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東方外遠記  作者: 颯人
第12章 未来編 ~Future fantasy~
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海水浴1

タイトルでは海水浴って書いてますが、実際に海で遊ぶのは次回になります。後、水着姿は皆さんの想像でお願いします。私には無理だったんだ!!

聖人side


「うーん、おっそいなぁ。」


どうも聖人だ。あっ、未来の方じゃねえぞ。未来の俺は何処かに行っちまった。


「しかし、女性は着替えるのが遅いとは聞いていたけど、いつまでかかるのかねぇ?」


今は砂浜で寝転がっている。俺はもう着替え終わったからな。脱いで履くだけだし。


「早苗と佳苗の水着かぁ、楽しみだな。」


そういえば、外の世界にいた時も早苗と海には行ったことなかったな。


「あー、早く来ないかな?」


「お、お待たせ……しました。」


「お父さん、お待たせ!」


「やれやれ、やっとき……た……か。」


「聖人?どうしたんです……って何で顔を真っ赤にしているんですか!?」


俺は、とんでもないものを見てしまった。なんと言うか、もうとにかく素晴らしいとしか言い様がないな二人とも。水着姿?想像にお任せする!!


「いや、あまりにも綺麗だからな。二人とも。」


「もう、照れますよ。」


「ありがとうお父さん!!」


いやー、俺は幸せもんだな!!もう死んでもいいくらいだ!!


「それにしてもお父さん、引き締まった体してますね!!」


そうかな?俺は普通だと思ってるけどな。


「じゃあ行きましょう!!海は初めて入りますからわくわくしますよ!!」


「お父さん!!早く行こうよ!!」


「佳苗、ダッシュすると危ないぞ。」


「大丈夫でふぎゃあ!!」


あーあ言わんこっちゃない、見事に転んだな。


「だから言っただろ?危ないって。佳苗は早苗と似てドジなんだから。」


「うぅ~、大丈夫だと思ったのに。」


「やれやれ、ところでさな……え?」


「みみみ見ないでくださいよ!!!」


えっと、早苗が何をしていたかと言うと、水着の紐をいじってたな。普通人のいる前でやらないだろ!


「見えないところでやれよ!!」


「す、すぐに直せると思ったんですよ!!でも予想以上にきつかったので緩くしようとしたらほどけそうになったんですよ!!」


……まあ、早苗は大きいからな。何がとは言わないぞ!


「平然とした顔をしてますけど、目は私の胸を見てますよ?」


「そそそそのような事があろう筈がございません!」


「バレバレですよ、相変わらず聖人は変態ですね。」


「お、男なんだから仕方ないだろ!?」


見るなって方が無理だ!!どうしても見えてしまうんだぞ!!


「それにしてもお母さん、本当に大きいですね!どれくらいあるんですか!?」


「い、いくら佳苗ちゃんでもそれは言えませんよ!」


「ふむふむ、早苗のあれの大きさはGくらいだろ?」


「ええっ!?どうしてわかったんですか!?」


「……適当に言ったつもりだったんだけどな。」


まさか当たったなんてな、その大きさならそのサイズは納得だな。


「かまをかけましたね!!」


「早苗が自爆しただけだろ?」


「うっ……。聖人の意地悪!!」


早苗が墓穴を掘っただけじゃん。


「ほ、ほら!!海に行くぞ!!」


「むー、さっきのは忘れてくださいね!!」


「ごめん、無理だ!!」


「いいから忘れてくださぁぁい!!」






































絢斗side


やぁ、久し振りの俺視点だね!!それにしても妖夢ちゃんと有夢ちゃんの水着、オラわくわくが止まらねえぞ!!ウヘヘ!!


「どんな水着なんだろうねぇ~?」


もう待ちきれんぞぉ!!早くこーい!!


「おおおお待たせししししました!!」


「お母様、ききき緊張しすぎででですよ。」


俺からしてみれば二人とも緊張している風に見えるけどね~。さて、姿をご拝見!!


