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東方外遠記  作者: 颯人
第13章 幻想の平和、現実の戦い ~peacefully real fight of the fantasy~
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人間VS神、知られざる真実

今回は三人称視点です。あと、月夜見の武器はオリジナルです。


あと更新遅れて申し訳ありません!!色々あったんです!!いやもう本当に色々。

「ほう、わらわに勝負を挑むというのか?」


「そう言ったんだよくそ神!!」


「なめられたものじゃの。まあよいわ、まず貴様から浄化してやるわ!!」


そう言い月夜見は大きな傘を取り出して磔に向かって振るう。それを磔は大きくバックステップして避ける。


「そいつが武器か、もっと近代的なもんかと思ったけどな。」


「わらわはこれが一番しっくりくるのじゃ。貴様も同じじゃろう。」


「知らねえな!!」


磔は走って月夜見に接近する。月夜見が横に傘を振るうが、ジャンプして攻撃を避ける。


「おらぁ!!」


「甘いわ!!」


磔が木刀で月夜見の頭目掛けて振り落としたが、月夜見は傘を持っていない方の手で木刀を受け止める。そして、右足で磔の顎を蹴った。


「がっ!!ぐぶっ!!」


磔は避ける事が出来ず、直撃した。威力は凄まじかったらしく、磔の体が数メートル浮いた。それを見た月夜見は感心したような表情をする。


「人間の分際でそこまでしか飛ばないのか。思った以上にやるようじゃの。」


「くっそ!!」


磔は空中で1回転し、足から地面に着地する。そして反撃しようとした時。


「遅いわ!!」


月夜見がジャンプして、傘を磔目掛けて振り落とした。


ズトォォォォン!!!




















早苗side


「うっ、うん?」


あれ?私は確か宴会に参加していて……。


「ようやく気付いたのね早苗。」


「霊夢さん?何で私は気を失ってたんですか?」


宴会でお酒を飲んで聖人と話して……、そこから思い出せない?


「それは、あれを見ればわかるかもね。」


「あれって……!!」


霊夢さんが指差した方向に聖人に似た人が誰かと戦ってる!!


「そういえば聖人は!?」


「知らないわ、良太の姿も見えないし。」


「魔理沙さん達は!?」


「ここにいるぜ!!」


魔理沙さん達は霊夢さんの近くにいた。良かった、無事でしたんですね。


「それにしても、あの聖人に似た人は誰なのかしら?」


「……月夜見。」


「「「「「えっ!?」」」」」


永琳さん?何か知っているそうですね。月夜見って聞こえたんですが。


「聖人に似た人、あれは最近ここに来た白谷 磔よ。」


「そういえば、未来で会いましたね。」


あっ!!すっかり忘れてました!!何処かで見たことあると思ったら実際に会ってたんですね!


「そして、磔が戦ってる相手は……。月の神よ。」


「月の神ですって!?私達が行った時、あんな人おりませんでしたわ!!」


「それは、自分が出るまでもないって思ったんじゃないかしら。依姫と豊姫で充分だと。」


それって!!私達が戦って歯が立たなかった人達じゃないですか!!


「それで、どうして月の神が幻想郷に来ているのかしら?」


「わからないわよ、月夜見の考えてる事は私でもわからなかったのよ。ただ……。」


「ただ?」


「磔は負けるでしょうね。月夜見は神の中でも上位に入る。早苗の所の神より数百倍強いわ。」


神奈子様と諏訪子様の数百倍の強さ!!?次元が違い過ぎます!!


「じゃあ助太刀しましょう!!」


「駄目よ妖夢。貴女が行っても役に立たないわよ。」


「霊夢はどうなんだ?霊夢なら少しは役に立てるんじゃないか!?」


「無理よ魔理沙。悔しいけど、あれに敵わないって私の勘が言ってるわ。」


霊夢さんでも無理なんて、どうす「ズトォォォォン!!!」!!!


「磔さん!!」


「こんなときに健二達が居れば!!」


「……でも、磔も貴女達より強いわよ。」


「どうし……!!」


「どうしたんだアリス!?」


「あの大きな傘を、あれほどの威力の攻撃を、受け止めてる!!」


「「「「「!!!!」」」」」


磔さん、貴方は何を隠しているんですか!!私には分かります!!絶対に何か隠しているわ!!


「永琳さん!!磔さんについて知らないんですか!?」


「………………。」


「黙るって事は知ってるのね。教えなさい、磔は一体何者なのか?」


「私からもお願いするわ。お嬢様が前に磔さんの運命を見ようとしたけど見れなかった。」


「分かったわ。ただし、心して聞きなさい。いいわね?」


「わかっています!!」


「じゃあ、話すわよ……。」



















三人称視点


月夜見の攻撃は大地を揺さぶった。周りの地面は地割れがあちこち起きていた。それほど月夜見の力は凄かった。


「……これは驚きじゃの。」


こんだけやれば普通は生きていない。神でもない限り生きてないはず。だが、月夜見は未だ土煙が舞う、自分が攻撃した所を見て笑った。


「わっちの攻撃を受け止めたか。」


月夜見の傘を磔は片手に木刀、片手に弾幕で作った刀を持って受け止めた。


「(ふざけやがって!!たった一撃受けただけで体力が全部削がれた気分だ!!)」


「たかが人間と侮っていたようじゃ。わっちの攻撃を受け止めた輩は貴様が初めてじゃ。」


「そうかい!!だったら気を付ける事だな!!」


と、磔は強気になっているが、こうでもしないと心が折れそうだった。


「では気を付ける事にしよう!!」


メキメキメキメキ!!!


