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東方外遠記  作者: 颯人
第三部 最終章 東方操壊狂 ~The east Chastity Destruction lnsanity~
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次元を越えて来る者達

祝200話!!というわけで今回から大規模コラボとなります!!現段階で参加する先生方は「狼天狗先生」「終作先生」「甘味処アリス先生」「西園寺 灯先生」「面無し先生」「ファム先生」「まーりん先生」です!!


あっ、ここの回で出てくるオリキャラはキャラ情報を送ってくれた先生方のキャラです!!

磔side


「想符 アクセルモード4!!」


ドシュュュン!!


「えっ?な、何なの!?」


「て、てめぇ!!なんなんだよそれは!?」


夢月と東谷が驚いてるな。無理もないか、今まで変わったのは髪の色とオーラだけだったからな。アクセルモード4は髪の色とオーラ、目の色が蒼色になる。


「その力は、神力じゃねえか!!」


そう、このスペルで俺は人間から神になれる。つまり、神力も使えるって事だ。


「これは、私じゃ歯が立たないわね。敵に回さなくて良かったわ。」


夢月はそう言いながら銃をクルクル回す。いや、1度敵に回しただろ。


「さて、直ぐに終わらせてやる。悪いな夢月、折角来てくれたけどすぐ終わりそうだ。」


ここでアクセルモード4を使うのは想定外だったからなぁ。最後の最後まで取って置きたかった。


「いいわよ。磔のその力が見れただけで充分だわ。姉さんと幽香様にいい話が出来そうだわ。」


幽香にも話すのかよ。今度幽香に会ったら絶対戦闘を申し込まれるじゃん。


「すぐに終わらせるだぁ?笑わせんじゃねえ!!さっきまで俺にボコボコにされてた奴が言うんじゃねえ!!」


そう言い東谷は俺に殴りかかってくる。それを俺は右手で受け止める。ふん、弱いパンチだな。


「なっ!!」


「いとも簡単に受け止められた事に驚いてるのか?」


アクセルモード4になると身体能力が極限まで上がるからな。アクセルモード2や3とは比べ物にはならないぞ。


「ふざけんなふざけんなふざけんな!!」


「うっせえよ。さっきまでのお返しをたっぷりとしてやるぜ。蹴符 ディフュージョンジェル!!」


俺は神力を右足に溜めて東谷を蹴り飛ばす。このスペルはただ蹴るというスペルだけど、俺が蹴りを放った半径180°に衝撃波を放つというスペル。


「てぇぇぇぇめぇぇぇぇ!!!」


東谷は遠く空の彼方へ吹き飛んでいった。まあ、太陽に当たるように蹴り飛ばしたから生きてはないだろう。


「……世界は広いのね。」


そりゃそうだ、この状態でも勝てない敵とか世界を巡ればゴロゴロと居そうだからな。


「何ボケッとしてんだよ夢月。さっさと帰るぞ。」


とりあえず、眠い。朝早く起きちまったからな。朝は苦手なんだよ全く。


「磔の力が強すぎるのよ!!人間なの!?悪魔である私が恐怖を覚えたわよ!!」


「人間です。誰がなんと言おうと人間です!!さて、アクセルモード4を解除してっと。」


あっ、幻想郷には瞬間移動で戻るのか。もう想力しかないから使いたくないんだよな。


「夢月、妖力分けてくれ。」


妖力を想力で霊力に変換しようそうしよう。


「嫌です。」


少しは悩めよ。即答すんなよ。


「つれねーな。まあいいか。想「何帰ろうとしてんだよ?」まだ生きてるのか!?」


おかしい、ちゃんと宇宙に飛んでいくように計算してスペルを放ったはず!!なのに何で東谷の声が聞こえるんだ?


「何、今お前が戦ったのは俺の作った分身だ。本物の俺はあれより強いんだよ。」


周りに機械などない、つまり俺に直接話掛けてるのか。


「……何割の力で分身を作った?」


「2割だ。けど、2割の力を使ってもてめえを倒せなかった事に正直驚いてるぜ。だが、てめえの底は知れたから良しだな。」


チィ、あの力で本物の2割かよ!!勝てる見込みがねえじゃねえかよ!!


