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東方外遠記  作者: 颯人
第12章 未来編 ~Future fantasy~
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強すぎる相手

今回は鬼畜な紫が出てきます。そこのところ注意を。

「ふふ、少しは面白くなったわね。」


「その余裕な顔を消してやる!!」


紫は余裕そうな笑顔で良太を挑発する。良太は紫の挑発に少し腹を立てたが、すぐに深呼吸をして頭を冷やす。


「霊夢さん、これを!」


良太は霊夢に向けてスペルカードを投げる。


「何よ……ってこれは!!」


「恐らくこの状態でも紫さんには勝てないと思います。でも、霊夢さんがそのスペルを発動すれば勝てるかもしれません!!」


「でも、このスペルは……。」


霊夢はスペルカードを見ながら狼狽える。その理由は……。


「私、このスペルを成功させたことないのよ。」


そう、良太と戦った時に使った最後のスペルは未完成だった。もし完成してたら良太でも勝てなかっただろう。


「今の霊夢さんなら大丈夫です!!」


「そうですよ霊夢さん!!紫さんは私と良太君で食い止めます!!その内に成功させてください!!」


「……わかったわよ!!やってやろうじゃないの!!良太!早苗!頼んだわよ!!」


そう言い霊夢はお祓い棒を前に出して詠唱を始める。


「何をするつもりかは知らないけど、私が見過ごすと思ってるのかしら?」


「そうですか、なら俺が食い止めますよ。」


「私もいますよ!!」


「良太はともかく、過去の早苗なんか私の足元にも及ばないわよ。」


「ふふふ、それはどうですかね?」


紫の言葉を聞いた後、早苗は不敵に笑った。


「私もパワーアップ出来るんですよ!!超奇跡 アクセルモード!!」


早苗がスペルを使った瞬間、早苗の全身から緑色のオーラが溢れでてきた。


「これは、聖人のスペル!!」


「私は聖人の恋人なんですよ、これくらい出来ますよ!!今の私は……超現人「それは言わないでください。」ですよね~。」


「くだらないコントは終わったかしら?そんな変身しても大して変わらないわよ。」


「それは……どうですかね!?」


良太は高速で移動し、紫の近くで弾幕を放つ。


「は、速い!!」


紫はスキマを開いて良太の弾幕から逃げる。良太は紫がスキマで逃げている間にスペルカードの準備をする。


「さっきよりは強くはなったわね。」


「余所見している暇はありませんよ!!」


「!!!」


早苗は紫がスキマから出てきた時にお祓い棒で紫を殴り飛ばす。


「やるわね……。」


「まだまだですよ!!」


早苗は紫が体勢を整える前に紫の後ろに回り込んで蹴りあげ、すぐに上昇し。


「秘術 グレイソーマタージ!!」


紫に大量の弾幕を放つが、紫はクナイ弾幕で相殺する。


「全く、うざいわね。」


「すきだらけですよ!!」


早苗は紫にお祓い棒で殴るが、紫はそれを避けて拳で早苗を殴る。それを早苗はお祓い棒で持ってない手で受け流す。そしてまた殴る。


「はあぁぁぁぁぁ!!!」


早苗は必死に殴りかかるが、紫は余裕そうな表情で対応する。


「まだまだ甘いわね。」


紫は早苗の攻撃を避けた後、早苗のお腹に蹴りを入れる。


「うっ!!」


「はぁ!!」


早苗がうずくまっている間に紫は両腕で早苗を殴り飛ばして地面に叩き付ける。


「きゃあああ!!!」


「この程度?まだ私は3割しか力を出してないのよ?」


「なら、出させてあげますよ!!銃符 魔閃烈光弾!」


良太はショットガンを取り出して、銃口からレーザーを放つ。


「……ふん!!」


紫はスキマから日傘を取り出して良太の弾幕を弾き飛ばす、これを見た良太はもう一回同じのを放つ。


「何度やっても同じよ!!」


紫はさっきと同じく日傘で良太のレーザーを弾き飛ばそうとするが。


「俺がただ真っ直ぐにしか飛ばないレーザーを今更放つかよ!!」


良太がショットガンを右に向ける、すると紫に向かっていたレーザーが右に曲がった。


「何ッ!!」


紫が動揺している間に良太はレーザーを操り、紫の後ろにレーザーを放った。


「ふん、そんなレーザー喰らっても効かないわよ。」


「そうだといいですね!!」


良太は紫にレーザーが当たる瞬間、レーザーに力を込めて威力を上げた。


チュドォォォン!!!