「オホッ!!いいねぇ、いいねぇ、最っ高だねぇ!!」


何処かのロリコンみたいな口調になっちまった。でも本当に最高だ!!水着姿?俺には説明出来んから皆の想像の出番だそぉ!!あっ、スク水ではないぞ!!


「絢斗さん、にに似合ってるでしょうか?」


「似合ってる似合ってる!!今すぐにでも抱き締めたい程似合ってる!!有夢ちゃんも似合ってる!!」


「あ、ありがとうございます……。」


妖夢ちゃん顔真っ赤!!でも、俺は重大な事に気付いてしまった!!それは、有夢ちゃんの方が胸が大きい事に!!


「絢斗さん?今変なこと考えていましたでしょう?」


カチャ!!


あれ?妖夢ちゃん?刀何処から出した?


「正直に言ってくれましたら、許してあげるか考えますよ?」


「有夢ちゃんの方が胸が大きいんだねぇ!!」


「あうっ!!」


おっ!!有夢ちゃんは顔真っ赤にして胸を抑えながら縮こまったね!!可愛い!!


「堂々と私の気にしている事を言わないでください!!」


「いや!!つい口から出ちゃったんだYO!!」


「私も一応Cくらいあるんですからね!!」


「おっ!!これは良いことを聞いた!!ふむふむ、妖夢ちゃんのバストはCと。」


「メモしないでください!!斬りますよ!!」


とか言ってるけど、さっきから斬りかかってきているんだよね~!!言葉と行動が矛盾しているぞ!!


「落ち着くんだ妖夢ちゃん!!この事は俺のメモリーに永遠に保存しておくだけだから~!!」


「それを弄るネタにするんでしょう!?許しません!1回斬られてください!!」


「出来んる!!」


「どっちなんですかお父様?」


「とにかく、俺を斬りたかったら俺を追っかけるんだな!!ふぁ~はは!!」


「なら!!人符 現世斬!!!」


あれ?それは居合い斬りじゃん。やべぇ!!


「海に向かって猛ダッシュ!!」


「逃がしませんよ!!!」


斬られる斬られる!!!白い砂浜が真っ赤になっちまう!!それは嫌だぁ!!逃げるんだぁ!!





























良太side


絢斗さんは相変わらずですね。妖夢さんに斬られそうになってるのに笑顔ですし、ある意味尊敬しますよ。


「にしても、海かぁ。」


俺は一度しか行ったことありませんけど、こんなに綺麗でしたっけ?俺が見たことある海は茶色くなってましたから。それに対して今見ている海は透き通ってて海の底まで見えますよ。


「何黄昏てるのよ?」


「霊夢さん、やっと来ました……ね。」


「どうしたの良太、ってあんた鼻血出てるわよ!!」


「お母さん?どうしたんです……、お父さんはこの頃から鼻血を出すんですね。」


霊夢さんの水着姿、可愛すぎる!!上手く言葉には出来ないけど、とにかく可愛い!!綺麗!!そして良夢の水着姿も可愛い!!


「良太!!鼻血を止めなさい!!」


「えっ?ああっ!!ごごごめんなさい!!」


「ったく、いつになったら直るのかしら?ねえ、良夢、未来の良太も鼻血出すことあるのかしら?」


「はい、鼻血は出しますよ。丁度さっきみたいな感じで。」


「し、仕方ないじゃないですか!!」


その姿を見せられたら出ますよ!!


