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東方外遠記  作者: 颯人
第三部 最終章 東方操壊狂 ~The east Chastity Destruction lnsanity~
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快VS国下

「なるほど、確かにアリスとは比べ物にならない程強いな。」


「あまり俺をなめるなよ?」


快と国下は拳を交えながら話している。国下がパンチすると同時に快もパンチをしている。


「アリスの事で必死になっているということは、アリスが恋人なのか。」


「そうだ、アリスは俺の初めての恋人だ。それをお前は傷付けたんだ!」


「傷付けた事は謝ろう。だがこっちにも事情があってな。」


そう言い国下は快にアッパーブローを放つ。それを快はバックステップをして避ける。


「事情がどうであれ、許すつもりはない。」


「だろうな、俺もお前の立場だったらそうしてる。さて、お喋りはここまでにするか。」


そう言い国下はさっきよりもスピードを上げて快に肘撃ちを喰らわせる。


「がっ!!速え!!」


「せいっ!!」


国下はそのまま体を縦に1回転し、快にかかと落としを喰らわせる。快が地面に激突したすぐ後に右拳で快を殴った。


「……今のを良く避けたな。」


「げほっ、ごほっ、なんてパワーだ。俺でも敵わないなんて。」


快は国下が放った最後の一撃を転がって避けたようだ。だが、その前の攻撃が効いたらしく、フラフラになっていた。


「これでも6割の力しか出してないぞ?俺を楽しませてくれよ。」


「楽しませる暇を与えねえよ!!気符 ギガシュート!!」


そう言い快は槍みたいな弾幕を出現させ、国下に向けて投げた。


「そんな攻撃当たらッ!!」


国下が避けようとした時に快の放った弾幕が膨張して国下に襲いかかる。


「だが、まだ遅いな。」


国下は快との距離を一瞬で詰めて回し蹴りを放つ。快はスペルを放った直後だったから避けれずに吹き飛ばされた。


「おいおい、これでもまだ準備体操みたいなもんだけどな。これで終わりか?」


「だろうと思った。」


国下は快の声を聞いた直後に背中を殴られて吹き飛ばされる。


「俺でも見切れなかった!?何でだ!?」


「気符 テレポテーション。空間移動したのさ。」


そう言い快は両手を合わせ、国下の後ろに回り込む。だが、国下も予想していたのかすぐに後ろを振り向いた。


「2度も同じ手には引っ掻かんねえ!!」


「だろうと思った。乱符 ラッシュストーム!!」


快は国下に防御される事もお構い無しに右拳で国下に向けて殴りかかる。


「甘いな、それで「終わりじゃねえぞ?」何ッ!?」


快は国下の右に回り込んでいていた。国下は反応して攻撃を防御して反撃しようとするが、既に快の姿は左側だった。


「そらっ!!」


「くっ!!今度はひだ「そこにはもういない。」後ろかよ!!」


快は国下の周りを高速移動しながらパンチを叩き込む。国下も快の動きを見て防御していたが、段々間に合わなくなった。


「最後だ!!」


そう言い快は国下にかかと落としを喰らわせる。


「甘いな快。」


だが、国下は快の動きをよんでいたらしく快の足を掴み地面に叩き付けた。


「あぐっ!!そ、そんなバカな!!」


「惜しかったな。動きはとても良かった、パワーも申し分ない、だが最後の一撃がかかと落としなのは勿体なかったな。容易に予想出来る。」


そう言い国下は快の腹にパンチを放つ。


「うぶっ!!ま、まだだ……あれ?」


「額の炎が消えたか、どうやら時間切れのようだな。」


そう言い国下は快の頭にかかと落としを喰らわせる。元の状態に戻った快は避けられず国下の攻撃が直撃した。


「……磔の友人で霊斗にも会ったことのある人物と聞いたから強い奴と思っていたが、期待外れだ。」


そう言い国下は快の方に背を向けて帰ろうとする。そして一歩踏み出した時。


「波符 かめ○め波。」


快の放った弾幕が国下の背中に当たった。国下は弾幕の衝撃で多少飛ばされたが、すぐに体勢を整えて快の方を見る。


「再び額に炎が灯ったか。」


「このままやられる訳にはいかねえんだよ。お前をブッ飛ばさないといけないんだ!!」


そう言い快は弾幕を大量にばら蒔くが、国下は慌てず、一つ一つの弾幕を回避しながら快に近付く。


「そんな攻撃じゃ俺は倒せない。お前の底は見えた、もうやめろ。」


「そんなのは分からない、やってみないと分からないんだ!!」


「そうか、なら。」


国下は弾幕を一つ一つ回避するのをやめて一気に快の懐まで潜り込む。そこで快の胸を殴ろうとする。


ガシッ


だが快は右手で国下の拳を受け止めた。


「なっ!!攻撃を受け止めた!?本気は出してないにしろかなりのパワーで殴ったはず!!」


「さっきの俺とは違うぞ国下。」


国下は攻撃を受け止められた事に多少動揺したが、すぐ体を動かして快の横から快に殴りかかる。だがそれも快の左手で受け止められる。


「何でだ、ってそのグローブから出ている炎か!?」


「そうだ、気力の炎は自分の能力を上げる。グローブから出ている炎を利用して自分の能力を上げ、更に炎で国下の攻撃を緩和する。」


「それでも、何故急に、そういうことか。目の色が変わったと思ったらパワーアップしていたのか。」


今の快の目の色は黒色ではなく、オレンジ色になっている。


「覚悟しやがれ。」


そう言い快は国下の懐に潜り込んで国下の顔面に向かってパンチする。だが、国下は快の手首を掴んでパンチを防ぐ。


「スピードも速くなったな。だがまだ足りないな。」


「パンチを当てようとは思ってねえよ。」


