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東方外遠記  作者: 颯人
第12章 未来編 ~Future fantasy~
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未来の謙治

遂に、PVが10万人突破しました!!


磔「まさかここまで伸びるとはな。」


感想も増えてきましたし、もう涙が出そうです!


磔「これからも東方外遠記をよろしくお願いいたします。」

三人称視点


「時弥……謙治!?」


「おう、謙治だ。にしてもまさか昔の咲夜に会えるなんてな。」


謙治はカードをくるくる回しながら言う。そのあと執事服のポケットから薬を取り出して咲夜に向かって投げた。


「これは?」


「それはな……、なんだったっけ?」


謙治は腕を組みながらしばらく考え込み。


「おおそうだ!止血剤だ!それを飲んでおけば少しは楽になるはずだ。」


謙治は笑顔でそう言うが、咲夜は謙治の事を信用出来なかった。


「……飲まないわよ。」


「何でだ?薬が飲めないのか?」


「そうじゃないわよ!!私がいた時代は謙治は敵なのよ!信用出来るわけないじゃない!!」


「そうだったのか!!」


「お父様、気付いてくださいよ。」


咲がフラフラと立ち上がりながら指摘する。


「私を無視しないでくれますか?」


そう言い未来の咲夜は謙治達に向けてナイフを投げた。


「無視するわけないだろ。」


それを謙治はカードを使って弾き飛ばす。そのあと未来の咲夜に向かってカードを投げる。


「そう、ならなぜ貴方がここにいるのかしら?貴方は死んだはずよ?」


「確かに死んだと思ったさ。けど、あることをして生き延びたのさ。」


未来の咲夜と謙治は話してる間にもナイフとカードを動きながら投げていた。


「あることって何よ?」


「それはな……、あれだ!!」


「相変わらず貴方は天然ね!!」


未来の咲夜はナイフを投げるのを止めて、スペルカードを取り出す。


「幻象 ルナクロック!!」


未来の咲夜は時を止めて大量のナイフと弾幕を放つ。


「!!!」


時が止まった瞬間、咲夜と咲も時を止めようとしたが未来の咲夜の力が強すぎたので、時間を止めれなかった。


「どうして止めれないのよ!!」


「無駄よ、過去の私では力不足。さあ、貴方達の時間は私のもの。消え去りなさい。」


時が動き出した時、謙治達の周りに隙間がないくらい大量のナイフと弾幕が設置されていて、謙治達に向かってきた。


「お母様。」


「生憎、私じゃどうすることも出来ないわ。(でも謙治と協力すればなんとかなると思うけど……。)」


咲夜はまだ迷っていた。その表情を見た謙治は。


「信用出来ないのは当たり前さ。でも騙されたと思って信用してもいいんだぞ。」


「…………。」


「お母様、過去のお父様はどんな悪者だったかは知りませんが、私の知る限りのお父様は少し天然だけれども、優しくて、とても強い自慢のお父様です。」


咲は咲夜の目を見ながら訴える。ちなみに今は謙治が時間を止めている。


「……わかったわよ。咲がそこまで言うのなら、未来の謙治はもう悪者ではないのね?」


「はい。その通りです。」


「ありがとう。まるで最初の頃を思い出すな。」


謙治はカードを確認しながら上を見上げた。


「さて、俺の妻を元に戻すか。」


「お父様、張り切ってるところ申し訳ないのですが、時間を止めているのを解除してくださりませんか?」


「いっけね!!」


「謙治、貴方それわざとなの?」


「いえ、これがお父様の素です。」


「さて、行きますか。」


謙治は時を止めたのを解除して未来の咲夜に突っ込んでいく。咲夜と咲も続けて行こうとしたが。


「っ!!!」


「お母様!!っ!!!」


突然、体が動かなくなった。


「やっと効いてきたのね。」


「何を……した、のよ!?」


「恐らくナイフに毒が塗られていたんだろう。」


謙治がそう言うと、未来の咲夜は含み笑いをし。


「そうよ、謙治だけなら私にも勝機があるもの。」


「お父様……。」


「どういう、こと?」


「過去の私は知らないわよね。なら教えてあげるわ!謙治はね、スペルカードを使えないのよ!!」


未来の咲夜はどや顔して、謙治を指を差したが。


「一、ニ、三、四……。」


謙治は呑気にストレッチをしていた。


「私の話を無視しないで!!」


「悪い、長かったからさ。んま確かに使えないな。」


「なら、ここで決めるわ!!奇術 ミスディレクション!!」


未来の咲夜はスペルを唱えて、謙治の左右からナイフとクナイの弾幕を大量に放った。


「あっ、これはまずいや。」


謙治もカードを大量に投げて応戦するが、被弾を避けるのが精一杯だった。


「少しは加減してくれ。」


「嫌よ!!」


咲夜はナイフを投げた後、謙治の懐に潜り込んでナイフを突き刺す。


「やべっ!!」


謙治は咄嗟にカードで防ごうとするが、カードを貫通して、謙治の腹に刺さった。


「いてえな全く!!」


謙治は痛みを無視してカードを未来の咲夜に投げつける。未来の咲夜は時を止めてそれを避ける。


「あーあ、この執事服お気に入りだったのに。」


そう言い謙治は腹に刺さったナイフを抜き取る。どうやらカードである程度は防げたみたいだった。


「謙治に勝ち目はないわよ。」


「そうだな。俺に勝ち目なんてないや。」


