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東方外遠記  作者: 颯人
第12章 未来編 ~Future fantasy~
155/261

VS神綺( 未来)

いやー気が付けば150話突破してましたね!


快「本当ですね。よく頑張りますね。」


正直、綱渡り状態ですよ。


快「これからも頑張ってくださいよ!」


わかってます!!あっ、今回の話は最後にある旧作キャラがでますよ!!


快「タイトルで誰なのか大体絞られますけどね。」



「ついた……のかな?」


こんにちは快です。良夢さんの結界を使った移動でここに来たけど、いるのかな?


「誰もいないわね。」


「そうですね。間違えたのかな?」


「いえ、良夢さんに限ってそんなことはしないと思います。」


ユリスの言う通りかな。でも良太の血を引き継いでるから無くはない話ですけどね。


「いるじゃないここに!!」


「「「!!!」」」


僕達は声が聞こえたところを向くとそこには……。


「ヤッホー!!」


「ママ!!」


……何故神綺さんがここにいるんでしょう?


「どうしてここにいるのよ!?道にでもまよったの!?」


「ひどいわね~、アリスちゃんったら。でも大丈夫よ、道に迷ってはないわよ♪」


「じゃあどうして!?」


「それはね~。」


そう神綺さんが言うと、急にアリスに向けて弾幕を放ってきた、って危ない!!


「キャッ!!」


「アリスさん!!」


僕はアリスさんに弾幕が当たるギリギリで弾幕を拳で弾く、結構痛い……。


「流石アリスちゃんが惚れた相手ね♪」


「神綺さん!!どういうことですか!?」


「パパ!!あれは神綺さんですけど、実体がありません!!」


どういうことなんだよ?実体がないって?


「神綺さんは今魔界に居ます。でも幻想郷と魔界を繋ぐルートが少し前に遮断されました。」


「つまり、魔界からここに来ることは。」


「不可能です。でも誰がこんなことを?」


「あらあらどうしたの?作戦会議?でも何を考えたとしても無意味よ♪」


「どうするの快?」


アリスさんは困った表情でこっちを見てくる。あれが偽者なら倒すしかないけど。


「アリスさん、神綺さんってどれくらい強いんですか?」


「わからないわ。でも魔界を作ったのはママだし。」


アリスさんでもわからないってことなんですか。これは玉砕覚悟で行くしかないかな。


「わかりました。僕が相手しますから、アリスさんとユリスは隙を見て攻撃をしてください。」


「わかったわ。」


「パパ、気を付けてください。」


僕はアリスさんのいる位置から神綺さんのいる位置まで飛ぶ。


「相手をする気になったの?お手柔らかに頼むわね~。」


「(相手は魔界を作った人、それだけでも凄いのにアリスさんも実力を見たことがない。これは最初から全力で行くしかないですね。)」


「怖いわよ~、目付きが。リラックスしないと折角の可愛い顔が台無しよ~♪」


今も神綺さんはニコニコしながら僕をからかってるけど、雰囲気でどれくらい強いのかわからないから余計に恐怖を感じますね。


「じゃあ、行きますよ。」


そう言い僕は黄色の薬を飲む。これを飲むと一気に超本気モードになれる。


「最初から全力で行きますよ!!」


僕は金色のオーラを激しく点滅させながら叫んだが、神綺さんはニコニコ顔で。


「やっぱりその姿は格好いいわね~♪さあ、楽しませて頂戴!!」


そう言い僕と神綺さんは距離を詰めよって拳をつき出す。


ズドォォオン!!


