蒼VS磔
コラボしている人の言動を書くのって中々に大変ですね、蒼狐さん、キャラ崩壊してたらすみません。
やぁ、磔だ。今は突然天井から降ってきた女の子と戦うところだ。
「私は強いよ?すぐに終わっちゃうよ?」
「……古代でどんな奴と戦って来たのかは知らねえけど、俺から言わせてみれば勝てない相手じゃないな。」
「ふーん、じゃあとっとと終わらせようか。妖符 マスタースパーク!!」
「いきなりかよ!!」
こいつ!!マスパを撃ちやがった!!しかも魔理沙のよりも断然に桁が違う!!
「どわっと!!」
横っ飛びをしてギリギリ避ける。ったく想力で体を強化してやっと避けれるのかよ。
「ありゃりゃ、避けられちゃった。ならもう1発!」
間髪無しで撃てるのかよ。中々に面倒だ!!
「けど、もう1発撃ったのは間違いだったな!」
俺は当たる直前で空を飛ぶ。マスパの弱点は知ってるからな。
「またしても避けられちゃった。」
「お返しだ!!想「残念♪もう1発!!」はぁ!?」
硬直とかねえのかよ!!撃とうとする直前だから避けられねえ!!
「うぐっ!!!」
「あー!!当たった!!最初避けられた時はびっくりしたよ~。」
ゲホッ、な、なんつー威力だよ。たった1回受けただけで気絶しそうになったぞ。
「今度こそ本当にお返しだ!!想符 フレアスパーク!!」
「磔も撃てるんだ!!けど、当たらないよ♪」
そう言って蒼は軽やかなステップで避けた。ちぃ、スピードや反射神経も中々に高いな。
「じゃあ今度は普通の弾幕を放つから♪」
普通……って何百もの弾幕が飛んでくるんだけどぉ!?
「おい!!これが普通かよ!?」
「そうだよ、ウィットとかこれくらい避けるよ。」
マスパの威力が半端なかったから弾幕を弾きたくないな。木刀が折れそうだ。だから、避けたり弾幕を放って相殺してるが、明らかに押されてる。
「くそっ、これじゃ攻撃出来ねぇ!!」
「じゃあとどめだね、大妖符 ファイナルスパーク!」
ファイナルも使えるのかよ!!あれ?スペカを使ったって事は、俺ヤバイじゃん!!
「まあ、そんな気はしてたさ。普通の状態じゃ勝てないことはな!!」
俺はあえて避けずにマスパに当たりに行く。まあ、ただ当たりに行くんじゃないけどな!!
「想符 アクセルモード!!」
当たる直前で発動させる。そして、自分の周りにバリアを張って防ぐ。バリアと言っても想力を体の周りに覆っただけだかな。
「ふぅ~、終わった終わった♪」
蒼は俺がマスパに当たったから終わったと思ってるな、なら好都合!!
「乱符 スピンシュート!!」
蒼に気付かれないように発動させる。まあ、弾幕ごっこじゃないし、いいだろう。
「ウィットよりは弱いってあれぇ!?」
「残念、あれで終わると思ってたのか!?」
「またマスパ!?しかも螺旋状に回転してるし!!ああもう!!霊式 二重結界!!」
っち、ギリギリの所で結界を使いやがった。妖怪なのに結界も使えるのか。そんなこと言ったら紫も使えるし、不思議ではないか。
「あ、危なかったぁ。あれ!?何で髪の色が変わってるの!?しかもオーラが緑色!?」
「さあ、続きを始めるか。」
俺は蒼に弾幕を放つ、別に木刀で攻撃してもいいけど、蒼は身長が小さいから当たりにくいんだよな。120cmの相手なんて初めてだし。
「そら!!そら!!そら!!」
「うわっ!!密度濃いよ!!」
「とか言いながら軽々しく避ける人の台詞かよ!?」
しかも息1つ乱れてないし、スタミナも化物級に持ってるな。
「……らちが空かない、先にこっちから仕掛けるか!開空 空が開く日!!」
このスペルは久々に使ったな。まあ、ちょっとずるいからなこのスペル。
「へぇー、面白いスペル使うね!!なら私も!!災害 地割れにはご注意を!!」
「地割れって地割れしたところから弾幕が出るのかよ!?」
「磔のスペルもほぼ同じだね~!!」
俺は地割れから出てくる弾幕を回避しながら蒼に弾幕を放つ、蒼は空から弾幕が降ってくるので、それを避けながら俺に弾幕を放つ。
「くそっ、当たってくれよ!!」
「当たらないよ!!ってうわあ!!」
よし!!やっと当たった!!しかし、チートスペルを使ってようやく1回かよ。
「あ、時間切れか。」
「いたた、久々にダメージ受けたなぁ。」
……ピンピンしてやがる。一応全力で放ったスペルなのに。
「なら私もチートスペルを使うよ!!神風 聖の光!!」
「聖の光?一体どんなスペルだ!?」
「ふふふ、見てからのお楽しみだよ!!」
「見る前に教えてほしいもんだな!!んっ?空からレーザー!?」
ええっ!?さっきの俺のスペルのレーザーバージョンかよ!!しかも360度に放たれてるし!!
