謙治の日常
日常回というより説明回みたいな感じです。
謙治「俺と咲夜のイチャコラは!?」
次回以降書きますよ。
紅魔館
「ふわぁ、さて、そろそろ起きないとね。」
現在朝の6時、咲夜はベットから起きて窓のカーテンを開ける。
「今日もいい天気ね。お嬢様にとっては最悪な天気ね。」
天候は快晴、雲一つ無かった。
「着替えて咲と謙治を起こしに行かないと。謙治は10年前と変わらずまだ寝てるのかしら?」
咲夜はそう言いいつものメイド服に着替え、寝癖を直していた時、外から大きな音が聞こえてきた。
「何!?まさか侵入者!?美鈴は何しているのかしら!?」
咲夜は時間を止めて音の発生源に向かう。音の発生源は紅魔館の門の前だった。
「一体何が!?」
咲夜は時間が止まった世界で門の前に行った。そこで見たのは美鈴が壁にめり込んでいて、その前に謙治が立っていた。
「あのバカ!!何してくれてるのよ!!」
咲夜は謙治に苛立ちを覚え、ナイフを刺してやろうと思い、太股のホルスターからナイフを取り出す。だが咲夜がナイフを取り出した時。
「美鈴が壁にめり込んでるのは、真剣勝負の結果だ。」
謙治が咲夜の隣に立ち、咲夜の腕を掴んでいた。
「何で!?何で動けるのよ!?」
「んっ?何で動けるのかって?それは修業の成果さ。」
そう言い謙治が指を鳴らすと、止まっていた時間が動き出した。
「あっ!咲夜さん!!情けない所を見られてしまいましたね。」
「美鈴、謙治にやられたのかしら?」
「私が壁にめり込んでるのは、私が未熟だったからです。」
そう言い美鈴は気を解放して壁から抜け出す。
「謙治さんは本当に強くなってます。10年前とは比べ物になりません。」
「…謙治、朝食の時に10年間何してたか詳しく話して。」
「はいは~い。おっ!咲夜の下着は白色か、いいね!」
謙治は咲夜に相槌を打ちながらスカートを捲っていた。
「~~ッ!!」
咲夜は顔を赤くしながら謙治に数十本のナイフを放ったが、謙治はいつの間にかいなくなっていた。
「何処に行ったのよ!?」
「下着見られたくらいで顔を赤くする咲夜は本当にいいね!イタズラのしがいがある!!」
謙治は紅魔館の屋根の上にいた。一瞬で門の前から屋根へ移動したのだ。
「じゃ、レミリアを起こしに行ってくるぜい!!」
謙治はそう言い、瞬間移動したかのように去っていった。
「…取り合えず朝食を作ってくるわ。美鈴、貴方も来なさい。」
「分かりました。」
「さて、話して貰うわよ。」
朝食を食べたあと、レミリア、フラン、咲夜、咲、美鈴、パチュリー、小悪魔が椅子に座り、謙治はコーヒーを立ちながら飲んでいた。
「何処から話せばいい?」
「10年間何してたの?」
フランからの質問に謙治は若干頭を悩ませていた。
「修業だな、2年間はある世界の幻想郷で修業をしていた。」
「一体どんな修業をしたのですかお父様?」
「そうだな、最初は防御と回避を上げるために霊力の塊を避けるという修業をしたな。」
謙治は懐かしむかのように話していく。それを聞いたレミリアは不機嫌そうな表情をする。
「塊を避けるだけ?」
「塊と言ってもな、レミリア達に分かりやすく言うと霊夢が放つ弾幕の数十倍の速さで塊が動くんだぞ?」
「それを回避していたのね。」
パチュリーは呆れ顔で謙治の話を聞いていた。
「おいおい、パッチェさんよ。これはまだほんの触りの部分だけだぞ?それを避けた後は色々な人がらみっちりしごかれたり、食料や日用品を買いに行くときはある人の幻術を見破りながら行ったり、ある人からの突然のスリとかを避けたりしてたんだぞ。」
謙治はいつの間にか出したホワイトボードに修業内容を箇条書きで書く。それを見ていた全員がぽかんとしていた。
「それは修業初日からだったのかしら?」
「そうだぞレミリア。最初の頃は幻術を見破れなくて同じ所を1日中歩き回ったり、お金を捕られたからその犯人を探す為に1日中探し回ったりしてたな。いやー、懐かしい!!」
「それで、謙治はどんな技術や技を身に付けたの!?」
フランは目を輝かせながら謙治に聞く。謙治は待ってましたと言わんばかりにフランの胸を触った。
「ふむ、フランはBだな!意外と発育がよろしい!!」