「やったんですか良太君!?」


「まだくたばらないとは思うけど、少しはダメージを与えたと思います。」


良太は早苗の問い掛けに煙が漂ってる所を見ながら答える。


「全く、少し効いたじゃないの。」


煙が晴れると、無傷の紫が立っていた。


「……これは生半可な威力のスペルじゃ無理ですね。」


「そうですね、ならこうしましょう!!奇跡 二重結界!!」


早苗は紫の周りに二重の結界を張る。だがそれを見て紫は不敵に笑った。


「こんな結界、直ぐに壊せるわよ。」


紫の持っている扇子が結界に触れた途端、結界が粉々になった。


「時間を稼ごうとしたのだけれど残念だったわね。」


「ならもっと稼ぎますよ!!銃符 オーバーショット!」


良太はショットガンをしまい、ハンドガンを両手に持って弾幕を撃ちまくる。


「そんなでたらめに撃っている弾幕なんか当たるわけないわよ。」


紫はため息をつきながら良太の弾幕をスキマに入れる、だがそれを見ても良太は弾幕を撃ちまくるのを止めなかった。


「遂に頭がおかしくなったのかしら?」


「それはどうですかね!?奇跡 セイントキャプチャー!!」


「ッ!!小賢しい真似を!!」


早苗は良太が弾幕を撃ちまくって紫の注意を引き付けてる間に後ろから拘束用のスペルを使い、紫の動きを止めた。


「どうですか!?」


「本当に鬱陶しいわ、こんなもの一瞬で引きちぎれるわ。時間は大した稼げなかったわね?」


「一瞬でも稼げれば充分なんですよ!!喰らえ!!銃符 アンスタンドバルス!!」


「大奇跡 八坂の神風!!」


「ここでそう来るのね!!」


良太と早苗はそれぞれのラストワードで全ての力を使って攻撃する。紫はそれを見て避けようとはしなかった。


ズドドォォォォン!!!


