番外編5
この話は月面戦争が終わってから、自然癒編が始まる前のお話です。
「うーん、暇だなぁ。」
こんにちは快です。今は昼頃、僕は紅茶を飲みながらのんびりしている。ちなみにアリスさんはどこかに出掛けましたよ。
「平和なのはいいことなんだけどね。」
でも退屈だなぁ、アリスさん早く帰って「快!!大変よ!!」来ましたね……。
「どうしたんですかアリスさん?そんなに慌てて?」
「ここここれを見て!!」
そうアリスさんに言われて手紙を渡される。僕、何かしたっけな?
「えっと、何々……。」
手紙の内容はこう書かれていました。
どうも久し振りだな。快は今どこで何をしている?
まあ、そんなことはどうでもいいか。本題に入ろう、この手紙をお前に送ったのは他でもない。
お前にチャンスをやろうと思ってな。今、俺らの一族のお前の身分は一番下だ。何故かはわかるな?お前の母親が一番下だからだ。
でも、そんなのは嫌だろう?だからチャンスをやる。
この手紙を読んだ後、俺らの一族の屋敷に来い。そこでお前に下克上をさせてやろうと思ってな。
もし、勝ったらお前の身分を俺と同じにしてやろう。だが負けたら……んま、負けた時にわかる。
助っ人は呼んでもいいぞ。ただし、お前にそんな人望があるならな。
ま、精々頑張るんだな。
「…………。」
「快、これはどういうこと?」
何時かは来るとは思ってたけど、まさか今日来るとは思ってなかったよ。
「話すと長くなりますから手短に話します。僕の一族は階級がありまして、僕はその階級の一番下なんですよ。」
「でも、どうして一番下なの?」
「僕の母さんが偉くない人と結婚しましたから、その罰として、身分を下げられたんですよ。」
「そうだったのね。」
別に母さんは恨んでませんよ。誰でも好きな人と結婚をしたいからね。
「それが原因で色々と差別されてたんですよ。でも、それを無くすチャンスが来ました。」
僕はそう言い鞄に色々と物を積める。
「何処に行くのよ!?」
「手紙に書かれてあった屋敷に行くんですよ。上のくそったれな奴等にギャフンと言わせないと。」
前から色々と酷いことをされてきたんだ。相応の報いを受けてもらわないとね。
「……わかったわ。ただし!!」
「ただし?」
「私も、付いていくわよ。」
「だ、駄目ですよ!!何されるかわからないんですよ!?そんなのにアリスさんを巻き込む訳にはいきませんよ!!」
「けど、助っ人は呼んでもいいって書いてあったじゃない。」
うっ、確かにそうだけどさ。
「……わかりました。スペルは使えませんよ?魔法もあまり使えませんよ?それでもいいんですね?」
「当たり前よ!!」
「じゃあ、僕の肩に触ってください。すぐに行きますから!」
そう言った後、アリスさんは僕の肩に手を乗せた。
「じゃあ、行きますよ!気符 テレポート!!」
僕は瞬間移動で移動する。
「……、聞いたかしら?」
「ああ、聞いたよ。全くあいつら二人で大丈夫な訳ないだろ。」
「念の為に保険をかけておいた方がいいかもね。」
「んだな、紫は霊夢達を呼んでくれ。俺は快の様子を見てるから。」
「わかったわよ磔。じゃあ何かあったらいって頂戴。」
「よっと、着きましたね。」
「お、大きいわね……。」
僕とアリスさんは大きな屋敷の前にいる。相変わらずな大きさですね。
「アリスさん、覚悟はいいですね?」
「ええ、出来てるわよ。」
「では、行きますよ!」
僕はそう言い屋敷の扉を開けて中に入る。中に入って奥に進み、何かがありそうな扉を開く。
「まさか本当に来るとはな。」
そこには俺らの一族の人達がたくさんいた。ざっと数えても千人はいるかな。
「来るよ、下克上するチャンスが来たからね。」
「ふん、そのわりに女を連れてくるなんてな。お前の人望は本当にないな。」
「あなたに言えたことかしら?」
「言うじゃねえか。さて、そろそろ始めるとしよう。ルールはわかってるか?」
ルール?そんなの聞いてないよ。
「知らないよ。」
「そうか、じゃあ教えてやる。ルールは簡単だ。お前はここにいる俺達を倒せれば勝ち、逆にお前らが倒れたら負けだ。」
「汚いぞ!!」
「そうよ!!一人ずつとかじゃないの!?」
「それは知らなかったお前らが悪い。」
くそっ、話が妙に上手すぎると思ってたけど、これは予想外だ!