快は国下に掴まれた方の手のひらを国下の顔に向ける。


「何する気「炎符 フレアバーナー!!」ッ!!」


快は至近距離で炎の巨大レーザーを国下に放つ。


「……まだ倒れてはいないだろ国下。こんなもんで倒れるお前ではないはずだ。」


「いや、予想以上に威力が高くてびっくりした。ちょっと服が焦げちまったな。」


国下は快のレーザーを喰らってもピンピンしていた。


「作戦は成功と言った所かな。」


「何を言って「悪いな。」えっ?」


国下は快の後ろに回り込んで、首元に手刀を喰らわせて快を気絶させる。


「ったく磔も霊斗もとんでもない作戦を考えるもんだ。まあ、俺は戦う事が出来るからいいんだけどな。」














一時間前


「思い付いたのは、俺の友人達をここに呼ぶ方法だ。」


「とんな方法なんだ磔?」


「ここには俺の友人の恋人、霊夢、魔理沙、咲夜、妖夢、永琳、アリスがいる。」


磔はダッシュボードを作り出して、霊夢達の名前を書いていく。


「ふんふん、それで?」


「……まあ、出来ればやりたくない方法なんだが。」


「早く言いなさいよ磔。」


「わかってるって桜、そんなにカリカリすんなよ。取り合えず、霊夢達を死ぬ一歩手前まで追い込んでくれ。」


「それで、何が起きるのかな?」


幽透は磔にそう訊ねる。磔は分からないのかと言いたそうな表情で幽透を見る。


「幽透、もし幽香が死ぬ一歩手前の状態になっていたらどうする?」


「そりゃ、すぐに駆け付けるよ。それがどうし……、そういうことね。」


「恋人がピンチの時に駆け付けない人がいるか?俺の友人なら何が何でも絶対に駆け付けにくる。たとえ洗脳されていようがな。」


「要するに、俺達が悪役になれってことだな。」


「そういうことだ終夜、で、誰が誰と相手するかなんだが、どう決める?」


磔がそう言うと、国下が手を上げる。


「磔の友人の中で一番パワーがある奴って誰だ?」


「快だよ、アリスの恋人だ。丁度良いや、国下はアリスと戦ってくれよな。」


「わかった。」


「他は、適当に決めるか。霊斗、あとはよろしく。」


「へいへい、任せとけ。」















「他の奴等は上手くやっているんだろうか。終夜辺りが心配だな。」


そう言い国下は快を担いでアリスの夢の中から出る。
















魔理沙の夢の中


「ねえ、もう終わりなの?」


「くそったれ、こんなに強いのかよ!!」


魔理沙の夢の中では、体中傷だらけで地面に膝を付いている健二と光属性と闇属性のオーラを纏っている幽透がいた。


「君はそこそこ強かったよ。でも、この程度なのかな?さっさと本当の力を出してよ。」


「あれ?ばれちった?」


「バレバレだよ。そんなものに気付かない僕じゃな「ブハハハハハ!!」何が可笑しいのかな?」


「いやー、すまんね。まさかここまで上手く行くとは思わなかったからさ。」


そう言い健二は腹を押さえて地面を転げ回る。幽透は健二に弾幕を当てようとした時、幽透の体に星形の弾幕が当たった。


「痛ッ!!誰だ!?」


「へへーん、作戦成功だぜ!!」


幽透の後ろに帽子が取れている魔理沙がいた。


「健二は魔理沙が回復するまでの時間を稼いでいたのか。でも、この世界の魔理沙の攻撃は効かないよ!!」


「それは、やってみなくちゃわからないぜ!!」


そう言い魔理沙は八卦炉を前に構える。幽透も腰を低くして構える。だが、幽透が腰を低くした時に魔理沙は幽透の懐に潜り込んでいた。


「喰らえ!!」


「ッ!!速い!!」


魔理沙は星形の弾幕を放ったが、幽透は上空に飛んで回避した。


「おかしい、さっきまで戦っていた魔理沙とは別人みたいだ。スピードがケタ違いに上がっている。」


「そりゃ、そうだ。俺がいるんだからな。」


「その声、健二か!?」


魔理沙の体から半透明な健二の姿が出てくる。健二は肩を回しながら欠伸をする。


「そうだ、俺の目的は魔理沙に憑依することだ。俺だけの力で幽透は倒せねえからな。俺の力を魔理沙に渡したのはいいが慣れるまでに少し時間がかかるからな。」


「何か変な気分だぜ、でも、何か安心するんだぜ!!」


「そうか、これは気を引き締めてかからないとね。(終夜達も頑張っているんだ。僕だけ頑張らない訳にはいかないね!!)」


「「さあ、行くぜ!!」」















その頃の終夜


「うぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」


「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」


咲夜のピンチに現れた謙治と何かをしていた。


「これはどうだ!!」


「くっ!!中々やるな終夜!!だが、これならどうだ!!」


「むおっ!!お前もやるな謙治。まさかここまで咲夜の美しい姿の写真を持っているなんてな。」


「当たり前だ、咲夜の恋人たるもの、これくらいの物は持ってねえとな!!さて、ここからが本番だ!!これを見やがれ!!」


「こ、これは!!う、美しすぎる!!」


謙治は終夜に咲夜が凛々しい姿で花に水をあげている写真を見せる。


「だが、俺も負けてねえ!!これを見ろ!!」


「ぐはぁ!!何だその写真は!?」


終夜が謙治に見せた写真は笑顔でメイド妖精と話している咲夜の姿の写真だった。


「なんの!!まだまだこれからだ終夜!!」


「写真のストックはたくさんある。どちらが咲夜の可愛らしい姿に耐えられるか、根比べと行こうじゃないか謙治!!」


「……私帰っていいかな。」

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