表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
東方外遠記  作者: 颯人
第1章 とある少年の幻想入り ~Entering fantasy of the certain boy~
15/261

初めての宴会(強制)

博麗神社


「う、うーん。あり?ここは?」


知らない天井、もしかしたら自分の世界に帰ってきたのか?


「やっと気が付いたのね。」


博麗が襖を開けてきた。残念、現実はそう甘くはなかったか。


「俺は何で寝てたんだ?」


「それは気を失ってたからよ。」


なるほど、俺はあの大玉に当たったあと気絶したのか。気絶だけで済んで良かったぜ。


「ところで、外がやけに騒がしいんだけど、どうゆう状況だ?」


そう言うと博麗は縁側の方を指差しながら気だるそうにする。察しろってか?


「宴会をやってるのよ。まあ、あんたが起きるまで待とうとしたんだけど、言うこと聞かなくてね。」


「なるほど、じゃあ俺はこれでしつれ「帰らせないわよ」帰らせろ!!」


布団から出てダッシュで逃げようとしたが、博麗に止められた。意外と力強いな。


「どうして宴会に参加しないのよ?騒がしいのが苦手なのかしら?」


「別に騒がしいのは嫌いじゃねえよ。ただ博麗に言う必要はない。」


別に宴会は嫌いではない。けど、参加したくない理由があるんだよこっちは。


「……………。」


「答えるまでここからどこにも行かせないわよ。」


こりゃ本気だな。手にはお札を持ってるし。


「どうしてもか博麗?」


「どうしてもよ。あと博麗っていうの止めてくれない?堅苦しいのは嫌なのよ。」


理由を言わないと駄目か。言いたくないんだよ。


「はぁーーーー、わかったよ。霊夢、俺は女性が苦手なんだよ。」


そう言ったとたん、霊夢が吹き出した。可笑しい事は言ってねえぞおい?


「女性が苦手って、幻想郷はほとんど女性しかいないわよ。」


「は?女性しかいない!?」


聞き間違いか?いや確かに人里の人達も女性の割合が多かったけども。


「そうよ、男性なんて手で数えるくらいしかいないわよ。まあ、人里の人間は例外としてね。」


じゃあこの先帰れなかったらどうすればいいんだ!?


「帰りてえ。マジで帰りてえ。」


「まあその苦手を克服するいい機会じゃない?」


「随分とポティジブだな!!」


軽く言ってくれるな、まあ霊夢の言うことも一理あるけどさ。


「まあともかく宴会に行きましょ。」


霊夢に言われて仕方無く宴会会場に行く。途中逃げようとしたが、霊夢に襟元を掴まれて引き摺られるようにして連れていかれた。勘弁してください。















宴会会場


会場に着いたとたん皆の目線が一斉にこっちに向く。視線が辛い、帰りてえ。


「紹介するわね。この人は最近ここにやって来た泊谷聖人よ。」


「何勝手にはじめてんだよ!?」


周りから拍手が沸き起こるし、しかも本当に周りは女性しかいねえんだな!!


「さて、本人も来たことだし、始めるわよ!!」


「無視か!!俺の話は無視か!!」


人の話し聞けよ霊夢。とまあ紹介が終わって席に着いたら早速俺の所に人が来た。


「貴方が泊谷聖人ね。私はアリス マーガトロイドよ。よろしくね。」


顔は可愛い分類に入って、金髪の女性か。服装は青色の服に、青色のロングスカート、髪には赤のカチューシャを着けてるのか。これはあいつが見たら一目惚れしそうな人だ。


「よろしく、マーガトロイドさん。」


あれ?俺が挨拶したらマーガトロイドさんは不満そうな表情になったな。何か変なこと言ったか?


「普通にアリスでいいわよ。あとさん付けもなし。」


「はいはい。よろしくなアリス。」


この人は魔理沙と同じく魔法を使って人形を操るらしい。何でもありだなここは。


「貴方に興味があるの。今度家に来てもらえないかしら?」


「会って間もない人を家に招待するのはどうかと思うぞ?」


少しは警戒とかした方がいいんじゃね?