「それに、出入口を塞いでおいた。」
「何!?」
後ろを見れば入ってきたところの扉は鉄格子で塞がれていた。
「卑怯よ!!」
「卑怯?笑わせてくれるな。下克上をさせてやるチャンスを与えただけでもありがたいと思えよ。んじゃ、お前らがどこまでやれるのか見せてもらおうか!」
そう一族の長が言うと、周りにいた人達は木刀を構えたり、グローブをはめたりする。完璧に殺す気じゃん
「アリスさん。」
「ええ、わかってるわよ!」
「んじゃてめえら!あいつらをぶち殺せ!!」
マジで殺す気だったんですね。前に母さんから下克上の話は聞いていた。挑んでいった者達は一人として帰ってこなかったと。そして今は外と完全に孤立してるから殺しても問題ないと。
「でも!負けるわけにはいかないんですよ!」
僕はグローブをはめて、敵の群れに突っ込む。
「死ねぇ!!」
一人が木刀を降り下ろしてくるが、それを避けて顔面を殴る。ちなみに能力は使ってませんよ。
「こいつ!!」
「余所見している暇はないぞ!」
僕は次々に襲いかかってくる敵を殴り飛ばしていく。こんなやつら幻想郷の人達に比べたらどうってことはない。
「(でもアリスさんは大丈夫かな?)」
気になって、アリスさんの様子を確認する。
「うぎゃああ!!」
「な、なんだこの人形達は!?」
「しかも宙に浮いていやがる!!」
「落ち着け!!慌てぎゃああ!!」
大丈夫なようですね。人形を駆使してどんどん敵を倒していってます。
「おらぁ!!」
「おっとと。」
危ない危ない、アリスさんの方を見てる暇はあまりないですね。
「ふん!!」
「ぎゃあああ!!!」
とまあ、こんな感じで敵を倒していたら。
「やっぱりな。それくらいはやるよな。」
「どうした?これくらいじゃやられないよ。」
「だろうな。だからあいつを呼んでおいた。」
あいつ?誰だ?
「流石は俺の弟だ。少しはやるようだな、うん。」
「に、兄さん……。」
「兄さん!?」
「おっと、そちらの女性は知らないみたいだね、うん。俺は佐藤渉、快の兄だ。」
「さあ、渉!あいつを殺してしまえ!!」
くそっ、よりによって兄さんかよ!!
「快、あの人何者なの?」
「兄さんは、僕に戦い方を教えてくれた人です。」
「さて、快がどこまで成長したのか見せてもらおうかね、うん。」
……兄さん相手なら本気でやるしかないですね。
「手加減はしませんよ!!はあぁぁ!!!」
僕は黄色の薬を飲んで超本気モードになる。
「へぇ~、お前もそのモードになれたんだ。兄さんは嬉しいぞ!だがな!」
そう言い兄さんも僕と同じモードになった。
「俺ら一族の奥義が使えるのは快だけではないんだぞ、うん。」
「そんなことはわかってるさ!」
そう言い僕は兄さんに突っ込んでパンチをくらわせるが。
「チッチッチ、スピードは中々だがその程度で俺を倒せると思ってたのかな?うん。」
軽々と片手で受け止められた。これでも僕の全力のパンチなのに!
「なら、数を増やすだけだ!!」
僕は兄さんにパンチのラッシュをくらわせる。右、左、たまに足など、高速で殴りかかったが。
「温い温い。そんな攻撃欠伸が出るぜ、うん。」
全て避けられた。僕の攻撃はお見通しなのか!?
