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東方外遠記  作者: 颯人
第11章 自然癒編 前編~Nature healing~
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植物の妖怪

極・東方神居祭、東方樂祭お疲れ様でした!初めてコミケに参加しましたが凄いですね!


磔「どんな感じだったんだ?」


規模は小さかったんですが、それでも人が多かったです!欲しいものは全部は買えませんでしたがいくつか買えたので満足です。


磔「ちなみにいくら使ったんだ?」


い、一万ちょっとです……。


磔「使いすぎだろ。」


初めてだったのでつい衝動買いしてしまいました。後もうちょっとお金持っていけばよかった。


磔「おいおい……。」


その後のライブはもう感動的でした!生で幽閉サテライトさんや他の音楽サークルの人達の歌が聞けたのでめっちゃ興奮しました!


磔「そのライブのおかげでバスに乗り遅れたんだよな?」


うぐっ、事実です。出来ればライブ後の物販売りにも参加したかったです。サインとか欲しかったなあ。


磔「ちなみに誰と行ったんだ?」


一人です、はい。

「瀬笈葉か、いい名前だな。」


「そうですか?」


でも何か意味がありそうな名前だ。何かを背負って生きる……まさかな。


「それよりも、誰ですか?」


おっと、自己紹介するの忘れてた。


「俺は白谷磔だ。」


「ちょっとー、どこに行ったのー?」


「あ、お姉ちゃんだ!」


葉は声のした方向を向いて手を振った。俺も葉の向いた方向を向くと。


「こんなところにいたのね。襲われなかったかしら?」


葉と似たような格好をして、髪の色と帽子の色が違う女性が来た。


「大丈夫です、お兄ちゃんが助けてくれましたから!」


「どちらさん?」


「ん、白谷磔だ、よろしく。」


「よろしくね、私は虹霓 文花よ。それよりも……」


文花が俺の方向いて溜め息をついた。俺の体に何かついてたっけ?


「貴方、ロリコンなの?」


「はぁ!?」


いきなり何言い出すんだ初対面の相手に。


「葉を狙うなんて余程重症なのね。」


「いやいやまてまて!!俺はロリコンではない!葉が妖怪に襲われそうになったから助けただけだ!」


「冗談よ、ちょっとからかっただけ。」


文花は優しそうな雰囲気出してるのに意外と性格悪いな。まあ、幻想郷で性格悪くない奴っていったら指で数えれるほどしかいないし。


「それよりも、磔のその火傷はどうやってつけられたのかしら?」


すっかり忘れてた、さてなんて言おうか。


「ちょっと月のお姫さまとドンパチしたから。」


「よく月へ行って生きてるわね。」


死にかけたけどな。


「ついてきなさい、治療してあげるわ。」


「すまないな。」


「葉を助けてくれたお礼よ。葉も行くわよ。」


「はい!!」



















「ここが私の家よ。」


まあ、いたって普通の家だな。


「普通で悪かったわね……。」


「心を読むな!!」


「顔に書いてあるのよ。」


……マジでなんとかしよう。


「入って、治療するから着替えなさい。」


「着替えてもいいけど、大丈夫なのか?」


幻想郷の女性は純粋なのが多いからな。上着脱いだだけで顔を真っ赤にする人が多いし。


「大丈夫よ。」


その言葉を信じますか。とは言え流石に着替える時は時間を止めさせてもらうけどな。


「よっと、着替えたぜ。」


上半身裸の短パンを履いてる状態だ。


「どうやって一瞬で着替えたのよ?」


「お兄ちゃん凄いですね!!」


「知らない方がいいこともあるんだよ。」


まあ、時を止めただけですがね!


「まあいいわ、で、思った以上に火傷が酷いわね、後左腕の傷も。浴室行きなさい、後葉は磔の体を冷やしてあげて!」


「わかった、お姉ちゃん!」


俺と葉は浴室行き。


「冷やすってこうかな?」


何処からか持ってきた氷をそのまま俺の体に


「えい!!」


数十個の氷を俺の体に投げ付けた、って!!