「はぁ、はぁ……。」


良太は息を荒くしながら手を膝に付き、元の状態に戻った。


「流石に……ダメージは与えただろう。」


「そうですね、いくらなんでもあれだけの攻撃を受ければダメージは……!!」


「どうしたんですか?さな……!!」


良太が早苗に聞こうとした瞬間、良太の心臓にレーザーが直撃した。


「あ……あ……。」


「流石に……効いたわよ。」


早苗と良太が攻撃を放った所に、服に汚れがついた紫が立っていた。


「な……んで。」


「別に驚くようなことではないでしょ。当たる瞬間に力を5割に解放しただけよ。」


紫はだるそうに説明する。早苗は急いで良太の所に向かったが。


「無駄よ……心臓を貫いたんだからもう死んでるわよ。」


「良太君!!良太君!!」


早苗は良太の体を必死に揺らすが、応答は無かった。


「あの力がコントロール出来ていたならもう少し生き延びれたでしょうね。なんともアホな餓鬼ね。」


「ふざけないで!!」


早苗は紫に弾幕を放つが、紫は首を振って避け早苗を殴り飛ばす。


「うぐっ!!」


「ほれ、お土産よ。」


「何を……ッ!!」


早苗は吹き飛ばされ、壁に激突した痛みに耐えながら紫の方を向こうとした時、早苗の体全身にクナイ弾幕が刺さっていた。


「ゴホッ!!」


「何を怒ってるのよ?貴女も同じようになるんだからいいじゃない。」


「うっ……、そんなの、わから……ないわよ。」


「そう?ならしてあげる……!!」


紫がそこまで言った時、霊夢の足元に魔方陣みたいなものが浮き出たと同時に御札が大量に現れ、霊夢の周りを囲った。


「遂に来たわね。」


さらに御札が増えて霊夢の周りを囲うと同時に霊夢の体も半透明になっていった。


「もう、あんたも終わりよ!!」


霊夢がそう叫ぶと同時に御札を御札が四方八方に飛び散った。


「遂にそのスペルが来たわね。」


「未来の紫、覚悟しなさい!!」


そう言い霊夢は紫に御札を投げる。紫はそれを避けて霊夢に反撃するが。


「……やっぱりね。」


紫の拳が霊夢の体をすり抜けていった。その隙を霊夢は見逃さずにかかとおとしを喰らわせる。


「ぐっ!!」


紫は地面に叩き付けられそうになるが、寸での所で体勢を整える。


「まだまだよ!!」


霊夢は高速で紫に近付き、封魔針を投げたりお祓い棒で殴り飛ばしたりする。紫も攻撃を避けて弾幕を放ったり、蹴りを入れたりするが全てすり抜けられて霊夢の反撃を喰らっていた。


「全く、厄介なスペルね!!夢想天生は!!」


「あんたはもう負けている。いくら私に攻撃しても無駄よ!!」


「そうかしらね!!」


紫はスキマを開いて、予想外な所から弾幕を霊夢に向けて放ったりするが、やはりすり抜けていった。


「無駄って言ってんでしょ。」


「本当にすり抜けていくのね。久し振りに見たけど本当に嫌なスペルね。」


「だったら!!くたばりなさい!!」


霊夢はそう言い紫に突っ込んで御札を投げまくる。紫はそれをスキマを使いながら回避していき、霊夢との距離が近くなった所で。


















バチン!!!


霊夢に猫だましをした。


「そんなもの効くわけ……?」


霊夢は無視して紫にお祓い棒で殴りかかろうとするが、突然体が麻痺して地面に倒れこんだ。


「なん……で!?」


「夢想天生、確かに強いスペルだけれど、それには弱点があるのよ。」


「弱……点?」


「それは、貴女が私に殴りかかろうとする時、一瞬だけ半透明ではなく実体化するのよ。」


「!!!」


「けど、それはほんの一瞬。だから猫だましをしたのよ。」


紫はそう言い霊夢を蹴り飛ばして仰向けにさせて胸を踏みつけた。


「あぐっ!!」


「ほ~らどうしたの?ねえ動けないの?動いて見なさいよ?」


「なんで……うっ!!動け……ないのよ!?」


「知りたい?それはね、猫だましのせいなのよ。」


「そんな……ものが……なんでよ?」


「やっぱり教えてあげないわ。それよりも、早く動かないと死んじゃうわよ?」


猫だまし、なんにも効果がないと思われるが、猫だましのやり方を変えると立派な驚異の技となる。相手の至近距離で顔に向かって音が鳴り響くように手を叩くと相手の体にある波長を乱して体を麻痺させる事が出来る。