「それより、霊夢さんの頭に着けてるリボンは外さないのですか?」


「外そうと思ったけど、また結び直すのが面倒だからはずさなかったわ。」


何かすごく違和感を感じます。


「それにしても、こういうタイプのは初めて着けるからちょっと苦しいわね。」


まあ、普段は霊夢さんはさらしですからね。でもいつもさらしを巻いてる姿を見ているせいなのか、霊夢さんのあれが大きく見えますね。


「良太、どこ見てるのよ?」


「どどどこも見てないですよ!?」


「お父さんはお母さんの胸元をじっくり見てましたね。」


「良夢!!言わないでよ!!」


「ふーん、良太もそういうのに興味があるのね。」


うっ、興味が全くないというわけでもないから反論出来ない。


「ちょっとちょっとお父さん!!」


「どうしたの?」


良夢に呼ばれたから良夢の方に行くと、良夢が俺の耳元で何かを言いたそうですね。


「お母さんのあれの大きさ知りたいですか?」


「ちょ!!良夢!!俺をからかってるの!?」


「知りたいですよね?教えてあげますよ、お母さんのあれの大きさはDですよ。」


「意外と大きい……、あっ!!」


何か霊夢さんの方向から嫌な予感が!!これはまずいです!!


「良~太ぁ?何を聞いたのかしらぁ~?」


完全にご立腹だよ!!額に青筋を浮かべてるし!!顔は笑ってるけど何か怖いし!!


「いや、えっと、その。すみませんでしたぁ!!」


「謝ったって許さないわよ!!覚悟しなさい!!」


「うわっ!!だからって御札を投げないでください!俺は聞かされただけですよ!!」


御札は当たると痛いんですよ!!海に入る前に傷とか付けたくないんですよ!!


「そんなことはわかってるわよ!!」


ひどい!!八つ当たりだ!!


「ええい!!俺も海に向かって猛ダッシュ!!」


「待ちなさーい!!」



















快side


こんにちは、僕視点も久しぶりですね。早速良太と絢斗は追っかけられてますね。えっ?僕は何しているのかって?


「快!!気絶しないでよ!!」


「パパしっかりしてください!!」


アリスさんとユリスの水着を見て気絶したらしい。僕もよく覚えてないな、あはは。


「そうは言っても、無理がありますよ。」


僕も気絶するとは思ってなかったんですよ!ただ、アリスさんとユリスの水着姿の凄さにやられただけですよ。


「全く、いつも気絶するんだから!」


そりゃそうですよ。アリスさんのすらりとした足、腕等を見たら気絶しますって。普段アリスさんはあまり肌を出しませんから。


「気絶するってことは、似合ってるのかしら?」


「ににに似合ってますす!!」


「そう、ありがとね!」


アリスさんの笑顔が眩しい!!そしてユリスの笑顔も眩しい!!


「それにしても、パパは鍛えぬかれた体してますね!!」


「そ、そうかな?」


普通だと思いますけどね。シャドーボクシングや空手等を毎日やっていたからかな?


「(やっぱり、格好いいわね!)」


「どうしたんですかアリスさん?僕の体に何か付いてますか?」


「え?いえ!!な、なんでもないのよ!!それより早く行きましょう!!」


そう言いアリスさんは僕の腕に抱き付いて来た。


「ってなんでぇぇ!!?」


「に、人形を連れてきてないからちょっと怖いのよ。」


「だだだだからって腕にだだ抱き付くのは!!」


「パパ、ママの頼みも聞けないんですか?」


「き、聞けるよ!!聞けるけどね!!」


直に当たってるから!!アリスさん気付いて!!


「敢えてに決まってるでしょ。」


その台詞を顔を赤らめながら言うんですか!?そんなことされたらまた気絶しちゃいますよーー!!

























磔side


この流れからして健二が来ると思ったでしょ?残念私だ!!ん?お前は何してるんだって?そりゃあ海と言ったらあれしかないだろ!!


「だからって海の家まで再現すんなよ。」


「いいだろ別に、小腹が空いたときや喉が渇いた時どうすんだよ?ってか謙治、お前何しに来たんだ?」


「ん?小腹が空いた。」


「要するに何か作れってことか?」


さっき朝食食べたばっかじゃねえのかよ。まあ、すぐに出来るけどさ。


「…………ほい、焼きそばお待たせ。」


「おい、この短時間にどうやって作った?」


「時を止めただけだが?」


「だろうな、おっ!うめえ!!」


「さて、区切りもいいし、今回はここまでだな!」


「次回も見に来てくれよな!!」


「……焼きそばを口に入れた状態でどうやったらそんな綺麗に発音出来んだよ!?」

















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