修行?いやいや宴会準備2(笑)
磔side
「……はっ!!」
あれ?朝寝ていたベットに移動している。俺はさっきまで……。
「確か、豊姫に抱き寄せられて。」
そのまま寝たってことですねわかります。
「ということは、夢オチっていう可能性もあるってことだな!!」
「そんなわけないでしょ♪」
「おわっ!!豊姫!?いきなり目の前に現れるなよ!?」
「いいじゃない♪私とたっきゅんは恋人なんだし♪」
……ナンニモキコエナカッタナー。ソンナコトアルワケナイジャン
「磔さん、これは現実です。早く戻って来てくださいよ。」
「あっ、本当なのね。」
「たっきゅんの寝顔可愛かったわよ♪まだまだ子供なのね♪」
「俺もう22才なんだけど?」
「私からしてみればたっきゅんなんてまだまだ子供よ♪」
「取り合えず、ご飯が出来ましたので食べましょう。」
おお、いつのまにかテーブルが設置されてる。依姫が用意してくれたのかねぇ?
「さあ食べましょう♪」
「はいはい……、おおっ!!旨ッ!!」
「良かったわね依姫、たっきゅんが旨いって言ってくれたわよ♪」
「あ、ありがとうございます。」
これは依姫が用意してくれたのか。家庭的な1面もあるんだな。
「まあ、私が教えたんだけどね♪」
「二人ともありがとうな。とても旨いよ。」
「「!!!」」
あれ?お礼を満面の笑みで言ったら二人とも顔を赤くしちまったな、なんでだ?
「(あの笑みは反則です!!平静に表情を保っていられません!!)」
「(今のは不意討ちだわ、たっきゅんもやってくれるじゃない♪)」
「マジでなんなんだ?」
ふう、飯も食べたし修行でもするかな。
「ねえたっきゅん?」
「どうした豊姫?ってかいい加減その呼び方やめてくれよ。」
「嫌よ♪私が聞きたいのは修行をするって言っても何か目標とかあるの~?」
「目標か、それはもう決まっている。」
「何々~?」
「と言っても2つある。1つ目は現に普通の状態で強くなることだ。」
それが俺の弱点、アクセルモードを使わないと強敵と渡り合えないことだ。アクセルモード2までならまだ大丈夫だが、3を使うと体に負担が掛かりすぎてな。多用はしたくないんだよな。
「今の状態でも強いんじゃないんですか?」
「よく言ってくれるよ依姫、あの時だって加減していたくせに。」
「そそそそんなことありませせんよよよ!!」
動揺している時点で当たってるのな。依姫はわかりやすい。
「でもたっきゅんは人間だから変身しないと渡り合えないのは当たり前だと思うわ~。」
「だと思うだろ?それが実際に人間の力で今まで強敵と渡り合ってる奴がいるんだよ。」
今頃、妖夢ちゃ~ん!!とか言ってんだろうな。あいつが本気を出したらアクセルモード3を使って互角の勝負が出来るか出来ないかだからな。
「へぇ~、地上の人間も中々やるのね♪」
「まあ、普通の状態で強くなるって事はもう1つの目標にも関係しているんだけどな。」
「もう1つの目標?」
「言うより実際に見せた方が早いな。いいか、まずこれが普通の状態だろ?」
「そうですね、何ら変わりはありませんね。」
「で、想符 アクセルモード!!」
「あの時のたっきゅんの姿ね♪」
一番使いなれてるスペルだけどな。後から考えたのにフレアスパークより使いなれてるってどうゆうことなんだか。
「次に、想符 アクセルモード2!!」
「ま、また変わった!!」
「今度は青緑色のオーラね。更にパワーアップしたじゃない。」
「ここまでならまだ体は持つんだ。更にまだ上があるんだ。」
「まだあるんですか!?」
「たっきゅん凄いわね~♪」
依姫と豊姫の反応の差が凄いな。姉妹なのに全然性格が反対だな。
「そして、想符 アクセルモード3!!」
「こ、今度は白金!?」
「一体どうやったらそんな風になれるのかしら♪」
「悪い、あまり教えたくはないんだ。話は変わるが、これが今まで強敵と戦ってきて、勝ってきたスペルだ。」
「引っ掛かる言い方ね、もしかしてその状態でも敵わない敵が出てきたのかしら?」
「その通り、この状態でも勝てない敵が現れた。そう、この状態ならな。」
さて、人に見せるのは初めてだが上手くいくかねえ?