「きゃあああ!!!」


「まだ叫べるってことは余裕があるって事ね。ならこれね。」


そう言い紫はクナイ弾幕を持ち、姿を消した。


「何……ッ!!」


霊夢が疑問に思った時、霊夢の顔に切り傷ができて、さらにそこから霊夢の体全身に切り傷が刻まれていった。


「どうかしら?苦しいかしら?」


「はぁ……や……めて……。」


霊夢は痛みや恐怖のあまりに涙を流しながら言う。だがそれを見て紫は扇子で口元を隠しながら笑った。


「博麗の巫女が涙を流すなんてね。貴女は博麗の巫女失格よ。消えなさい。」


「やめてぇーーーーーー!!!」


そう言い紫は大量の大型の弾幕を動けない霊夢に向けて放った。その弾幕には紫の全力の力が込められていた。


「きゃああああああ!!!」


「霊夢さーーーーーーーん!!!」


早苗はそう叫ぶ、霊夢のいた所を早苗は見る。


「あっ……そんな……霊夢さんまで……。」


そこには、霊夢の付けていたリボンだけが残っていた。


「ふぅ、無駄な力を使ってしまったじゃないの。」


紫は服についた汚れを叩いて落としながら早苗の方を向く。


「これで貴女が最後よ。最後だから苦しまずに逝かせてあげるわ。」


そう言い紫は掌に妖力を溜め込む。恐らくは大きい弾幕を放つだろう。


「(霊夢さんも死んだ、良太君も死んだ。もう紫さんには勝てないの?いえ、まだ聖人がいる!!聖人は簡単には死なないはず!!)」


「これでとどめよ!!!」


「(絶対に聖人は生きている!!ピンチの時にはいつも駆け付けてくれた!!だからお願い!!私を……助けて!!)」


「何を思ってるのかは知らないけど、今更誰も助けになんかは来ないわよ!!」


そう言い紫は早苗に特大の弾幕を放った。でもそれを見ても早苗は最後の抵抗をする。ある日の約束を思い出して……。






「いいか、本当に助けて欲しかったら俺の名前を呼べ。そしたら、どこに居ようが必ず駆けつけてやる、約束だ!!」






















「(だから、あの日の約束を守って!!)」


「死になさい!!跡形も無くなって死になさい!!」


「聖人ーーーーーーーーーーーーーッ!!」











































「はいよーーー!!!」


突然、男性の声が聞こえたと同時に紫の特大の弾幕は粉々になった。


「誰よ!?あと少しだったのに!!」


「残念だったな。とどめがさせなくてよぉ!!」


そう言い声の主は早苗の前に立った。


「あっ、貴方は!!」


「やっぱり来ると思ったわよ!!白谷磔!!」


「何で?どうして?私は貴方を攻撃したのに?」


「そんなのあったか?よく覚えてねえな。まあいい、少し休んでな。」


そう言い磔は紫に向かって歩き出す。早苗は磔の声に疑問を持った。


「(やっぱりあの声は聖人にそっくり。そして外見も……、でもどうして?)」


「見逃してあげたのにわざわざ殺られにきたのかしら?」


「わざわざねぇ、そんな余裕な態度もいつまでとれるかな?」


「何を!!」


紫はそう言い終わった時、急いでスキマの中に入った、紫がスキマに入った時、さっきまでいた位置にカードが大量にばら蒔かれた。


「惜しい!!あと少しだったのになぁ!!」


「今度は誰よ!?」


「はぁ~い!!元気かな?」


「謙治!!何故ここに!?」


「んな事はどうでもいい……いや、どうでもよくはないのか?」


「どうでもいい!!さて、紫!!覚悟してもらおうか!!」


そう言い磔は紫を睨み付けるが、それを見て紫は余裕そうな態度を取る。


「覚悟?笑わせてくれるわね。私に負けたのに?嘘は程々にしておいた方がいいわよ?」


「そっかそっか、そうだもんな。負けたことは事実だ、けどよ?あのときまだ本気を出していなかったとしたらどうする?」


「ハッ!!はったりね。そんなこけおどしがこの大妖怪に通じると思った?」


「はったりねぇ、ならそうじゃない所を見せてやるよ!!想符 アクセルモード2!!」


磔がスペルカードを宣言すると、全身から青緑色のオーラが溢れ出て、髪もオーラと同じようになった。


「そのスペルは未完成のはず!?」


「けど、成功したぜ?さあどうする?」


「次いでに俺もなっておくか。」


そう言い謙治は奇妙な呼吸をし始める。すると謙治の体から青色のオーラが出てきた。


「謙治も磔と同じ!?」


「違うな、いや違わないか。んまどっちでもいい。俺の場合は呼吸法だ。ある漫画の技を参考にしたんだよ。意外と出来るもんだな。」


「そりゃお前の能力があってこそ出来たんだよ。」


「はは、違いねぇ!!」


謙治と磔は笑い合った後、紫の方を向き。


「「さあて、行くぜ!!」」


はい、今回は遅れた分早めに投稿しました。約1日で2話書くって大変です。

更新ペースが不安定で本当にすみません。多分これからもこのような更新ペースだと思います。ですが、出来るだけ早く投稿しようと思います。

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