「ど、どこさわってるの!?謙治のエッチ!!」
フランは顔を真っ赤にしながら謙治に弾幕を放ったが、謙治はそこにはもう居なかった。
「何処に行った「ふむふむ、レミリアはAか。姉より妹の方が発育がいいとな。最高だぜ!!」謙治!?何してんのよ!!」
謙治はレミリアの背後に回り込んでレミリアの胸を触っていた。続けて咲夜、咲、美鈴、パチュリー、小悪魔の順番に胸を触っていった。その間僅か1秒である。
「咲夜はD、咲はC、美鈴はG、パチュリーはF、小悪魔はEっと。貴重なデータが取れたぜ!!」
「って速すぎるわよ!!一体何をしたのよ!?」
レミリアは謙治にグングニルを放ちながら言う。謙治はグングニルを片手で受け止めながら小さくジャンプをする。
「今やったのは縮地と言ってな。0.1秒間に100回地面を蹴って超高速移動をする技術だぞ。」
「0.1秒間に100回!?まるで超人じゃない。」
「おっ!いいところに気が付いたな咲夜。俺達が10年間修業して身に付けたのは超技術という技術だ。」
謙治はホワイトボードに書きながら説明していく。レミリア、フラン、美鈴は真剣に謙治の話を聞いていて、咲夜、咲、パチュリー、小悪魔はメモを取っていた。
「超技術って言うのはな、簡単に言ってしまえば人間がもっている最大の身体能力を引き出す技術だ。」
「それなら、アクセルモードと変わらないんじゃないかしら?」
「悪い、説明が悪かったなパッチェ。超技術は引き出した身体能力を使いこなす技術の事だ。これならわかるか?」
謙治の問い掛けに全員が頷く。
「超技術の名前の由来は、普通の人間には扱うことが不可能で、超人が扱う技術の事だから超技術って呼ばれるらしい。」
「どんなのがあるんですかお父様?」
「教えて貰ったのは、さっきやった縮地。何もない空間を歩くことが出来る空歩。防御貫通攻撃の衝撃玉砕。何かを完全に模倣する模演。その応用版の陽聞。全身に霊力を固めて防御力をアップさせる肉鎧。その応用版の指鎧ってのがあるな。」
「教えて貰ったって事は、自分で編み出した超技術もあるんですか?」
小悪魔が謙治にそう訊ねる。それを聞いた謙治はぼりぼりと頭をかく。
「まああるな。けど、俺は1つしかないんだよな。」
「1つでも十分よ。さて、これで疑問が晴れたわ。私は少し寝てくるわ。」
「ねえねえお姉様!!フランも一緒に寝ていい!?」
フランの問い掛けにレミリアはため息をつく。レミリアのため息を聞いたフランは泣き顔になる。
「…しょうがないわね。ほら、行くわよ。」
「やったぁー!!お姉様大好き!!早く行こう!!」
「ちょっとフラン!!引っ張るな!!」
レミリアはフランに引き摺られるようにして、自室に向かった。それを謙治、咲夜、咲はやれやれといった表情で見ていた。
「じゃあ、仕事するわよ。「あっ、咲夜にレミィから伝言があったわ。」何でしょうかパチュリー様?」
「今日の仕事は休みでいいわよ。謙治と居なさいだって。久しぶりに謙治にあったからレミィは気を効かせたと思うわ。」
「おっしぁ!!咲夜!!出掛けようぜ!!」
「ちょ!!ちょっと謙治!!」
「あっ、待ってくださいお父様!!お母様!!」
謙治は咲夜を引っ張って玄関を出る。それに続くように咲が謙治を追い掛ける。
「咲夜はああ言ってるけど、嬉しそうな顔をしてたわね。」
謙治に引っ張られてる時の咲夜の表情は困った顔と同時に嬉しそうな顔をしていた。
「咲夜さんは強引に迫られるのが好きなんですもんね。」
「小悪魔、貴方意外と人を見てるのね。」
「これくらい知ってて当然です!!」
「これで咲夜のため息も無くなるわね。」
そう言いパチュリーと小悪魔は図書館へ戻っていった。
何処かの世界
「計画は進んでいるか?」
「ええ、進んでいるわ。」
「ならいい、なるべく急ぐんだ。あの男が超技術を完全にマスターする前にあの男のいる幻想郷に行くんだ。お前らの目的を達成する為にな。」
「分かってるわ、私はあの男の仲間に殺された。でも貴方が私を生き返らせてくれた。だから、私は目的を達成する。私達の目的は
白谷 磔を殺すこと!!」
最後にありがちな伏線を張っておきました。最後の奴等の正体が分かるのは次の章です。