「ま、まさか……。」
「まだ上があるっていることなのたっきゅん?」
「まあそういうことだ。多分びっくりするだろうな、想符 アクセルモード4!!」
そう言って俺は目を閉じる。4の場合は今までとは違い体の中にある神力を使う。怒りに任せてなら3にすぐなれるんだが、4は訳が違うからな。
「何も起きませんよ?」
「静かにしなさい依姫、たっきゅんが集中しているでしょ?」
いや、その呼び方が一番集中が欠けるんだが?まあいいや、集中してっと。
「…………。」
「…………見っけた!!」
後は見つけた神力を思いっきり解き放つだけ!!
ドシュュュュュュン!!!
「……これがアクセルモード4、上手くいって良かったよ。」
次からはもうちょい早く変身したいところだな。まあ、2回目だし上出来な方かな?
「髪と目が蒼色になった……。」
「しかも、この気は……、磔は神になったのね?」
「ご名答豊姫、俺はこのスペルで神になれるんだ。今まで神力はあったのにイマイチ使いこなせてなかったんだ、強いて幻符で少し使うくらいだったんだ。」
このスペルで神力が使えるようになる。それは更にパワーアップ出来ることに繋がるんだが。
「けど、まだ不安定ね。」
「そうなんだ、まだ俺自身も制御できていないし、体が持ちそうにない。だから普通の状態で強くならないといけない、この力をコントロールするのにな。そしてこのスペルはあまり使いたくはない。」
これは本当の最終手段として取っておきたいからな。けど、この状態で遠くからサポートは出来ると思うからその時には使うと思うけどな。
「わかったわ、たっきゅんの目標も見えたことだし、お姉さん張り切っちゃうわよ♪」
「もう戻していいか?」
と聞いたが戻しますけどね。あの状態でいられるのは今のところ1分が限界だ。
「磔さん……格好いい。」
「ん?依姫何か言ったか?」
「な、なんでもありません!!ありませんからね!!さあ強くなりましょう!!私もいい修行になりそうですから!!」
顔を真っ赤にしてカラ元気になってるのが見え見えだぞ、何を思って顔を真っ赤にしたのかは知らんが。
「ふふ、修行とか八意様とした以来だわ♪さあビシバシ行くわよ~♪」
「磔さん、手加減しませんからね!!」
「いや、俺普通の状態で修行するから手加減してくれ!!月の民とは頑丈さが違うんだそぉぉ!!!」
絢斗side
えー、皆様お久しぶりでござんす。私、相沢絢斗と言います。知ってるって?雰囲気壊すなよ、とっても大事な場面なんだぞ!
「っとと、これじゃあ読者にお前何をほざいているんだ?的な目で見られちまうな。」
そろそろ何が起こるか話すか、それはな……、遂に妖夢ちゃんと……うへへへ!!
「ぐへへへ!!!はっ!!いかんいかん、これを置く位置を決めなければ!」
まっ、要するに~妖夢ちゃんが一緒に寝ないか?って誘ってきたから~。思いきって行動してみることにしたのさ~!!時間は昼間だけど、冥界は暗いから問題ない!
「いつもは俺からだったからな~、これは期待してもいいんじゃないかな~?」
テンション上がるな~!!さて、本当にこれを置く位置を決めなければ!!これって言うのはティッシュペーパーの事な!!
「こんな状況になってああなるからこの位置がいいかな~?」
ティッシュペーパーを置く位置は大事だからね~!
「いやでも、こうなる場合もあるからこっちの位置の方がいいかな~?」
う~ん、2つ用意してくれば良かったなぁ~。
「やっぱこっちの方がいいかな~?」
悩む~!!凄く悩む~!!こういう経験をもっとしておくべきだったか~?
「でもやっぱりこっちの方か「どーでもいいです!!」後頭部にクナイを刺すのやめてくれませんかね~?」
しかも誰~?俺が見たことない人がいるぞ~?
「何してるのよ絢斗?一体貴方は何の準備をしているのよ?」
「色々とな~、って何で紫ちゃんと藍ちゃんまでいんの~?それとこの人誰~?」
俺は妖夢ちゃんと寝るってことしか聞いてないぞ~?