「快!!しっかりしなさいよ!!」
「他人の心配する暇はねえぞ!」
「しまっ!!キャ!!」
「アリスさん!!」
アリスさんは僕を見た隙をつかれて木刀で殴られた。
「うっ……。」
「おら、立てよ。」
そう言い一人の大男はアリスさんの首を締める。それは不味い!!
「はな……しな、さいよ!」
アリスさんは指を動かして人形を操ろうとしていた。けど、何も反応がない。
「ふん、お前の操っていた人形は燃やしておいた。」
大男が指差した方向には、アリスさんが操っていた人形の武器が落ちていた。
「綺麗さっぱり燃やしておいたよ。これでお前もただの女だ!!」
「そ、んな!!」
「よく見れば美しいじゃねえか。気絶させた後、俺の嫁にしてやる!」
んなことさせっかよ!!
「ふざけんな!!」
俺は高速で移動し、大男を殴り飛ばす。
「ぐぬぅ!!」
大男は吹き飛ばされて、アリスさんを離したので、しっかりとキャッチをする。
「大丈夫で「バァン!!」ぐっ!!」
「快!!」
アリスさんを下ろして安堵してたら、誰かに後ろから撃たれた。
「くひひ!!当たった当たった!!これでお前も動けまい!!」
「てめえ!!」
俺は落ちてあった木刀を蹴り飛ばして、撃ってきた奴に当てる。
「くひひぐぶぅ!!」
「おいおい、お前の相手は俺だぞ!!うん!!」
上から兄さんの声が聞こえてきたので、慌ててガードをしたが。
「効かんよ!!うん!!」
僕のガードをすり抜けて、かかとおとしをくらわせてきた!
「がっ!!!」
「どうした!?その程度か!?うん!!」
「があっ!!あぐっ!!」
さっきのかかとおとしで地面に倒れてしまい、そこから踏まれ続けている。
「快!!」
「隙あり!!」
「させるか……っていってんだよ!!」
僕は兄さんの踏みつけから抜け出し、アリスさんに銃を向けて発砲しようとした奴にアッパーカットをくらわせる。
「やるなぁ、けど、いつまでもその女を庇えるかなぁ?うん。」
「やれる……ところまでだ!!」
「その根性、無意味だよ。アッハハハハ!!」
アリスside
快のお兄さんは快の様子を見てゲラゲラ笑っている。確かに、私は快に迷惑を掛けている。
「(私のことなんて気にしなくていいのに。)」
けど、快の瞳からは絶対に守って見せるという思いが伝わってくる。自分の体がボロボロになっても私を傷付けないと、守ってくれている。
「(そういえば、快はいつも私を守ってくれていた。)」
普段は弱々しくて、おっちょこちょいな快だけど、こういうときはまるで別人のようになっていた。
「おらぁ!!そんなもんか!?」
「まだ……まだだ!!」
今も懸命に戦っている。私のことを心配しながら。
「(本当にいつも守られてばかりよね。)」
初めて会った時も、ルーミアの出した触手と戦った時にも、月の時も……。
「(そして、今も守られている。)」
その度に快は私の分まで傷付いていた。
「(ああ、私ってなんでこんなに弱いんだろう。)」
自分の弱さに腹が立ってくる。手加減していた訳でもない。けど、本気も出していなかった。
「(あの時以来、私は本気を出すのを止めた。)」
何年か前に霊夢に勝つために最強のグリモワールをもって挑んだけど、結局負けたのよね。そこから私は本気を出すのを止めた。
「(けど、快は私も守るために、そして自分のために本気で戦っている。)」
このままでいいのかな?いえ、よくないわ!私も快みたいに守れるようになりたい!
「(快を本当に支えてあげれるようになりたい!私だけ足手まといはごめんよ!!)」
快side
「ほらほら、動きが鈍ってるぞ!うん。」
くそお!兄さんに大したダメージを与えた気がしない!