「いやおかしいだろ!!」


「え?でもこうした方が冷えると思って。」


「投げないだろ!!もっと普通のやり方があるだろ!?」


「普通の……そうですね!!」


そう言い葉は氷をそのまま俺の体に押し当てた。


「痛い痛い痛い!!」


「あれ?おかしいな?冷えてないのかな?」


「逆だ!!冷え過ぎて痛いわ!!」


「葉、ちゃんと冷やし……。」


浴室の扉を開けてきた文花はそこまで言った後、何かを思い出した顔をして。


「そういえば、葉は誕生したばっかりだから私達の言った事を変に解釈するんだった。」


「早めに気付け!!」



















その後ちゃんと文花が治療してくれました。けど完治はしなかった。


「うーん、私じゃ無理ね。」


そりゃ日本神話の神様に付けられた火傷だからな。


「いや、治療してくれただけでもありがたいよ。」


そう言い俺はお茶を飲む。服はちゃんと着てるからな。続いて文花と葉もお茶を飲む。あれ?


「そういえば文花と葉は何の妖怪なんだ?」


「葉と私は植物の妖怪よ。」


お茶を飲んでも平気なのか植物の妖怪なのに。


「ちなみに私は大丈夫よ。」


「葉は?」


「大丈夫……なんじゃないかしら?」


「何だよその間は?」


明らかに考えてなかっただろ。


「飲めますから平気です!」


まあ、本人もそう言ってるから大丈夫なのか。それとも葉が天然なのか。


「お姉ちゃん、ちょっと草さんとお話して来ますね!」


「あまり遅くなるんじゃないわよ。」


「はい!!」


そう言い葉は元気よく外へ飛び出した。


「若いっていいな。」


「あんたも充分若いでしょうに。」


見た目は青年、精神はお爺ちゃんだからな。


「さて、葉がいない今のうちに聞いておきたい事があるんだが?」


「何かしら?」


「葉は、何者だ?」


文花の顔が一瞬凍りついた、けどすぐに直して。


「そういう貴方も何者なの?」


質問を質問で返されるとは思わなかったな。何者か、正直に言うかそれとも……。


「貴方は、泊谷聖人に似てるわね。」


「聖人を知ってるのか?」


「噂だけね。正直に言いなさい、貴方は何者?」


どうやら正直に言わないと駄目らしいな、文花の目が嘘を言うなっていう目だし。


「俺は……本当の聖人だ。」


「ど、どういうことかしら?」


「理由は詳しく言えないが、とある事件で俺は外の世界に追い出された。でもそれを知ったら俺の知り合いが追い出した奴を懲らしめるから、変わりの偽者の聖人を作ったということだ。」


早くあの閻魔の所に行きたいが、スキマで行こうとしたら何故か戻されるしな。


「そうなのね、だったら都合がいいわ。」


「何だ?都合って?」


「実は……
















ということなの。」


「そうか、わかった。俺も協力する。」


あんな話を聞いたら協力せざるを得ないだろ。


「ただいまです!!」


「おかえり。そろそろ寝る時間よ。」


「はい!!」


そう言い葉は俺のところに来た、何でだ?


「一緒に寝ませんかお兄ちゃん?」


「ブフゥ!!」


「磔、あんたもそういう反応するのね。」


「なぜそうなる!?そして何でお兄ちゃんと呼ぶんだよ?」


「駄目なんですか?」


そう言い葉は真剣な眼差しで見てくる。止めてくれ!そんな真剣な眼差しで見るな!


「おい文花も何か言ってくれよ!!」


ここは姉である文花が止めるべきだ!


「良かったね葉、お兄ちゃんが出来て。」


「はい!!」


そうじゃないだろー!!何言ってんだよ!確かに葉は純粋だから変な事を言わないようにしたんだろうけどもっといい方法があっただろ!?