「この人は真よ、異世界から来たらしいわ。で、さっきまで藍と私と3人で話していたのよ。」
「初めまして、蒼様の式神の真と言います。」
ほうほう、特殊な着物を来ていて犬耳が生えてますねぇ、まるでドラ○もんを耳ありバージョンで女の子にしたロリィな娘ですねぇ~。ドラ○もんの様に丸っとはしていなくてスラリとしてますねぇ~。と言うことはまさか!!
「まさか……、4「違いますよ!!!」ぬわ~!!顔を切るなぁ~!!」
ツッコミ激しいこの娘!!普通顔をクナイで切ります!?
「本当に絢斗は何をしているのよ?さっきから浮かれてるみたいだけど?」
「紫~、察しなさいよ~♪」
幽々ちゃんまで、これは何だか怪しくなってきたぞ~?
「だって、相手はあの妖夢ちゃんだよ?これはとっても大事な事なんだよ?」
「貴方は何を言ってるんですか!?」
「真ちゃんにはまだわからないかもしれないけどね~、変なところでゴタゴタして冷めたら冥界じゃなくなるよここ。」
冥界じゃなくて南極大陸になっちまうよ?
「心配しなくても、絢斗が期待している事にはならないわよ。」
「そうよぉ~、相手は妖夢なんだから絢斗が上手くなくてもちゃんと一生懸命してくれるわよ~♪」
「幽々子!!そういうことじゃないでしょ!!」
「紫様、多分無駄ですよ。」
「つ~か何で紫ちゃん達がここにいるの?ちょいとお引き取り願ってくれない?」
見られるのは、あまり好きではないのさ~!!
「私は今すぐにでも出ていきたいです!!」
必死になってる真ちゃん可愛いね!!でも俺は妖夢ちゃん一筋なのさ~!!
「絢斗さんは今から紫ちゃん達が見たことのない絢斗さんになるから、本当の絢斗さんを見せることになるから、危険だから出ていってくれないかな~?」
「その通り、危険な絢斗を見張りに来たのよ。」
「本当にまさか、6「違うって言ってるんですよ!!」目が~!!目がぁ~!!」
今度は両目にクナイを刺された!!俺じゃなければ死んで……なくもないね~。
「あー、大佐の気分を味わったみたいだ……。」
「もう勘違いの度が過ぎてるから言うけど、別に絢斗と一緒に寝るという訳ではないのよ。」
「えっ……、うそ~ん。」
あー、期待してたのに、期待してたのに……。
「絢斗~?何処に行くのかしら~?」
「ちょっと築地まで……。」
「け、絢斗さん。何をしているんですか?」
この声は妖夢ちゃん!!何か元気がないねぇ~。
「さあ、私達はおいとましましょう。宴会の準備もしなくてはいけないし。」
「ふふふ、妖夢、目一杯甘えてもらいなさい♪」
むむ?紫ちゃん達が出ていったな?妖夢ちゃんは今にも泣きそうな顔してるし。
「絢斗さん……。」
「何々~?お悩み事なら聞いてあげ「絢斗さん!!」ぬわっ!!急に抱き付いてくるのは絢斗さんも予想外だったな~。」
「私……、どうすればいいんでしょう?」
「何がどうしたんだい?」
「もっと、強くなりたい、幽々子様や絢斗さんを守れるくらい強くなりたいんです!!でも、ううっ、どうすれば、いいか、ぐすっ、わからなくて。」
なるほどね、自分の限界を感じたのかな~?未来で自分が役に立てなかった事が悔しいのかな~?
「そっかそっか、それで元気がなかったんだね~。」
「私に、もっと力があれば……。」
「確かに力があれば守れたかもしれない、けど間違った使い方をすると大切な人も傷付ける。それでも強くなりたいっていうのかい?」
「はい、もうお爺ちゃんや絢斗さんの背中を追い掛けていくのは嫌なんです!!同じ所に立ちたいんです!!」
そう言って妖夢は俺の顔を見る。いい目だ、これなら伝授しても大丈夫そうだ。
「妖夢の気持ちはわかった、なら俺はそれに答えてやる。付いてきな。」
「は、はいっ!!!」
とうとう教える時が来たか、俺の秘密兵器を使う時が来た。まあ、それを使わないとキツくなってきたしいいか。妖夢の思いは本物だ、それに答えてやらないとな!!
「さて、そろそろ動きましょうか。あの青年の力も感じ取れなくなったし。」
「動くって何処に行くんですかお姉さん?」
「フフフ、それはもちろん……幻想郷よ!!」