「でも、よくやったよ。昔の快じゃ考えられないほどにな。けど、終わりだ。」
そう言い兄さんは僕に突っ込んでくる構えをした。ああ、下克上は達成出来なかったな。
「でも、最後まで足掻いてみせる!」
そう決心し、僕も構えたが。
「ん?何だこの気は!?」
急に荒々しくてでかい気を感じた。気のせいかな?
「だ、誰だ!?快!!お前か!?」
どうやら兄さんも感じたらしい。でも何かに似ている
「この気は……、僕が超本気モードになる時と似たような気!!」
ってことはまさか!?そう思って僕はアリスさんの方を向く、すると。
「………………。」
アリスさんは俯いて黙っていた。けど、拳を握り締めてわなわな震えている。それに、アリスさんの周りにある木刀や銃などが浮いていた。
「アリスさん!!まさか!?」
「…………たい。」
「えっ?」
よく聞き取れなかったけど、アリスさんは何かを言ってるみたいだ、それと同時にアリスさんから出ている気がどんどん高くなっていく。
「……ようになりたい!」
「あ、アリスさん?」
段々聞き取れるようになってきた。それと同時にアリスさんの体から黄金色のオーラが出始め、地鳴りが鳴り響く。
「私も、快みたいに誰かを守れるようになりたいのよーーー!!!!」
ドシュュュン!!!
あ、アリスさんが叫んだ瞬間に黄金色のオーラを纏っていた。
「こ、これは、驚いたぜ!うん!!」
僕も驚いたよ!!まさかアリスさんが僕らと同じモードになったなんて。
「これ以上、誰かに守られっぱなしは嫌なのよ!」
本当ならこのモードは髪が黄金色になるんだけど、アリスさんは金髪だからよくわからないや。
「た、たかがそんなもの見かけ倒しだ!!」
そう言い一人がアリスさんに向かって木刀で殴りかかったが。
「………………。」
「なっ!!うっ、嘘だろ!?」
アリスさんは顔面に木刀が当たったのにびくともしなかった。
「邪魔よ。」
そう言い男を回し蹴りで蹴り飛ばす。
「ふん、女ごときにやられる俺ではぎゃあああ!!!」
男は何も出来ずに遠くに吹き飛ばされた。
「この女がぁ!!」
続けてナイフを持った男がアリスさんのお腹に向かってナイフを刺そうとしたけど。
「…………。」
バシッ!!
「なっ、に!!」
右手でナイフを掴んで男の動きを止めた。
「今の私にはそんなもの効かないわよ。」
右手でナイフを握り潰した。ちょ、ちょっと怖いなぁ。
「これはこれは、面白い展開になった。」
一族の長が腕を組みながらそう言う。
「でも、お前達は勝てない。」
確かにまだ800人程度はいるだろうし。
「どうかな?アリスさん、行けますよね?」
「……不思議ね。このモードになってから、何か負ける気がしないのよ。」
大丈夫ですね。アリスさんは手を握ったり開いたりしている。
「じゃ、行くぞ!!」
そう僕が言ったとき。
「どうも~!!どうもどうもどうも!!!」
突然、知らない人の声が聞こえてきた。
「だっ、誰だ!?」
「誰って?じゃあ出てきてやるよ。」
そう聞こえ、僕の前に突然スキマが開き、そこから。
「ふなっっしいぃぃぃ!!!」
何やら変なポーズを決めて奇声をあげて出てきたのは、顔に仮面を着けた青年だった。
「何者だ貴様!?」
「やあやあ初めましてくそったれども!!」
そう言い白って人は頭をかく。誰だ?この人?僕は知らないよ?
「誰がくそったれだぁ!?」
部下が白さんに木刀や拳で攻撃しようとしたけど、何か一瞬白さんがぶれたと思ったら部下が地面にのめり込んでた、ってええ!?