「それとも、お兄ちゃんは私の事が嫌いなんですか?」


「わかったわかった!寝るから寝るから!」


「やったー!いつもはお姉ちゃんとだから1度お兄ちゃんと寝てみたかったんだ!」


とても嬉しそうに喜ぶ葉を見たら怒る気なくなったよ


「襲わないでよ?」


襲わねーから、俺はロリコンじゃねえっつーのに。


「おやすみ葉。」


「おやすみなさいお姉ちゃん。」


文花はもう1つあった部屋に入った。そして電気を消す。


「(けど、寝れるわけねえじゃん。)」


会って間もない人と寝てるんだぜ、眠れるわけがなかった。すると葉が


「ねえお兄ちゃん。」


「どした?」


「何であの時助けてくれたんですか?」


今日の事か、まあ別に見捨ててもよかったんだが。


「命を大切にしない奴が嫌いでな。草や花、木でも命があるんだ。それを大切にしない奴が許せなかったからだ。」


今まで救えなかった分、それ以上の数を救わないとな


「そうなんですか、あの草さんがお礼を言ってましたよ。」


「草と話せるのか?」


「草だけでなく花や木も話すことが出来ますよ!」


さとりと似たようなもんか。


「楽しいか?」


「はい!草さんとお話しするのは楽しいです!色んな事を教えてくれますから!」


それならよかった。


「もう遅いし寝るぞ。」


「そうですね……おやすみなさい……。」


そう言い葉はすやすやと眠りだした。


「にしても、葉はとんでもないのを背負っているんだな。」


文花に聞いたが、スケールのでかいことで。


「こんなちっちゃい奴なのにな。」


身長は140くらいだし、天然だし。でも放っておけないんだよな、早苗に似てるし。


「まあ、出来る限りサポートはしていきますか。」


そう言い俺は眠りについた。


「と思っていた時期が私にもありました。」


眠れねえ……、何故か眠れねえ。目がギンギンに冴えてやがる。


「すやすや……。」


「(どうすっかな?ちょっと木刀でも振れば眠たくなるだろうけど、葉を起こすわけにもいかないし。)」


文花になんて言われるかわからないしな。


「人里に行きますかね。」


そういえば夜の人里には言ったことなかったな。この際行ってみるか。


「ほいしょっと。」


空間移動で人里に行く。要はスキマ移動だ。
















人里


「うへぇ、暗い……。」


人里に着いたのはいいんだが、暗いな。街灯がないから当たり前か。


「取り合えず散歩っと。」


人里をぐるっと一周してみた。今まではさらっとしか人里を見てなかったけど、よくよく見れば建物以外にも昔を感じさせるものがあったな。


「畑とか田んぼとかもあるんだな。」


まあ、自給自足するのには必要か。今度どこかで畑でも作ろうかな。しばらく散策していたら、屋台があった。


「ここにも屋台なんてあるんだな。しかもこんな時間に。」


※現在夜の10時です


「ちょっと小腹も空いたし、入るか。」


先客もいるみたいだし、こういうのにちょっと入ってみたかったからな。


「いらっしゃい!!!」


おっ、店主は女性か。しかも、背中に羽が生えていて、ピンク色の髪の色、人間じゃないな。


「あれ、見ない顔ですね!!」


「ここ最近来たばかりだからな。」


「ミスティアさん、おかわりを……って磔さん!?」


「あっ、阿求!?」


先客は阿求だったようだ。にしても意外だ。


「あれ?お知り合いなんですか?」


「はい!!私の好きな人です!!」


……はっ?今なんて?


「阿求、今なんて言ったんだ?」


阿求の言ったことは空耳だ!そうに違いない!!


「だ~か~ら~、私の好きな人です!!」


そう言い阿求は俺の腕に抱き付いてくる。


「この展開どゆこと?何故!?Why!?どうして!?」


「お兄さん落ち着いて!!」


普段大人しい阿求がこんな大胆なことをすること自体不思議でたまらないよ!?