月夜見は磔を押し潰そうと傘を持っている手に力を込める。込めると同時に磔の体が沈んでいった。


「(ヤバイ!!このままだと確実に潰される!!けど一瞬足りとも気を抜けねぇ!!)」


「押し潰されてしまえ!!」


「だああああああ!!!」


磔は叫びながら地面を踏んだ。踏むと同時に石などを月夜見にぶつける。


「!!!」


「おらぁ!!」


一瞬月夜見が体勢を崩したので、磔は木刀で月夜見に攻撃する。だが月夜見は避けなかった。


「貴様の力ではわっちを傷付ける事は出来ない。」


「ちゃんと当たったのに!!くそったれ!!」


「ここまで戦闘が長引いたのは初めてじゃ。お礼にわっちの能力で終わらせてやろう。」


月夜見はそう言い傘を片手で持つ。磔は何処から攻撃が来てもいいように身構えた。


「身構えても無駄じゃ。」


「どうい……ゴボッ!!」


一瞬月夜見の体がぶれたと思った時には遅く、磔の体が切り刻まれていた。


「てめえ……まさか!!」


「言うまでもない。わっちの能力は知っておろう。」


「(その対策をしても駄目だったのかよ!!)」


「これが神の力じゃ。さて、とどめを指してやろう。」



















「いいわね?話すわよ……。」


永琳の言葉に早苗や霊夢達が耳を傾ける。


「磔は……本物の聖人よ。」


「「「「「「ええっ!?」」」」」」


「ど、どういう事ですか!?」


早苗は信じられないと言わんばかりに永琳に詰め寄る。霊夢達も同じ反応をしていた。


「早苗、貴女は聖人が昔話をしてくれた事はあったかしら?」


「それは、ありますけど。」


「どんな感じで聞いたのかしら?」


「幻想郷に来る前や、来た後の話……あれ!?何かおかしい!!所々抜けている!?」


「どこが抜けているんですか早苗さん!?」


「妖夢さん、確かアイリスという人物に捕まったことありますよね?」


「はい、薙刀を持った女性ですよね。」


「そこからの記憶が思い出せないんです!!いきなり一年くらいたった記憶しかないんです!!」


「それは閻魔が掛けた幻術よ、もう私の方で言うわね。本当は霊夢とアリスの結婚式のすぐあとに異変が起きたのよ。」


「そんな記憶ないわよ!!」


霊夢は永琳に突っ掛かる。魔理沙や咲夜もそんな記憶はないという表情をしていた。


「それも説明するわよ。あの異変はとても酷いものだった。」


「何がひどかったの?」


「あの異変が解決した時、皆ほぼ死んでたのよ。」


「死んでた!?あんた、私を騙したらどうなるかわかってんでしょうね!?」


「騙してなんかいないわ。生き残ったのは聖人と彰だけだった。そして、その二人で皆を生き返らせた。何を考えたのかわからないけど、閻魔が聖人を外の世界に追放したのよ。」


「そ、んな!!聖人は何も悪いことをしていないんですよ!!」


「ええ、確かにしていない。けど、強大過ぎる聖人の力を恐れた閻魔は皆を生き返らせるのに力を使いきった所を狙ったのよ。」


「酷いんだぜ!!そんな理由で追い出したのか!!」


「ええ、でも聖人を追放したとなると、貴方達が黙っていないと考えた閻魔は偽の聖人を作ったのよ。」


「それが……今の。」


早苗は言葉を上手くまとめれなかった。余程ショックらしい。


「そう、皆から呼ばれている泊谷聖人よ。」


「その事はあと誰が知っているのかしら?」


「私と紫と彰と幽々子と謙治くらいよ。」


「それだけしか知らないのね。」


「さて、話した事だし、私は月夜見と戦うわ。貴方達は何処かに避難してなさい。」


「……あんただけに格好いいことなんてさせないわよ!!もし良太がいない原因があいつならぶっ飛ばさないと気が済まないわ!!」


霊夢の言葉を筆頭に、魔理沙、アリス、咲夜、妖夢、アリス、早苗も霊夢と同じ反応をした。


「……わかったわ。気を付けて行くわよ!!」















「とどめじゃ!!」


月夜見がそう言い磔に傘を振り落とそうとした時。


「斬符 刺突!!」


「何っ!!」


絢斗が高速で突っ込んでくる。それを月夜見は能力を使い回避する。


「貴様!!やられたはず!!」


「俺を見くびるなよ~!!さあ!!さっきのお礼をたっぷりしてやる!!」


「絢斗、助かった。」


「いいってもんよ~。じゃ、神様を倒すとしましょうかね!!」







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