「これはずるいだろぉぉぉぉ!!!」
「さあさあ、頑張って避けてね♪」
「無理だろぉぉぉがぁぁぁぁ!!!」
はい、レーザーに直撃しました。無理だよ、何処に行ってもレーザーがくるんだもん。しかも地面にあたったら反射するし、同時に襲ってくるし、1発の威力もさっきまでのスペルより強いし。
「はぁ、はぁ。や、やべぇな。」
「よく頑張った方かな?でも今度こそ終わらせるよ!!大雨 レインマスタースパーク!!」
「ま、また空から弾幕が降ってくるのかよ。」
「そう、しかもさっきよりも多いよ!!まあ、私も当たるんだけどさ。」
そこは改善した方がいいと思う。うん、蒼の言った通りさっきのレーザーの倍以上の弾幕が降ってきた。はぁ、仕方ないや。
「想符 アクセルモード2!!」
俺は更に身体能力を強化する。あまり人には見せたくないんだよな。
「ま、また変わった。しかも今度は青緑色!?」
「これだけの弾幕、避けるのは面倒だ。」
ならどうすればいいって?簡単な話だ。
「全て弾き飛ばせばいい!!だりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!!!」
俺は自分に当たる弾幕だけを両手を使って弾き飛ばした。流石の蒼も驚いた顔をしていた。
「そ、そんなのありなの~!?」
「ありだ、でも数が多いな。なら散符 花鳥風月!!」
残りの弾幕はスペルを使って全て相殺させる。いやー、多かった。
「さらに!!想符 フレアスパークレイン!!」
「それ私が使っていたスペル!!」
「まあ、使わないけどな。どうせ避けられそうだし。でもこれなら関係ない!想符 ソーラーレーザー!!」
俺は銃を取り出して蒼にレーザーを放つ。
「銃からレーザーを放つなんて斬新だね!!霊式 二重結界!!」
よし!!結界を使ってくれた!!果たして上手くいくかな?
「ふぅ、結界があれば大丈……、って何で結界を貫通してくるの!?」
「それは俺の能力の応用だ。俺に結界は通用しない。」
「きゃあああ!!!」
蒼はレーザーに当たって吹き飛ばされたが、すぐに体勢を整えて着地した。
「う~、痛いよ~!!服が破けたらどうするのさ~!?」
「知らんな、そんなことに気を配る余裕はない!!」
「んも~、磔は本当に人間なの?」
「よく言われる、俺は人間だ。」
何か自信無くなってきた。俺って本当に人間かな?いや、人間でありたいな。
「こんなに戦いが長引いたのは初めてだよ!!」
「そりゃ光栄だな。けど、手加減している相手に言われたくねえな。」
「あはは、ばれちゃった?」
バレバレだ。スペルしか使わないし、能力を使った所何か見てねえし。
「いい加減本気で戦ってくれよ餓鬼。千曳。」
「へぇー、私にそのワードは禁句だよ?いいよ、本気で戦ってあげる!!」
……安い挑発だが、上手くいったな。にしても、本人も身長が小さい事を気にしているのな。
「なら、時よ止まれ!!」
「ついに使ってきたか!!」
時間を司る能力を使ってきたか、なるほど本当に時が止まっているな、咲夜の能力の強化版か。
「これを使ったら勝っちゃうからつまんないけど、禁句ワードを言ったから終わらせるわ。まあ、聞こえてないと思うけどね♪」
バリバリ聞こえてますよ?まあ、このまま動けないふりでもしてますか。
「さて、どこ攻撃しようかな~?うん、蹴り飛ばそう!!」
どっからその思考になるんだ?まあ、蹴られたらたまったもんじゃないし、そろそろ動きますか。
「じゃあね「つ~かま~えた!!」えっ!?何で動けるの!?」
「それは俺の使えない2つの能力の内の1つ、“不可思議な力を無効にする程度の能力“のお陰だな。」
「使えないのに、何で使えるの!?」
「俺の最初に言った能力で使ってんだよ。さあ、喰らいやがれ!!蹴符 スクリュードライブ!!」
俺は掴んでいた蒼の足を離して、弾幕を作り出し、弾幕を体を捻りながら蹴る。
「そんなもの効かなってあれぇ!?意外と痛い!!」
「そりゃ螺旋状に回転してるし。でも、まだ涼しい顔をしてるな。」
「これくらいでやられたら師匠の名折れだよ!!」
「師匠って紫か?」
「そうだよ、でも何でわかったの!?」
そりゃ想像出来るしな。
「さて、そろそろ今回は終わりだ。次回はこの続きだからな。」
「メタいよ!!」
じゃないと区切りつかないし。まあ、次回も見に来てくれよな!!……この挨拶久し振りにやったな。