「貴方から変なことをしそうな雰囲気を感じないもの。もし変なことしても魔法の実験台になってもらうだけよ。」


おお怖い怖い。しかもさっきの言葉を笑顔で言うのが恐ろしいな。


「じゃ、また今度ね。」


そう言いアリスは席を後にした。この世界の魔女って若いのか?俺の知ってる魔女はヨボヨボの婆さんだからな。


「次は誰が来るんだ?」


続いてきたのは、3人組の子供だった。


「あなたが聖人ね。私はルーミア、よろしくなのだー!!」


こりゃまた金髪で黒と白の服を着ている幼女だった。


「よろしく、ルーミア。」


「こら!!あたいが最初にあいさつするつもりだったのに!!」


「別に、どっちが最初でも同じだと思うよチルノちゃん。」


ルーミアの後ろから妖精?がやって来る。青色の方は活発そうだな。緑の方は大人しそうだ。


「あたいはチルノ!!よろしく!!」


「私は大妖精です。よろしくお願いします。」


青色の方はチルノ、緑色の方は大妖精か。妖精か、何か想像してたのと違うな。


「ああ、よろしくな二人とも。」


あいさつが終わると三人はどこかに行った。って早いな帰るの!!


「まだ他にく「るわよ、私とかね。」マジか。」


息つく暇もなく次に現れたのは。小さいのと大きいのか。


「あなたが泊谷聖人ね。私はレミリア・スカーレット、よろしく。」


「私は十六夜咲夜です。」


片方の小さいのは背中にコウモリの羽が生えていて、上下白色の服を着ていて、髪の色は水色だ。これは吸血鬼か?


もう片方はザ・メイドっていう服装だな。でもミニスカートなんだな。


「二人ともよろしく。」


「聞けば霊夢と互角までいったそうね。外来人のくせに中々強いのね。」


レミリアがグラスを傾けながら言ってくる、おいそのグラスからワインの匂いがするんだが?


「たまたまだ。向こうは全然本気じゃない。」


「ふふ、面白いわね貴方。今度うちの館に来てもらえないかしら?」


館、吸血鬼の館か。スライディングしながら行かなきゃ駄目か?それとも鞭が必要か?


「考えておく。」


とまあいろんな人が、挨拶に来た。本当に女性ばかりだな。


「よう、聖人。人気者だな!!」


一通り宴会に参加している人達の挨拶が終わった所で魔理沙が来る。何か少し顔が赤いな?


「そうか?」


「幻想郷で男は珍しいからな!!私も一人しか知り合いがいないぜ!!」


と言いながら酒を飲んでいる。ちょい待て!!何か可笑しいだろ!!


「未成年が酒を飲んでもいいのかよ!?」


「そんな細かいことは気にするな。聖人もどうだ。旨いぞ!!」


「ちなみに聞くけど、皆酒を飲んでるのか?」


酒以外はないのか!?ないんですね分かります。


「あったりまえだぜ!!宴会と言ったら酒!!これしかないだろ!?」


おっさんかい!!まだ魔理沙は十代前半くらいだろ!!


「全く。あっ、読者の皆様はお酒は二十歳になってからな!!」


「そう言いながら聖人も酒を飲むのな。」


「つーかこれしか飲み物ないだろ!?」


まあ、旨いからいいんだけどさ。二日酔い大丈夫かねぇ?


「なあ聖人、霊夢に放ったスペルって私のマスパだよな?」


「まあそうなるかな?」


「どうやってやったんだ?」


この返答は困るな。あることをして出来るようになったのだが教える訳にはいかないな。いや、教えるのが面倒くさい。


「まあいろいろあったんだよ。」


「ふーん、まあいいぜ。それよりも宴会を楽しもうぜ聖人!」


とか会話をしながら酒を飲んだ。あっという間に宴会は進んでいき、終わり際に紫がやって来た。


「どうだった?初めての弾幕ごっこ?」


「正直疲れた。全身が痛い。」


明日二日酔いじゃなくて筋肉痛に悩まされそうだ。


「ふふふ、そうでしょうね。」


「なあ、俺は元の世界に戻れないのか?」


「あら、どうして?」


「出来れば、外の世界にいるやつに別れを言っときたいんだが、あと荷物も持ってきたい。」


ここにいるということは色々必要になってくる物があるからな。ほぼ手ぶらの状態でここに来たようなもんだし。


「どうしても?」


「どうしても。ちなみに逃げるような真似はしねえよ。」


つーか逃げても無駄だろ。紫は地の果てまで追い掛けて来そうだし。


「仕方ないわね。じゃあ10日間あげるから準備をしてきなさい。」


「サンキュー紫。」


「いえいえ、じゃあスキマを開くわよ。」


紫が開いてくれたスキマに俺は飛び込んだ。ってまたあの目玉空間通るのかよ!!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