「やるわね♪この私と力が互角だなんて♪」


「そりゃどうもです!!」


続けて拳を打ち付け合い、時には弾幕も出して近距離でぶつかり合う。


「どりゃ!!」


僕は右ストレートを神綺さんに放つ。けど、それを神綺さんは軽々と避ける。その後もフック、アッパーなどを高速で右、左と放つが、それを神綺さんは余裕そうな顔で捌く。


「ひゅ~!!速い速い!!」


「そう言ってる割に笑顔で僕の攻撃を全て捌いてるじゃないですか!!」


「そう?そんな風に見えるのね♪」


「でも、僕一人で戦う訳ではないんですよ!!アリスさん!!ユリス!!」


「ええ!!わかってるわよ!!」


「任せてください!!」


「戦符 リトルレギオン!!」


「蹴符 アイシクルブレード!!」


アリスさんは神綺さんの右側から人形を大量に操って弾幕を放ち、ユリスは空中で1回転して、地面にかかとおとしをし、そこから氷のブレード型の弾幕を放つ。


「挟み撃ちとは考えたわね♪でもそれだと快君もくらうわよ?」


「僕がそんな特攻隊みたいなことをするわけないじゃないですか。」


そうこう話してる内に二人の弾幕が近付いてくる。僕は当たるギリギリで。


「気符 テレポート!!」


瞬間移動で脱出する。神綺さんは行動が遅れて弾幕が直撃した。


「やったんですか?」


ユリスは不安な顔をしながら僕に聞いてくる。正直わからないな。


「わからない。アリスさんはどう思います?」


「多分、このくらいじゃやられはしないと思うわよ。ママは全然本気じゃなかったし。」


「ええぇぇーー!!!!」


あれでまだ本気じゃないの!?これ本気になったらどれくらい強いんですか。


「さっきの攻撃はちょっと効いたわよ。」


やっぱり、そんな簡単にはやられてくれないよね。


「お礼に、本気で相手をしてあげるわ♪」


「それは光栄……えっ?」


僕は神綺さんの方を向くとそこには、背中から翼みたいなものを生やした神綺さんが立っていた。


「これが神綺さんの本気の姿……。」


「うふっ♪本気になるのはいつ以来かな♪少しでも楽しませてね♪快君、アリスちゃん、ユリスちゃん!」


相変わらずのニコニコ顔だけど、体から出ている雰囲気は怖いというより、おぞましかった。


「ここからが本当の戦いですね。アリスさん!!ユリス!!」


「わかってるわよ!!」


「パパ!!わかってますよ!!」


僕の言葉を理解したのか、二人とも僕と同じような姿になる。


「行きますよ!!」


僕とユリスは同時に駆け出して、神綺さんのところに向かう。


「さあ、楽しませて頂戴ね♪」


僕とユリスは神綺さんの左右から弾幕を放つ。しかしそれを神綺さんはこっちを見もしないで避けていく。化け物かよ!!


「どうしたの?その程度なの?」


「なめないでください!!蹴符 アイスシュート!!」


ユリスは僕のスペルを使って神綺さんに氷の弾幕を蹴り、1つの弾幕を分解して大量に放った。


「面白いわね♪でもそのくらいなら、私には効かないわよ!」


神綺さんはレーザーを放ってユリスの放ったスペルの弾幕を消した。って威力高すぎ!!


「不味い!!」


ユリスは咄嗟に体を捻ってレーザーを回避したけど。


「甘いわよ!!」


いつの間にかユリスの近くにいました。てか移動速すぎだから!!


「ユリス!!」


僕は神綺さんに弾幕を放ったけど、当たる直前に何かにぶつかったかのように弾幕が消えた。


「まず一人目ね♪」


そう言い神綺さんは炎の弾幕を大量にユリスに放った。僕は助けようとしたけど、その前にユリス直撃してしまった。


「きゃあああ!!!」


ユリスは抵抗出来ず、直撃して落下していく。


「不味い!!このまま落下したらとんでもないことになる!!」


いくら身体能力を強化したとはいえ、頭から地面に落ちたら不味い!!


「させないわよ♪」


「どけぇぇぇ!!!」


ユリスを助けようと高速で移動するが、その道を神綺さんに遮られる。


「こうなったら僕の全速力で!!」


体に気を集中させて、今までより速く移動したが。


「まだまだ遅いわよ♪」


それでも神綺さんに遮られた。この人、まだ少ししか実力を見てないけど、力もスピードも相当だ。


「ほら、早くいかないと大変なことになるわよ♪」


「!!!」


そうだ、早く行かないとユリスが!!


「快!!ユリスは大丈夫よ!!」


後ろを振り向くとアリスさんがユリスを抱えていました。よかった……。


「ちまちま戦うのは面倒だ。一気にけりをつけてやる!!火符 エクスプロード!!」


僕は右手に炎の弾幕を凝縮し、小さくして神綺さんに殴りかかる。でも神綺さんは。


「ただ殴りかかってきただけじゃない。」


指2本で止められた。けど、好都合!!


「そうとは限りませんよ!!」


小さく圧縮した弾幕を神綺さんの目の前で爆発させる。僕は爆風を利用して距離を取る。


「ゲホッ、少しはダメージを与えられたかな?」


まあ、煙が舞っていて様子が見えないけどね。


「何~?今のスペルは?」


……どうやらちっとも効いてないみたいですね。平然とした顔で立っていますし、服とかも全然焦げてないし。


「なら!!炎符 フレアバーナー!!」


右手を前に出し、左手を後ろに出して気力を溜める。そして、溜め終わった時。


「はあぁぁぁ!!!」


マスタースパークみたいなレーザーを放つ。だがこれを見ても神綺さんの表情は崩れない。


「これは中々ね♪じゃあこっちも!」


神綺さんが指を鳴らすと、神綺さんの周りから水の弾幕が出てきて僕のスペルの弾幕とぶつかった。


「負けるかよ!!」


「中々頑張るね♪でもこのくらいじゃ、まだまだね」


段々と押されてきた。僕の全力の力で放ったスペルを軽々と!!


「負ける……かよ!!」


こんなところで負けるわけにはいかない!!


「気合いはすごいわね♪でもここまでよ。」


そう言うと神綺さんはさらに弾幕の量を増やしてきた。これ以上増やされたら!!


