それぞれの子供との対面
この話から未来編です。
良太視点
「うっ、いたたた……。」
こんにちは、突然紫さんから未来に行けって言われて落とされた良太です。
「あ、起きたのね。」
「霊夢さん、無事だったんで……すね。」
目の前に霊夢さんの顔がありましたよ。相変わらず可愛い……じゃなくて!
「どうしてそんなに顔が近いんですか?」
「そりゃ、良太に膝枕してあげてるんだから。」
あ、道理で後頭部から柔らかい感触が伝わってくるわけですね。
「あ、ありがとうございます。」
「顔赤いわよ。何年間一緒に過ごして来たのよ?」
「ななな慣れないものは慣れないんです!!」
霊夢さんに何かしてもらえるだけでとても嬉しく感じますから、つい顔が赤くなるんです。
「まあいいわ、それよりも、ここが未来なのかしら?」
周りを見渡すと、空は黒い雲がかかっていて不気味な感じを出していた。
「そうだと思います。でも、何か嫌な感じがしますね。」
草木は枯れてるし、空気は嫌な感じがしますし、何かありそうですね。そんなことを思っていたら
「おい!お前たち!!」
やたらと武装している人が話しかけてきた。
「何か用ですか?」
「まだ生き残りがいたとはな。正直、びっくりしたぜ!!」
何を言ってるんだ?この人は?
「はぁ?あんた何言ってるのよ?」
「ここはあのお方の領内なんだ。ここにいるやつらは皆連行してやった。」
何を言ってるのかよくわからないけど、とりあえず言いたい事は。
「大人しく連行されろって事ですか?」
「そうだ!そして、一生奴隷として過ごして貰うぞ!!」
「嫌です(嫌よ。)」
「そうか、じゃあここでくたばるんだな。」
そう言い男は指を鳴らした、すると周りから武装した人が俺達の周りを囲んだ。
「まずいですね。」
打開策は……、思い浮かびません。これは非常にピンチですね。
「さて、大人しく連行されろ。」
「嫌って言ってるんでしょ!!」
「なら仕方ない、ここでくたばれ。」
そう言い周りの奴等は一斉に銃を構えた、見たこともない銃の種類だ。
「良太、覚悟はいい?」
「そんなものはとっくの前から出来てますよ!!」
俺はそう言い霊夢さんと笑いあってから、銃を構えて撃とうとした時。
「銃符 フレアバレット!!」
空からそう聞こえ、周りの奴等は次々と撃たれて倒れていった。
「良太!?」
「違う、俺じゃない!!」
俺はまだトリガーも引いてない。でも、銃符を使えるのは俺だけのはず!!
「ちっ、厄介なのが来た。ずらかるぞ!!」
そう言い武装した奴等は帰っていった。一体どうなってるんだ?
「なんとか間に合ったわ。」
上から少女がそう言いながら降ってきた。まさかこの子が!?
「あんた、何者よ?」
霊夢さんが少女にそう聞く、少女はこっちを振り向いて。
「何者って言われましても……、あれ?もしかして!?」
少女はお祓い棒と銃をしまって霊夢さんに近づく。
「な、何よ?」
「お、おお、お母さん!!」
「「はああぁぁぁぁ!!?」」
今、お母さんって言言いましたよねこの子!?俺の聞き間違いなのかな?
「わ、私が……お母さん!?」
「やっぱり!!私達の願いは届いたんだ!!」
待って待って!!話が読めませんよ!
「と、とりあえず、君の名前は何て言うんですか?」
「あっ!ごめんなさい。名前を言わないとわかりませんよね。私の名前は博麗良夢です!!男の子っぽい名前ですけど、女の子です!」
良夢、俺の名前と霊夢さんの名前を合わせたんだ。すると、良夢はこっちを見て。
「若い頃のお父さん、お母さんって、こんな人だったんですね!!」
「がっかりしたかしら?」
「いえ、むしろ嬉しいです!!」
そう言い良夢は霊夢さんに抱き付く。霊夢さんはびっくりしながらも優しく受け止めましたね。
「お母さん……、会いたかった。」
「良夢……。」
良夢の様子から考えると、何かあったんだ。
「良太、あんたも来なさい。」
「わかってますよ。」
俺は霊夢さんの後ろから良夢の頭を撫でる。良夢は大体14歳くらいですかね。
「良太……、本当に未来に来たのね。」
ごもっともですよ。まさか俺と霊夢さんの娘に会うとは思いませんでしたよ。
「もう大丈夫です。」
そう言い良夢は霊夢さんから離れる。そして、俺に抱き付いた……ってええ!?
「お父さんにも会いたかった!!」
「こ、これは!!よ、予想してませんでしたよ!」
「頭の整理が追い付かないわ……。」
霊夢さんはそう言い頭を抱える。良夢は気がすんだみたいで俺から離れた。
「ありがとうございます!!」
「いいって、それよりもどうして銃を使っていたのかな?まさか俺が教えたのかな?」
「はい!!お父さんから教えてもらいました!!でも私は巫女なので、お祓い棒と銃を使いますよ。」
良夢の服装は霊夢さんと同じ感じだった。でも、スカートが若干、短くなっていた。
「とりあえず、ここの事を詳しく話したいので、付いてきてください。」
そう言い良夢は歩いていく。口調とかは俺に似たんですね。
「けど、顔は私に似たわね。」
「そうですね。とりあえず付いていきましょう」
娘に会えたのは嬉しいけど、何でこんな景色とかになったのかを聞かないといけませんね。
健二視点
「ここが未来か。」
よう昼寝していて起きたらいきなり変なところに飛ばされていた健二だ。俺もワープが使えるようになったなんてな。
「違うぜ!!さっきから話しているだろ!!」
魔理沙の話によると、ここは未来の幻想郷らしい。幻想郷らしいところは見あたらねえけどな。
「どこ見ても焼かれた森らしきものしか見あたらないんだが?」
「そうかもしれないけど、この木から微かに魔力を感じとることが出来るんだぜ!」
そうなると、ここは魔法の森ってところか。
「じゃ、探索しますとするかね。」
「「おー!!」」
……何か魔理沙と魔理沙に似たような声が聞こえてきたんだが?
「魔理沙の声が分かれた!魔理沙、いつのまに新しい魔法を覚えたんだな。」
「違うぜ!!」
「そうだぜ!!」
「お前ら!!俺をからかってるのかよ!?特に魔理沙の後ろにいる子!!」
「やっぱり父ちゃんは面白いぜ!!母ちゃんは私と似た性格だったんだ。」
父ちゃん?ハハ、ナニソレオイシイノ?
「私は霧雨魔理菜だぜ!!よろしくだぜ!!」
あっらー、魔理沙と同じような服装だし、気が付かなかった。
「私が、母ちゃん!?」
「そう!私の母ちゃん!!この服も母ちゃんから貰ったんだぜ!!」
そう言い魔理菜はニカッと笑う。性格は本当に魔理沙に似たんだな。
「母ちゃんと父ちゃんを呼んだ理由は落ち着ける場所に行ってから話すぜ!!」
「じゃ、魔理菜、頼む。」
「父ちゃんの頼みなら断れないぜ!」
そう言い魔理菜は箒に乗って空へ飛び出す。
「まだ、信じられないんだぜ……。」
「まあ、時期に飲み込めるようになるさ。今は魔理菜の後に付いていこうぜ。」
俺と魔理沙も魔理菜の後に付いていく事になった。