「お父様!!狂った……お母様に、あんな事、言われて……悔しくないんですか!?」


咲は動かない体を懸命に動かそうとしながら謙治に訴えかける。


「全然、娘にそう言われても全然悔しくないな。」


謙治はしれっとした表情で言う。


「けど、このまま終わるのも嫌だし。しゃあない。とっておきを使いますか。」


そう言い謙治は持っていたカードをしまい、別のカードを取り出した。


「カードを変えたところで何も変わらないわよ!!」


「それはわからんぞ?今からやるのは誰にも見せたことないからな。」


そう言い謙治はカードを大量にばらまいた。


「眠れる力よ。今ここに呼び覚ませ!!召喚 フレアドラゴン!!」


………………。


「……何も、起きないわよ?」


「お父様!!さっきばらまいたカードはただの白紙のカードですよ!!」


「やっちまった!!決まったと思ったのに!」


「謙治は変わらないのね。」


未来の咲夜は無表情でそう言う。謙治は本当のカードを取り出し、ばらまいた後。


「召喚 フレアドラゴン!!」


そう言った後、謙治がばらまいたカードから炎のドラゴンが現れた。


「なっ!!謙治はスペルは使えないはず!?」


「そんなことはないぞ。さて、ここから反撃開始といこうかね!」


謙治はドラゴンと一緒に未来の咲夜に突っ込む。


「たかがそんなスペル!!」


未来の咲夜は謙治とドラゴンにナイフを投げる。謙治は慌てて避ける、だが炎のドラゴンにナイフが当たった瞬間、ナイフが溶けた。


「嘘っ!!」


「このドラゴンは弾幕で作ってるけど、温度は炎と同じだからな。ナイフなんか容易く溶けるさ。」


そう言い謙治はどや顔で言うが。


「お父様、髪が燃えてます。」


「えっ?あ、本当……ってあちちち!!!」


「隙あり!!」


そう思って未来の咲夜は謙治に突っ込むが、謙治は顔をにやけさせていた。


「かかったな!!札符 ストレートフラッシュ!!」


謙治は手に持っているカードを使って光を出した。


「何で!?スペルを!?」


光が収まった後、未来の咲夜はカードで拘束されていた。


「いつの間に!!」


「やっと怯んでくれた、全く我ながら強い妻を持ったもんだ。」


謙治はカードを回収しながら言う。ちなみにドラゴンは光を出した時と同時に戻した。


「いつ拘束用のカードを使ったのよ!?」


「そりゃナイフで腹に刺された時さ。あれはわざと刺されたんだよ。刺された時と同時に君にカードを張ったと言うわけさ。」


「どうして!?私はちゃんと時を止めて回避したはずよ!?」


「そうだな、けど、俺の能力を忘れたか?」


「っ!!!」


未来の咲夜はしまった!って顔をした。


「さて、元に戻しますか。」


そう言い謙治は青色のカードを取り出して、未来の咲夜に張った。

すると、未来の咲夜は音もなく消え去った。


「ふん、やっぱりな。」


「お父様、お母様は?」


「ありゃ幻想だ。よく出来てるけどな。」


謙治はカードをしまって腕を伸ばしながら。


「ま、俺は若い頃の咲夜に会えてよかったけどな。」


「どういう意味よ?」


「それはな……。」


そう言うと同時に謙治の体が消え始める。


「お、お父様!!」


「もう制限時間か。もうちょっと延ばしてくれてもいいのによ。」


「お父様!!逝かないで!!」


「咲、わかってるだろ?俺はもう死んでるんだ。」


「でも!!」


「謙治、私はわからないのだけれど?」


「咲から聞いてなかったのか?俺達親は皆死んでるんだ。今の俺は幻想だ。」


謙治は欠伸をしながら言う。


「じゃあどうして現れたのよ?」


「理由なんかいいじゃねえか。強いていうなら、咲の強い想いが現実になったということかな。」


「そうゆうものかしら?」


「そういうことにしといた方がロマンチックじゃないか。」


「お父様!!」


咲は涙を流しながら謙治に抱き付く。


「しばらく見ない内にでかくなったと思ったら、昔の泣き虫のままじゃないか。」


「だ、だって……。」


「咲、お願いがある。俺はもう時間がない、最後に若い頃の咲夜を抱き締めたいんだ。」


「わかった。」


咲は正面から抱き付くのをやめて、謙治の背中に抱き付く。


「……まあいいか。」


そう言い謙治は優しく咲夜を抱き締めた。咲夜は突然の事で何が起きてるのかわからなかった。


「け、謙治!!?」


「もっと早い時から咲夜と一緒にいたかったな。」


「ふえっ!?」


咲夜は顔をトマトのように赤く染める。謙治は咲夜の手に何かを乗せた。


「この世界の事を頼むよ。後、現代に戻ったら早く俺を止めてくれ。」


「わ、私なんかに……。」


「出来るさ。そのためにこれとこれを渡しておくよ」


謙治は咲夜の手に、一枚のスペルカードと、ナイフを渡した。


「じゃ、元気でな。」


「ありがとう、謙治。」


「お父様!!また会えますよね!?」


「また会えるさ!!アディオス!!」


そう言い謙治は消えていった。


「さあ、黒幕を倒しに行くわよ!!」


「はい!!お母様!!」


咲夜と咲は空間の中を進んでいく。謙治から貰ったのは、何かの文字が彫ってある黄色のナイフと、スペルカードだった。そのスペルカードの名前は
















時符 二人の世界



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