「それと、てめえが現代に行ってくれたお陰で幻想郷を支配しやすかったぜ!!あんがとよ!!」


「てめえ!!幻想郷に何をした!?」


何でこうも幻想郷を支配したがるんだよ!!何か恨みでもあるのか幻想郷に!?


「それは自分の目で確かめな。じゃ、さいなら。」


「待て!!チィ、切れやがった!!」


どうする、ここに残るか幻想郷に戻るか。


「どうするんですか?」


でも現代のこの世界に残ったら夢月の力は落ちる。帰るしかねえか。


「……一度家に戻る。それから考える。夢月、俺の肩に捕まってろよ。想符 瞬間移動!!」


霊夢達や絢斗達は無事なのか!?急がねえと!!
















磔の家の中


「っと、着いた!!」


豊姫や依姫、葉は無事か!?


「磔、無事だったのね!!」


「豊姫!!無事だったか!!」


とりあえず豊姫は無事、残りの二人はどうなんだ?


「磔さん!!」


「依姫も無事だったか!!」


二階から依姫が降りてきたな、支配されてる気配はない、良かった!!


「お兄ちゃん、用事は終わったんですか?」


「葉、相変わらずで良かったよ。」


葉も無事だな!!とりあえずここは東谷の支配がないってことだな。


「豊姫、今の幻想郷の状況が分かるか?」


どれくらい東谷の支配が広がってるのか知らないからな。知って対策を練らないと!!


「……かなりまずい状況よ。磔の友人達が操られてるわ。」


友人!?絢斗や彰や快達か!!


「まさか、全員なのか!?」


「そうよ、全員操られてるわ。それとその友人達の恋人らしき人が抵抗しているわ。」


マジかよ全員かよ!!でもそれを知れただけでも充分!!やっぱり豊姫は頼りになるな。


「んっ?恋人が抵抗しているって言ってたな?じゃあ操られるのを抵抗しているのか!?」


「そうですよお兄ちゃん!!霊夢さん達の悲鳴が聞こえますよ!!」


葉がそう言ったならそうだろう。葉は草達の声を聞けるからな。遠くで起こってる事も伝言ゲームみたいな感じで伝わるんだろう。


「急いで助けに行った方がいいですよ!!首謀者は博麗東谷ですよね!?」


そいつで間違いない。んっ?何で依姫は知ってるんだ?


「葉さんが教えてくれたんですよ!!」


「それなら納得だな!!」


さて、絢斗達は操られてる……あれ戦力的にやばくね?


「東谷は戦力を集めているわ。磔の友人に幻想郷にいる強い者達、こっちは私と依姫と磔と葉と夢月しかいないわ。言いたいことはわかるわね?」


嫌でもわかっちまうよ。聞かないでほしかったな豊姫。


「まだ操られていない人達をここに集めるんだろ!?わかっているさ!!」


霊夢や魔理沙達かな、とにかく集めてみないとわからねえな!!操られてたらその時対処するしかねえ!!


「でもどうやって集めるんですか?ここから出ていったら確実に見付かりますよ!?」


確かに操られてる奴に見付かったらアウトだな。


「わかってるさ依姫、こんなときの為にスペルを作っといたけど、こんなに早く使うとは思わなかったな。」


備えあれば憂い無し、このことわざの意味が今本当に染みるよ。


「磔、また何かするの?」


豊姫、そんな心配そうな顔で見るなよ。無茶な事はしねえよ。


「ちょいと離れてろ。さて、行くぜ!!想符 連関瞬間移動!!」


これは瞬間移動の強化版、俺が呼びたいと思った人を俺の所に移動させる事が出来る。それと最大20人まで同時に瞬間移動が出来る。


「「「「「「きゃあ!!」」」」」」


「よし、成功したな!!」


ちゃんと霊夢や魔理沙、アリスに妖夢、永琳に咲夜がいるな。


「あれ?ここは?」


霊夢は今何が起こったか理解していないな。


「ここは磔の家よ、博麗霊夢。」


「あんたは!!月の民!!」


あれ?霊夢と豊姫って面識あったっけ?まあ、細かい事はどうでもいいか。


「落ち着け霊夢、敵じゃないから。」


「……なるほど、大体わかったわ。」


永琳?俺まだ何も説明していないんだが?


