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東方外遠記  作者: 颯人
第13章 幻想の平和、現実の戦い ~peacefully real fight of the fantasy~
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修行?いやいや宴会準備(笑)

遅くなってすみません!!本当にすみません!!献血なんてもう二度としないぞ!

謙治side


「おっふ、死ぬかと思った……。」


やあ、謙治だぞ。さっきまでウィット・ルシファーという少女から手荒い歓迎を受けてたぞ!


「何で死なないの?」


「殺す気だったんか~い!!俺じゃなければ死んで……なくもないか。」


主に絢斗とか絢斗とか絢斗とかだな!


「どっちも化物ね。強さの次元を越えてるじゃない。」


「おやおや~?パッチェさん拗ねてるのかぁ?」


「別に、拗ねてなんかないわよ。」


と言いながら本を読んでる姿、拗ねてるようにしか見えないね!


「ねえねえ!!ここってどこなの!?何かたくさん魔導書があるんだけど!?」


「ここはヴワル大図書館と言ってな、そこで本を読んでるむらさ「月符 サイレントセレナ!!」もやしが管理しているんだぞ。」


なーんか弾幕が当たってるような気がするけど、気にしなーい気にしなーい!!


「何でびくともしないのよ!?」


「鍛え方が違うのさ!!っと、こんなことしている場合じゃなかった!!」


咲夜が風邪引いてるのに、遊んでる場合じゃなかったな!!


「貴方咲夜が風邪引いてるのにこんなところにいていいのかしら?」


「いや、原因はウィットだから!!というわけでちょっと行ってくるぜい!!」


「ボクはここで本を読んでるよ!!」


病院と言ったら、永遠亭だな!あとウィット、出来ればお帰り願いたい。



























「ちょっくら失礼するぜい!!」


机の中からこんにちは~ってな!!


「……来るのは構わねぇが、出てくる場所を考えやがれよ。」


えっー?永遠亭にある机の中から顔だけ出すってのはおかしいか?


「気にするな!ところでちょっとあれ頂戴!!」


「あれって何だ?」


「あれだよ!!あれあれ!!」


「あれじゃわかんねって言ってんだろ!!」


「ちょ!!それは痛えから!!」


槍の持つところで頭を叩くな!めっちゃ痛いんだぞ!


「薬をくれって!!ここは病院だろ!?」


「まあ、病院だな。だが薬と言っても俺は医者じゃねえから出せねえよ。」


「医者と付き合ってるのに出せねえのか?彰ちゃんださあ~い!!」


「よし、お前には1度ボコボコにしてやりたかったんだよな、そこから動くんじゃねえぞ?」


あれ~?彰が何か激怒しているぞ?何か爆弾をたくさん持ってるんだが?


「彰?まさか……。」


「あ?これ全部お前の次元の隙間に入れんだよ。」


「まてまてまてまて!!!死ぬから!!それ死んじゃうから!!」


ダイナマイトとか手榴弾とかTNTを1度に爆発されたら俺死んじゃう!!


「なあに、俺の能力で復活はさせてやるよ。良かったな。」


「何度でもあそベるドン!!っていいわけねえだろ!!」


「ほんじゃ、投入ー!!」


「No!!NO!!助けてえーーーりん!!!」


「彰、流石に止めておきなさい。」


えーーーりん!!!助かったよ!!


「咲夜が風邪引いたのでしょう?だったらこの薬を飲ましてあげなさい。」


永琳なぜ知ってるねん?でもこれで風邪が治るな!


「どうもどうも!!ではサラダバー!!」


「おっと、忘れもんだぞ。(ポイッ)」


「って手榴弾はいらんわ!!あっ、ヤバイヤバイ隙間に入っギャアアアア!!!」





















「ゴホッ、ゴホッ!!」


「遅いわね謙「たっだいま!!」ひゃああ!!」


「薬をもらってきたぜい!!」


「本当に貰っ……、何で焦げてるのよ?」


「新種のファッションだよ。あっ、薬は何ともないからな。」


彰のやつ、威力の高い手榴弾を人に投げるなよ。真っ黒になっちまっただろ!!


「咲夜、これを飲んで早く治しなさい。」


「わかりましたお嬢様。」


「よし!俺はのんび「謙治ーーーー!!!」り~したかったんだぞぉ~!!」


フランのダイレクトアタッーーーク!!俺は盛大に吹き飛ばされた……。


「ねえねえ!!今日宴会があるんだって!!フランも行っていいかな!?」


「そ~の前に俺の頭に箒が刺さってるので抜いてもらえますかね?」


「いや!!何で生きてるのよ!?」


「レミリア、俺を誰だと思っている!?」


「「アホ、バカ、マヌケ。」」


「ウヘヘ言葉責め最高……ってなぜパッチェさんもいるねん!?」


「日頃の恨みよ。」


俺何にもしてないんだけどなぁ~?主にパッチェの読書を邪魔したりとかしかしていないのになぁ。


「はぁ、どっこいせっと。」


「って普通に箒を頭から抜いてるけど平気なの!?」


「ん~平気じゃね?」


自分が平気だと思えば平気なんだ!!


「ねえねえ、え~ん~か~い!!」


「おお!!すまんな、行ってもいいぞ!!」


「やったぁーーーー!!!」


フランの笑顔、最高ですわグヘヘ!!


