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東方外遠記  作者: 颯人
第12章 未来編 ~Future fantasy~
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磔VS紫(未来)

「おっと、寝過ぎたな。」


聖人達との戦いから戦略的撤退(逃走)をした磔だ。予想以上に疲れたな。


「まさか連続でリンチに合うことになるとはな。」


まあ、生きてるからいいけどな。


「さて、これから何しますかな?」


黒幕の所に乗り込みたいけど、誰が黒幕で何処に居るのかもさっぱりだからな。


「あーあ、黒幕とか出てこないかな~。」


俺は洞窟の外に出て言う。まあ、本当に出てきたら困るけどな!


「あら、じゃあお望み通りに出てきてあげるわ♪」


……今変な声が聞こえたぞ?


「よいしょっと。」


声の主は俺の目の前の空間からいきなり出てきた。


「あら?貴方は未来に呼んだ覚えはないのだけれど?」


「こっちが聞きてえよ未来の紫。」


そう、目の前からスキマが出てきて紫がのっそりと現れた。


「さっきの発言はどういう意味だ?」


「聞こえなかったのかしら?私がこの未来をメチャクチャにした黒幕よ♪」


ヘーソウダッタノカ。


「ならぶっ飛ばすまで!!乱符 スピンシュート!」


俺は体を回転させながらフレアスパークを放つ。


「そんなの当たらないわよ。」


紫はスキマに入って避けた。流石に当たるわけないよな。


「教えろ、さっきの発言はどういう意味だ!?」


紫は幻想郷を愛してるんじゃないのかよ!?にわかに信じがたい……。


「そのまんまの意味よ。私が博麗大結界を無くして外の人達を入れたのよ。」


「なぜそんなことをした!?」


「なぜ……ね。単なる気まぐれよ。」


「ふざけるな!!てめえの単なる気まぐれで幻想郷を壊してもいいのかよ!?」


「私が作ったのだから、私が自由にしてもいいじゃない。」


自分で作ったから自由にしてもいいだと!?


「何故そこまで怒るのかしら?」


「決まってんだろ!!てめえの気まぐれで多くの人が辛い目に合ってるんだぞ!!それを見てみぬふりをしているてめえに腹が立つんだよ!!」


そんなことするなら誰にも迷惑のかからないところでやれってんだ。


「あっそ。じゃあ私を止めてみる?」


「上等だ!止めてやる!!」


俺は小さい弾幕を大量に作って紫に放つ。だがそれを紫は。


「返すわよ。」


スキマを使って吸い込み、俺の後ろにスキマを開いて俺が放った弾幕を出してきた。って危ね!!


「ほらほら、私に当ててみなさいよ。」


俺は紫の弾幕を掻い潜りながら反撃のチャンスを計るが、紫に隙がなかった。


「(くそっ、涼しい顔して全体を警戒してるな。あれじゃ弾幕を放ってもスキマに吸い込まれて逆に利用されるだけだ。)」


今まで紫と戦ってきたのは4対1とかこっちが有利な状況だったからな。1対1だと勝てる見込みがない。


「スペルで勝負するしかないか!開空 空が割れる日!!」


「へえー、面白いスペルを使うのね。」


紫は上下左右から弾幕が来てるのにもかかわらず、扇子を口元に当てていた。何を企んでる?


「でも残念ね、私には効かないのよ。」


紫はスキマを開き、俺の放った弾幕を全てスキマに吸い込んだ、嘘だろ!!


「全力で放ったスペルの弾幕でも吸い込まれるのかよ。」


「余所見している暇はないわよ♪」


余所見……って俺が放ったスペルの弾幕がこっちに来てるのかよ!!