「お前ら、邪魔。雑魚がしゃしゃり出んな。」
「たかが数人倒した所でいい気になるなよ!!」
「そっかそっか、俺の言った言葉の意味が理解出来なかったか。ならわかりやすく教えてやる。」
そうって白さんは指を鳴らした。すると僕とアリスさんと色は違うけど似たようなオーラを出した。
「何もてめえらの一族だけが出来るわけじゃねえぞ?」
「白、勝手に出ないで。」
「紫、今めっちゃいいところだったのに。」
さらにもう1つスキマが現れて、そこから紫さんが出てきた。
「な、何だよ貴様らは!?そして、この変な目玉の空間は!?」
「ごきげんよう、私は八雲紫というものですわ。」
そう言い紫さんは扇子で口元を隠す。
「ど、どうやって入ってきた!?外に通じる道は完全に閉ざしたはずだ!そして探知機とかレーダーとかあるはずだぞ!!」
「自分達が勝ちたいがためにそんなことまでするなんて、ゲス野郎で安心しましたわ。」
「紫さん、どうして?」
どうしてこの場所を知ってるのか検討もつかなかった。
「あら、あの手紙を見つけたのは私なのよ。ちょっと内容を読ませてもらってたのよ。」
「そして、その手紙には何やら怪しかったからこうして来たわけだが、俺の予想が的中したよ。」
「っ!!たかが一人や二人増えたくらいで!!」
「あら、ならもっと増やしましょうか。」
そう言い紫さんはさらにスキマを開いた。そこから出てきたのは。
「ごきげんよう!!トゥーース!!!」
「絢斗さん!!ふざけないでくださいよ……。」
年中制服で、腰に刀をさしていて、髪が茶色い絢斗さんと緑色と白色を基調とした服を着ており、隣に2つの刀をさしていて、半霊が浮かばせている妖夢さんが出てきた。
「け、絢斗さんに妖夢さん!?」
「はい、ってアリスさん何ですかそのオーラは!?」
「快と同じモードだねぇ~。」
絢斗さんはグミを食べながら言う。続いてきたのは……。
「アリス、来てやったわよ。」
「俺も居ますよ。」
紅白の巫女服を着ており、脇を出している霊夢さんと年中制服で、眼鏡をかけている霊夢さんの恋人の良太が来た。
「霊夢に良太!!」
「ったくあんたら二人で先走ってんじゃないわよ。」
「まあまあ霊夢さん。」
ってことはまだ来る?
「俺も来たぜ!!幻想郷から来た正義のヒーロー、スパイ○ーマン!!」
「なんなんだぜ?そのポーズ?」
何かツッコンだら負けそうなポーズをとっているスーツ姿の健二と、白黒の服を着ており、金髪で魔女みたいな帽子を被っている魔理沙さんが出てきた。
「健二に魔理沙さん!!」
「おう魔理沙様だぜ!こんなに面白そうな事をアリスと二人でこそこそやるなんてずるいぜ!」
後、来てないのは。
「いやーやっちゃったね。来たくないというのに来ちゃったね。」
「文句言わないのよ。快には色々と世話になっているんだし。」
「永琳に彰!!」
「そして最後は。」
そう言い白さんはスキマを大きくする。そこから出てきたのは。
「快、助っ人に来たぞ!」
「快さんアリスさん大丈夫……ってなんですかその格好!?」
聖人と早苗さんが来てくれました。早苗さんはアリスさんを見て驚いてますね。
「なんなんだこのコスプレ軍団は!?」
「しかも女ばっかりじゃねえか!なめやがって!」
「さて、皆、スペルカードも使っていいから思う存分暴れなさい。ここで使っても外には影響はないから。さあ私達の強さをくそったれどもに教えてあげなさい!!」
紫さんがそう言い終わった後、皆一斉に弾幕を撃つ。
「お前、人望あるじゃんか。見直したぜ!うん。」
「さて、兄さん、決着をつけましょう!!」
うわああああ!!!
聖人「どしたいきなり?」
絵が、絵が描けない!!
聖人「何の絵を描こうとしているんだよ?」
この小説の絵です。絵があった方がいいかなって思いましてね。
聖人「で、描けたのか?」
無理でした。亀しか描けない私には無理でした!!




