。快は刀を拳で弾くが、青年はすぐに快に弾かれた刀を掴み、切り払おうとする。


「やっぱりか!!」


快はジャンプして青年の攻撃を避けたが、青年は切り払おうとした刀を途中で止め、ジャンプしている快に向けて刀を切り上げた。


「おらぁ!!」


「うわっ!!」


だが快はその攻撃が来るのを分かっていたのか、すぐ足の裏に弾幕を配置し、刀と弾幕をぶつけ、その衝撃で青年から距離を取った。


「これも避けられるか、中々やるな。」


「零、その辺にしとけよ?楽しみが減るぞ?」


「その声は霊斗だな、久し振りだな。」


そう言い零は霊斗の方へ歩いてくる。


「それに、絢斗と磔も久しいな。元気だったか?」


「まあ元気だったぞ神谷 零。あれ?嫁さんはどうしたんだ?」


「神姫か?ちょっと待ってろ。うん、今ここの世界のアリスと料理について語ってるな。」


「でもアリスさん達の姿は見えませんよ?」


快は辺りをキョロキョロと見渡す。するとアリスと神姫という人が森の中から出てきた。


「あら、兄さん。戦いは終わったんですか?」


「いや中断した。快が中々に手強くてな。」


「うっほ!!美しい人!!じゃあ早速「神姫に変なことしてみろ、殺すぞ?」俺は自分を曲げない!!」


そう言って絢斗が神姫に近付こうとした時、空間から終作が現れて絢斗を連れていった。


「絢斗、召集の時間だ。」


「いいところだったのにな~、まあ召集なら仕方無いね。」


「あの、どちら様ですか?」


快が神姫に向かってそう訊ねる。


「初めまして、私は神谷 神姫と言います。よろしくお願いしますね。白谷磔さん、佐藤快さん。」


「自己紹介してないのに何で俺の名前を知ってるんだ?」


「俺の自慢の嫁だからな。」


そう言って零はどや顔をする。


「アリスさん、色々お話を聞かせてくれてありがとうございました。」


「こっちも色々な話を聞けたから良かったわ神姫さん。」


「随分と可愛い旦那さんですね、大切にするんですよ?」


神姫にそう言われてアリスは顔を少し赤くしながら頷いた。


「ところで快、何で俺の攻撃をことごとくかわせたんだ?」


「そうだな、まるで知っていたかのような感じで零の攻撃を避けていたな。」


零と霊斗が快に訊ねる。快は超本気モード4を解除して手に着けていたグローブを外した。


「それは僕が自分で編み出した超技術 超直感のお陰です。効果は、単純に言うと100%あらゆる攻撃を回避出来ます。」


「幻術もか?」


「はい、幻術も回避出来ます。」


「なるほど、磔の前兆の感知は快の超直感を参考にしたのか。」


霊斗は磔に向けてそう言う。磔は苦笑いしながら空間から取り出した水を飲む。


「そういうこと。さて、零、神姫。しばらくゆっくり観光していってくれ。バトルは明日からだからな。」


「じゃあアリスさん、買い出しに行きましょう。ユリスも誘って。」


「ええ、いいわよ快。」


アリスは快の腕に抱き付きながら人里の方へ歩いていった。


「じゃあ俺らも行くか神姫。それと磔、随分成長したな。力も精神も、磔と勝負するのが少し楽しみだ。」


零は磔にそう言い残して神姫と一緒に人里へ向かった。


「そういえば、何で絢斗は終作に連れていかれたんだ?知ってるか霊斗?」


「恐らくH、S同盟の集まりがあったんじゃねえの?」


「H、S、ああそういうことか。」














終作の作り出した空間


「諸君、集まったな?」


「集まったぞ主!!しかも新しいメンバーも入ってきました!!」


そう言い絢斗は無理矢理連れてきた三人を終作の前に連れてくる。


「おい絢斗!?何の用事があって無理矢理連れてきたんだ?まあ、咲夜と別れて行動してたから良かったものを。」


三人の内の一人、時弥謙治が絢斗を睨み付けながら言う。


「何で俺は連れてこられたんだ?」


状況の整理が追い付いてない時龍がそう呟く。


「このメンバーは、まさか!!」


三人目の黒崎終夜がはっとした表情をする。


「そうだ君達三人はH、S同盟に入る資格を持った人達なのだ!!」


「さっきからのその同盟の名前って何の意味なんだよ?」


「気付かないの~謙治?H(変態)S(紳士)の事だよ~。」


「マジか!!じゃあ女性のあんな写真やこんな写真等を見せ合ったり、交換したりするのか!?」


「そうだ!!その通りだ!!」


終作にそう言われて謙治、時龍、終夜はおっしゃー!っと、叫び声をあげる。


「ようし!!新たなメンバーも来たことだし、早速秘蔵写真を見せ合うぞ!!」


「「「「ラジャーーーーー!!!」」」」

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