「うわああぁぁぁ!!!」


「快!!」


押し返され、自分のスペルに直撃した。


「私以外だったら今ので決まってたわね♪」


「ゴホッ、ゴホッ、うっせえよ。」


いつまでも余裕そうな顔して、絶対に倒してやる!


「快!!大丈夫!?」


「なんとかな。さて、これからどうする?」


正直今ので半分の力を使った。残りの半分の力でやっつけられる気は全くしない。かといってここで諦めたくない!


「私が戦うわ!!」


「アリスさん!!駄目です!!アリスさんが挑んでも弄ばれるだけですよ!!」


「でも!!」


「ここまでなのかしら?じゃあ二人ともあの世へ送ってあげるわよ♪」


そう言い神綺さんは周りにカラフルな弾幕を配置した


「ママは魔法に長けてるとは聞いてたけど、ここまでだなんて。」


魔法……ということはカラフルの弾幕は!!


「火、水、雷、風ってところかしらね。まだまだありそうだけれど。」


化け物じゃねえかよ。勝ち目はもうなくなったよ。


「大丈夫よ♪3人仲良く行けるから♪」


「くそっ!!アリスさん!!何か手は!?」


「無いわよ!!あの弾幕を撃ち落とすにしても快の全力で1つ削れるくらいよ!!」


くそっ!!ここでおしまいなのか!!


「フフフ、何か言い残すことはないかしら♪」


「アリスさん……。」


「ええ、わかってるわよ。」


ああ、もう死ぬんだ。神綺さんは強いとは思ってたけど、ここまでだなんて。アリスさんは足がガクガクして涙目になってるし。好きな人を守れないなんて、恋人失格だなぁ。


「じゃあバイバイ♪」


そう言い神綺さんが弾幕を放とうとした。けど、その前に。


「させると思いまして?」


突然上からダガーが降ってきた!!神綺さんは放とうとした弾幕でダガーを撃ち落とす。


「誰なの!?出ていらっしゃい!!」


「どうやら本当に神綺様ではないようですわね。」


上から声が聞こえてきたので、見上げると。


「あなた、まさか!!」


「本当の神綺様ならすぐにわかるはずですのに。やっぱり偽者は偽者だったようですわね。」


そう言い声の主は降りてくる。メイド服を着ていて白いカチューシャも着けてある。


「咲夜さん?」


でも、メイド服は赤色だし、髪の色は金髪だし。この人は誰なんだ?


「アリス、怪我はないかしら?」


「ゆ、夢子さん!?ど、どうしてことに!?まさか偽者!!」


「はい、私も幻想です。けれども、偽者の神綺様を止める為に来ました。」


「あの~どなたですか?」


僕は金髪のメイドに話しかける。確か夢子さんって言ってたけど、フルネームは知っておきたいからね。


「申し遅れました。私、神綺様の所でメイドを勤めています、夢子と申します。」


……名字なのかな?名前なのかな?その夢子って名前は?


「貴方様がアリスの恋人ですね。」


「あっ、はい。」


「アリスがいつも迷惑をかけています。」


そう言い夢子さんはお辞儀をする。僕も釣られてお辞儀をする。


「いえいえ、僕の方が迷惑をかけています。」


「もう!!夢子さん!!今はそんなことをしている場合じゃないでしょ!!」


「そうですね。まずは偽者の神綺様を倒しましょう」


そう言い夢子さんは右手でダガーを構える。


「アリスさん、夢子さんとはどういう関係なんですか?」


「夢子さんは神綺様のメイドなんだけど、私が小さい頃によくお世話をしてくれたのよ。」


つまり、義理のお姉さんみたいな感じの人かな。


「夢子ちゃん、どういうつもり?」


「私はただ、偽者の神綺様を倒すだけです。」


「そう、なら容赦はしないわよ!!」


「快、大丈夫?」


「大丈夫ですよアリスさん。」


僕は深呼吸をして、気を高める。


「ちなみに夢子さんって強いの?」


「ママの次に強いわよ。」


ほへ~、幻想郷のメイドは強い人ばっかりだなぁ。


「アリス、頼りにしてますわよ。」


「夢子さんもね!!」


何だかアリスさん、顔が生き生きとしてるなぁ。昔の知り合いに会えたからかな?


「まあいいや。さて、第二ラウンドと行きますよ!」








はい、夢子さん参戦です。まあ、旧作をやったことないので口調とかは想像です。間違っていたらすみません。


快「けど、どうして今になって?」


うーん、何となくですよ。


快「そんなんでいいんですか?」


本当はもっと早くに出す予定だったんですけど、ネタが無かったもので。


快「しっかりしてくださいよ……。」


とまあ、最近リアルが本当に忙しいので、更新ペースが遅くなってきました。失踪はしませんのでこれからも見ていただけると嬉しいです!

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