「ちょっと!!何で謙治が決めるのよ!?」


「えっ?別にいいんじゃねえの?」


「私が当主なのよ!!勝手に決めないで頂戴!!」


ほうほう、なるほど。


「つまり、偉いところを見せたかったんですね。わかりません。」


「うっ、もう勝手にしなさいよ!!」
























アリスside


「…………。」


「…………。」


あっ、こんばんは、アリスよ。今は快と一緒に気というものを高めているわ。何でも、快が今なれる超本気モードの上にいく為に必要なのらしいわ。


「…………。」


方法は瞑想よ、魔法の森の中で瞑想しているわ。家の中でもし超本気モードの上になれたら色々と困るからね。


「(それにしても、本当に色々あったわね。)」


快に出会う前までは退屈ではなかったけれど、楽しくもなかったわね。けど、快と出会ってからたくさん楽しい思い出が出来たわ。


「(でも、楽しい思い出はがりではなかったわね。)」


ルーミアの異変や未来での異変、とにかく思い出したくない思い出もあるわね。


「(でも、その度に快に守られてきたわ。)」


その守りたいという想いをはじけさして超本気モードになれたのよね。でも、本当に守れたのかしら?


「(……真の意味で守れたとは言えないわね。)」


未来での異変の時に快を置いていってしまった。あの時は本当に悔しかったわ。


「(今度こそ本当に守りたい!!いえ、守りたいだけじゃ足りないわ!!)」


思えば、快の背中を見てきたのよね。けど、それじゃ守りたいものも守れないわね。


「(今度は……快の背中を追い掛けるのではなくて、快と一緒に並べるようになりたい!!)」


それが、本当に支えるという意味!!私なりの解釈だけど、それを実現してみせるわ!!


「はぁぁぁぁ……。」


「アリスさん?どうしま……!!」


「はぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」


快の恋人として、これからも一緒に歩いていくために!!


「はぁぁぁぁ!!!」


「アリスさん……、なれたんですね!!!」


「……そうみたいね、オーラの色は変わってないけど、雷が走ってるわね。」


ビリビリ、ビリビリっと体の周りを纏うかのように雷が走ってるわ。


「アリスさん、おめでとうございます!!」


「ありが……って快もなれたのね!!」


「もちろんです!!」


快も私と同じオーラね、雷も同じだわ。


「……ちょっと失礼します。」


「あっ、快!?」


いきなりどうしたのかしら?何か感じ取ったみたいだけ「ただいまです。」早いわね。


「何か、僕らの様子を見ていた人がいたので捕まえました。」


「何で!?何で私の能力を使っても撒けなかったの!?」


快が右手に持っている人は、誰なのかしら?見たことない人物ね。


「取り合えず、名前を聞きましょうか。」


「私はルナよ。にしても貴方何者なの!?ナイフは刺さらないし、能力を使っても撒けなかったし!!」


ルナ……、私の知ってる限りじゃあ知らない人ね。


「ルナさんの能力って何ですか?」


「私は“加速する程度の能力“よ。それと、貴方達何でその姿なの?」


「これは僕の“本気になれる程度の能力“を使ったからですよ。アリスさんもそうですよ。」


どうして私も快と同じ事が出来るのかはわからないけどね。


「あっ、自己紹介がまだだったわね。私はアリス・マーガトロイドよ。」


「僕は佐藤快です。」


「アリスに快ね、ところでここは何処なの?」


「魔法の森よ。もしかしてルナって外来人?」


ここを知らないって事は、大体外来人よね。


「う~ん、違うと思う。私がここに来る前は博麗神社にいたから。」


「あ、そういうことですね。」


「快?何か分かったの?」


それにしても博麗神社にいたということは、訳がわからないわ。


「多分、どっかから来たんでしょう。例えば、パラレルワールドとか。」


「そう!!多分それだと思う!!」


「実際にあるのね。じゃあルナ?ここで話すのもなんだし、私の家に来る?」


「いいの!?よかったぁ、もうヘトヘトだったんだ!」


「決まりね、じゃあ早速「アリスさん!!」あっ、良太、どうしたの?」


珍しいわね、良太が私の所に来るなんて。


「今夜、博麗神社で宴会するので来てください!」


「本当?快、どうする?」


「僕は行ってもいいですよ、でもルナさんをどうするんですか?」


「私は宴会に行ってみたいなぁ!!ここの博麗神社はどんな風になっているんだろう!?」


「快、この人は?」


「この人はルナさん、さっき出会った人だよ。パラレルワールドから来たらしいよ。」


「あっ、蒼さんが言ってた人ですね。」


蒼?知らない単語が出てきたわね。


「うそ!!蒼がいるの!?ねえ何処にいるの!?」


「ルナ!!落ち着きなさいよ!!」


「神社にいますよ、蒼さんも宴会に参加するらしいですよ。」


「良かった、蒼もここにいるんだ。」


「では宴会で。」


もしかして、蒼って人もルナと同じ所から来たのかしらね?


「宴会かぁ、楽しみだなぁ!!!」


「それまで、家でまったりしてましょう。」


時間はまだあるし、ルナの話を聞いて宴会まで待とうかしらね。

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