「こなくそ!!海符 オーシャンウォール!!」


俺は水の壁を自分の周りに作って弾幕をなんとか防ぐ。


「はぁ……、まいったな。」


恐らく今までで戦ってきた中で一番強い。俺がスペルを4つ使ってるのに対して紫はまだ1つも使ってないし、息1つも乱れてない。


「どうしたの?私を止めるんじゃなかったの?」


遠距離じゃ、埒があかない。


「なら、近距離で攻める!!」


俺は木刀を抜いて、地面を思いっきり蹴って紫の懐に潜り込もうとしたが。


「無駄な事ね。」


突然紫の前の空間からスキマが表れて弾幕を放ってきた。


「鬱陶しい!!」


それを全て弾きながら紫に近付くが、紫は扇子で口元を隠しながら笑っていた。


「かかったわね!」


「どういう……、ぐぶっ!!」


何でだ?急に腹に激痛が走った。まさか!!


「気付いたわね。スキマにはこういう使い方もあるのよ。」


俺の腹の近くに小さなスキマが開いていた。そこから威力を濃縮した弾幕を放ってきたのか。


「やべぇ、かなり効いた……。」


たった1発受けただけなのに、体の芯がガクガクいってる。


「ここで終わりかしら?」


「んな訳ないだろ!!想符 アクセルモード!!」


俺は自分の身体能力とかを強化する。このモードにならないと反撃出来ないな。


「さっきのお返しをたっぷりとしてやる!!想符 ファイナルブラスター!!」


俺はスピンシュートよりも何十倍の威力をもってるレーザーを放つ。これが決めスペルの1つだし、これなら動揺はするだろう。


「中々の威力ね。でもまだまだね。」


そう言い紫は扇子を開き、俺のスペルを扇子から出てきたスキマに入れた。


「これでも駄目なのかよ!!」


完全に遊ばれてる。くそっ、ここからどうする?


「貴方にはもう飽きたわ。廃線 ぶらり廃駅下車の旅!!」


「廃線?まさか!!」


「ええ、そのまさかよ。」


紫が開いたスキマから列車が高速で突っ込んでくる。こんなスペルありかよ!?


「避けきれない、なら!」


俺は全部の力を使って列車を止めようとする。


「んぎぎぎぎ!!!」


俺は後ろに引きずられながら何とか止めようとする。しばらく経つと、列車は止まった。


「危ない、これを止めるのに全力の力を使っちまったよ。」


もう来ないよな?流石にないよな?


「まさか止められるとは思わなかったわ。なら2つに増やしてあげる。」


くそっ、まだ増えるのかよ!!けど、やるしかない


「ハアアアアア!!!」


上から降ってくる2つの列車を止めようとしたが、全力を使ってしまったので、止められるはずがなかった。


「うわあああああ!!!」


俺は列車に押し潰されて、地面に埋まった。


「強すぎるだろ、まだ向こうは5割も力を使ってないのに……。」


ここまで差があったとはな……。


「くそ……野郎が……。」


そこで意識を手放した。


「思ったよりは強かったわね。でも、今の私の敵なんかじゃないわね。」


「と思っていたのか!?」


「しぶといわね!!」


俺は地面から這い上がり紫を睨み付ける。こんなところで負けるわけにはいかないからな。


「でも、そんなボロボロな体で何ができるのかしらね。」


「確かにそうだな。このモードでもあんたに勝てる気がしないな。」


「そう、ならくたばりなさい。」


「人の話は最後まで聞けよ。“このモード“じゃ勝てないって言ったんだ。」


「どういうことよ?」


さて、ぶっつけ本番で発動するけど、うまくいくかねぇ。


「さらに上があるってことだよ!!想符 アクセルモード2!!」


俺は黄緑色のオーラから青緑色のオーラに変化させる。うまくいったみたいだな。


「ふーん、さっきよりもましになったわね。」


紫はそう言いながら傘を回す。けど、僅かに体が震えていた。


「どうした?体が震えているぞ?」


「!!!」


「さっきまでやられた分、たっぷりと返してやる!」


「出来るものならね!!」


「じゃ、第2ラウンドといこうか!!」

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