「磔の表情とか周りの状況とか見ればわかるわよ。」


流石天才、お見それしました。


「そうか、それで皆に聞きたい。絢斗達はどうなった?」


あいつは過去に何回も操られたからな。暴走してなければいいんだけど。


「それが、絢斗さんが急に苦しみ出しまして、そこから私に向かって攻撃してきたんです。」


「そうか、辛かっただろ妖夢?」


絢斗は駄目か。よく見れば妖夢の服に斬られた跡が残ってるな。


「良太もよ。良太も苦しみ出して、そこから私に攻撃してきたわ。普段の姿を見ているけど、あんな行動考えられないわ。」


「霊夢もそうか。」


良太も駄目、霊夢は無傷、流石だな。


「私は魔理沙と買い物をしていたら快と健二に襲われたのよ。どうしちゃったのよ……。」


「アリス、しっかりするんだぜ。」


快も健二もか。アリスが泣きそうになるのを魔理沙がなだめているな。ということは、全滅か?


「そうよ、謙治も同じ感じよ。」


「咲夜、心読まんでくれ。」


流れ的にわかったんだろうけど。


「これからどうするのよ?良太達を変にした奴を倒しに行くのよね!?」


気合いは万全だな霊夢。だけど、気合いだけだな。


「……その前にやる事がある。詳しい事はそっちに行ってから話す!!」


「はぁ!?何でだぜ!?磔は健二達を救いたいとは思わないのか!?」


ったく魔理沙は俺らと東谷の戦力差がわかってないのか!!


「そうしたいのは山々なんだよ!!けど、今は時間がねえんだよ!!力を溜めているから話し掛けんな!!」


「磔さんが焦っている……。」


そりゃ焦るっての。驚いた顔で言うなよ妖夢。ぐずぐずして東谷に見付かったら終わりだからな。


「余程今回の出来事はまずいのね。」


永琳は察しが速すぎて助かるよ。


「悪いな魔理沙、急に怒鳴ったりして。でも本当に今は時間がないんだ。」


1秒を争うんだ。本当に東谷と鉢合わせたら終わりだ。


「じゃ、移動するぜ。想符 連関瞬間移動!!」




















月面都市の訓練所


「……着いたぜ。」


月面都市の適当な施設に入るように調整したけど、ここは訓練所かな?竹刀とか木刀とかあるからな。


「ここは、月よね?」


夢月は初めてだったか。にしても訓練所の中でよくここが月だとわかったな。


「わぁ!!何かあの青くて丸いものが綺麗ですよ!!」


原因こいつか、窓に写ってる地球を指さしてはしゃいでたら誰でもわかるか。


「はしゃぐな葉、皆居るよな?」


「ええ、皆居るわよ磔。」


豊姫、確認速いな。


「ここなら落ち着いて話せるな。さて、どこから話そうか。」


「まず、なぜ良太達があんな行動をしたのか説明して。」


睨むなよ霊夢、怒るのはわかるけどさ。


「霊夢、俺がやったわけじゃないんだが。まあいいや、良太達のあの行動はある人物に操られたのさ。」


「ある人物って誰の事なのよ?」


咲夜が睨みながら聞いてくる。だから俺がやったわけじゃないんだがなぁ。


「……霊夢の父親、博麗東谷だ。」


「!!!」


やっぱり霊夢は反応したな。他の人はピンと来ていないみたいだな。


「言っておくがこれは紛れもない事実だからな霊夢。それと現に俺は東谷と戦ったからな。」


「倒したのか!?倒したなら健二達も助けれるだろ!?」


興奮すんなよ魔理沙、倒したから助けれるとは必ずしもいかないだろ。


「落ち着け魔理沙、確かに倒した。だが、俺が倒したのは東谷の分身だ。」


思い返してみてもあれが分身だとは思えない。


「その分身は何割程の実力だったのかしら?」


おっと、豊姫達に話してなかったな。


「……2割だ。」


「どれくらい強かったのよ?」


強さが気になるのか霊夢、もしかして自分が倒そうとでも思ってるのかねぇ。


「……俺の全力で漸く倒せる程度だった。」


正直に伝えるか、そうした方が強さの想像がしやすいだろうし。


「「「「「「ええっ!!?」」」」」」


予想通りの反応だな、にしてもここまで声が被るのか?


「恐らく、本物に会ったら間違いなく負ける。これだけは断言出来る。俺でも倒せない。」


多分遊ばれておしまいだろうな。現にアクセルモード4を使うまで遊ばれてたし。


「本当なの月の民?」


霊夢、名前くらい聞いてあげようぜ?


「私は綿月豊姫という名前があるのよ。そうね、磔の言った事は本当よ。さらに言うと私や依姫でも倒せないわ。」


「じゃあどうするんだぜ!?このまま黙っているのか!?」


魔理沙は早くこの異変を何とかしたいのか。


「そうですよ磔さん!!置いてきてしまった幽々子様が心配です!!」


置いてきたという言い方はちょっと間違いかな妖夢。


「妖夢、更に悪い知らせがある。恐らく、幽々子は東谷に捕らわれた。」


連関瞬間移動で幽々子を連れてくるようにしたけど何もなかった。あの野郎、何を考えてる?


「そ、んな……。」


「幽々子だけじゃない。紫や霊香、レミリアや輝夜や神綺も捕まった。」


「ママが!?そんな……。」


アリスは俺の報告を聞くと泣き崩れた。同様に咲夜や妖夢も泣き崩れた。無理もないか、親や忠誠を誓ってる人がさらわれたらそうなるよな。


「そういえば早苗はどうしたんだぜ!?何であいつの姿が見えないんだぜ!?」


鋭いな魔理沙、敢えて言わないでおこうと思ったけど無理だな。


「それも悪い知らせだ魔理沙。今回の出来事を起こしたのは東谷だけじゃない。聖人も今回の出来事を起こした。」


「そういうことね!!」


霊夢は合点がいったような顔をしたな。何か導き出せたのか?


「東谷と聖人が今回の出来事を起こした。聖人の恋人の早苗はどっかに軟禁でもされてると思う。」


俺の予想、協力してくれる人の恋人なんか殺すつもりはないだろうからな。あくまでも予想だけどな。


「本当に打つ手無しじゃないか……。」


そういうわけだ魔理沙。


「どうにかならないんですかお兄ちゃん!!」


ちょっと待てよ葉、今考えてるんだから。


「そうですよ磔さん!!幻想郷の次は月に来ることも想定されます!!」


依姫の考えてる事は恐らくあってるだろう。幻想郷を支配出来たら次は月というのも想定できるしな。


「どうするのたっきゅん?」


口調が戻ったな豊姫、よし、あれしかないな。


「……打つ手はないわけじゃない。簡単な話、東谷より俺らが強くなればいいだけの話だ。」


「でも時間が足りないわよ!!」


わかってるさ咲夜、とりあえず落ち着け。俺に感情をぶつけるな。


「分かってる、あそこの部屋を使うけどいいか豊姫?」


あの部屋を使わないと間に合わないからな。嫌って言っても使うけどな。ちなみにあの部屋ってのはDBの精○と時の部屋の強化版だとかんがえてくれればいい。


「いいわよ、あの部屋を更に強化しといたわ~。自由に設定出来るようにしといたわよ~。」


いつ強化したんだよ豊姫?


「サンキュー豊姫、これで時間の件は解決したな。次は鍛える為にどうするかだな。」


「磔が私達に教えればいいじゃないの?」


「そうしてやりたいのは山々なんだけどな夢月。」


ったく、俺は夢月達の師匠とかじゃねえんだぞ?しかも俺が戦闘なんて教えたら付いてこれる奴なんかいねえぞ?主に精神的に。


「俺も鍛えないといけない。けど、ここに俺以上に強い人はいない。」


しゃあない、禁じ手を使うしかないな。後で映姫にどやされそうだ。あーやだやだ。


「どうするの磔?」


「あいつを呼ぶのさアリス、世界の理とか気にしてる場合じゃ無くなったからな。」


問題はきちんとこっちの世界に来てくれるかどうかだな。


「あいつって誰ですか?」


「気になるのか咲夜?今呼ぶからな。」


さて、呼ぶか。息を大きく吸って……。


「霊斗~(ボソッ)」


「小声かよ!!」


おっ!来た来た。ツッコミもいいね!!


「あんだけ大きく息を吸ったら大声で叫ぶのが当たり前じゃないのか!?」


「こうした方が出てくるんじゃないかと思ったんだよ。」


普通に呼んでも来なさそうだったし。


「あの~、誰ですか?」


葉、お前すげえな。生命体の中で最強を誇る奴に普通に話し掛けれるなんてな。他の人達は警戒しまくってるぞ。


「ああ、悪い。紹介が遅れたな。俺は博麗霊斗、世界を旅している者だ。」


「博麗!?あんたも博麗なの!?」


やっぱり霊夢が食い付いてきたな。


「んっ?そこに居るのは霊夢か!!ここの世界の霊夢か!?」


何だ何だ?霊夢を見た瞬間に霊斗が興奮し出しだぞ?あっ、霊斗の嫁が霊斗の世界の霊夢だったな。


「霊斗、とりあえず落ち着こうな。」


長い間霊夢に会っていなかったのか?


「悪い、何万年振りに違う世界の霊夢を見たからな。」


どこほっつき歩いてたんだか。


「何万年!?霊斗は何歳なんだぜ!?」


「この世界の魔理沙か。そうだな、8億位かな?」


改めて聞いてみても、想像出来ないな。


「「「「「「「「「「……(ポカーン)」」」」」」」」」」


俺と霊斗以外全員口を開けて唖然としているな。にしても、豊姫と依姫と夢月の口を開けた姿はレアだな!!写真撮っておこう。いいコレクションになるな!!


「霊斗はたっきゅんはどういう経緯で知り合ったのかしら?」


「たっきゅん?ああ、磔の事か。もしかして磔の恋人か何かか?」


霊斗、鋭すぎるぜ。やっぱりすげえな。


「まあ、豊姫とは恋人同士だ。半分強制だけどな。」


「大変だな、頑張れ。」


うん、同情はやめてくれ。泣きたくなる。


「そんなことより、豊姫の疑問に答えてやってくれ霊斗。」


「それもそうだな、俺が磔と知り合ったのは俺が自分の世界で主催したイベントに参加してもらった時に知り合った。」


詳しくは甘味処アリスさんの作品のコラボ小説のクリスマスと大宴会の小説を見てくればわかる……はず!!


「霊斗、頼みがある。」


「わかっている。この世界の幻想郷が今大変なんだろ?俺が主催したイベントに参加してくれた礼として手伝ってやるよ。」


良かった、協力してくれるか。してくれなかったらこの世界が終わってたよ。


「すまないな霊斗、ついでにもう1つ、あいつらも呼んでくれないか?」


「いいぜ、俺一人よりも人数がいた方がいいからな。」


そう言って霊斗は空間を手で斬る。その空間からドサドサと人が落ちてくる。おい、もっとマシな呼び方とかないのかよ?落とされた人達が混乱してるぞ?


「さて、お前達を呼んだのは他でもない。磔の世界を救うために来てもらった。久し振りだな、2日しか経ってないけど。」


「んじゃあ自己紹介していってくれ。よろしくな。」


霊斗に呼ばれて来た人達はまだ現状を理解していないみたいだけど、俺の言った事は理解したらしく霊夢達に体を向けた。


「んだよ、折角お茶を飲んで菓子を食べて和んでいたのによ。俺は黒素黑狂(コクソコッキョウ)っていう。料理の腕なら誰にも負けん。よろしく。」


黑狂はそう言いお辞儀をする。ふむ、髪の色も目の色も黒色か。ザ・日本人だな。髪型がオールバックなのは気になるが。


「折角スイ○バー食べていたのに、私は安倍桜(あべのさくら)よ。私のティータイムの邪魔をしたからには相当強い相手なんでしょうね?」


そう言い桜は俺の方を睨んでくる。俺が原因じゃないっての。


「桜、とりあえず俺を睨むのを止めろ。殺気出まくってるから、周りの奴等が警戒してるぞ。」


俺と霊斗と霊斗に呼ばれた人達以外はビクビクしてるぞ?


「知らないわよ、とにかくよろしく。」


はぁ、桜は怖いな、こういう人は正直言って苦手だ。出来れば会いたくなかったんだがなぁ。


「次は俺か、俺は黒崎終夜(くろさきしゅうや)だ。早速だが、皆のスリーサイズを教え「ないわよ~♪」うわらば!!」


おぅ、終夜言い終える前に豊姫に蹴飛ばされて飛んでいったな。にしても豊姫力強すぎだろ。


「いてぇ、だが俺は皆のスリーサイズを聞くまで「ちょいと黙ろうか?」あい、すんません。」


霊斗の威圧怖すぎ!!皆体を震わしてんぞ!!


「ちょっとくらい羽目を外してもいいじゃん。」


何か、終夜は残念系のイケメンだな。顔は良いのに性格が曲がってるな。こういう人は1人はいるか。


「最後は俺だな。幻真(げんま)と言う。よろしく!!」


幻真は一番まともそうだな。良かった良かった。


「ところで終夜?」


「何だ幻真?」


おい幻真、終夜にあまり近付くなよ。ろくな目に合わないぞ?


「後で俺にも皆のスリーサイズを教えてくれ!!」


「いいぜ!!普通はこう来るよな!!」


幻真はノリで言ってるのか?それとも本心なのか?そして終夜、これが普通とか言わない。


「……こんな個性的は奴等だけど、実力は確かだからな。他にもまだ来るけど、ちょっと時間がかかる。」


「わかった霊斗。皆、来てくれてありがとうな!!」


これでなんとかなる!!


「じゃあ、他の人が来るまで待つか。」


「その間に俺の茶でももてなすよ霊斗。」


黑狂が茶を出すのか。ちょっと意外だな。


「黑狂の茶は美味しいぞ!!」


「わかった、わかったから落ち着け終夜。」


「私は茶よりス○カバーを食べたいのよ。幻真、ちょっと持ってきなさい。」


「無理!!どんなのかわからないから桜!!」


ったく、さっきまで混乱していたのにもう騒いでやがる。まあ、あいつららしいけどな。


「磔、あの人達何者?」


「気になるのか霊夢?そうだな、一言だけ言えば、あいつら全員俺と同じくらいかそれ以上の強さを持ってる。」


実際に戦ってないからわからないけど、気配だけでも俺と同じか俺以上ってのは予想が付く。


「「「「「「はあぁぁぁぁぁ!!?」」」」」」


「特に霊斗は最強だ、あいつに勝てるやつを俺は知らない。」


手加減しててもほぼ勝つからな霊斗は。


「じゃあ磔が勝てそうな相手っています?」


「依姫、正直に言う。勝てない、無理!!あいつら誰一人として俺は勝つことが出来ない!!」


「「「「「「ええぇぇぇぇぇ!!?」」」」」」


キャラの口調が安定しない!!もしかしたら違うかもしれません。その時は教えてください!!


キャラ情報をくれた先生のキャラは随時出していく予定です!!まだ出していない先生は出してくれると助かります!!

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