「これは……夢だ。そうに違いない!!」


「ひどいですよ~。(涙目)」


ぬわあああ!!!やめろ!!そんな目で見ないで!!メンタルが!メンタルが!


「えへへ♪」


「お~!!熱々だね!!」


……どういう状況かって?阿求が俺の腕に抱き付いてさらに、顔を俺の腕にスリスリしてくるわけですよ。よくあるアニメのヒロインが人形を笑顔で抱き抱えてる、そんな感じだ。


「取り合えず、離してくれない?」


「だ~めです!!離しませんよ♪」


人って見かけによらな……。


「……なぁ、阿求はこの屋台でお酒を何杯くらい飲んだんだ?」


「えっと、今日は人里の重要な会議で頭の固い人達が話をしても納得してくれなかったって言ってました。」


「阿求はここの屋台によく来るのか?」


「たまに来るくらいですよ。」


「つまり……、やけ酒をしたのか。」


「そうみたいですよ。滅多に飲まないお酒を飲みましたからね。」


やっぱりか。お酒を飲んで理性が飛んだのか。


「ところで名前は?」


「あっ!!自己紹介がまだでしたね!!私はミスティア・ローレライですよ!!」


ふむふむ、ミスティアと。


「じゃあミスティア、何か適当にお酒のつまみになるものを出してくれないか?」


「了解でーす♪」


さて、どんなのが出るのか楽しみだ。っとそれよりも。


「阿求、そろそろ離してくれ。」


「磔さんの頼みなら仕方ないですね♪」


やれやれ、ようやく離れてくれ「隣に座りますけどね♪」デスヨネ~。


「はい!お待ちどおさま!!」


はやっ!!まだ数分しか経ってないぞ!!


「本当に適当に出しましたから!」


出されたものは……、おでんに枝豆、本当に適当です、ありがとうございます。


「味は……旨っ!!」


「適当に作った物ですけどね!」


予想以上におでんの具の味がしっかりしていてびっくりだ。


「磔さん!!私にも!!」


阿求はキラキラした目で見てくる。やれやれ、仕方ない。


「ほら、少しだけだぞ。」


阿求に少しおでんを分けたが、何故かむすっとしていた。何故だ?


「……食べさせてくれないんですか?」


「それは駄目だ。」


俺のメンタルが持たなくなる。


「わかりました。」


そう言い阿求は食べ始めた。その後、俺は出された日本酒を飲んでいたが。


「磔さん!!」


「どした?」


ミスティアの方を向いたら隣を指差していたので見てみると。


「スースー……。」


阿求はとてもいい顔をして寝ていた。やっと静かになったか。


「寝たのか。」


「それにしても阿求さんは酔うとあそこまで大胆な性格になるんですね!!」


同感である。普段は大人しいからこそかねぇ。


「さて、そろそろ帰るかな。」


お金は、適当に払ってと。


「……こいつどうしよう?」


未だに気持ちよく寝ている阿求をどうすっかな?このままでいいか?


「あっ、お兄さんが家まで運んであげてください!」


「はあ!?」


「だって、阿求さんと仲良かったですし!!」


「……はいはい運びますよ。」


弁解しても信じてくれなさそうだし。


「よっと、予想以上に軽いな。」


俺は阿求をお姫様だっこをして、空間移動で阿求の座敷に行き、布団をひいて寝かせる。


「……このことを覚えていませんように。」


あれ?阿求の能力って……。


「確か、1度見たものは忘れないだったか?」


オワタ、まあいいか。


「んじゃ、帰りますか。」


その前にファブってと。何の略語だって?ファ○リーズを体にシュッシュッしているだけだ。


「……余計に目が覚めてしまった。」


さて、葉を起こさないようにこっそり寝ますか。

迷いましたが書くことにしました!消されるかもしれないがそれでも書く!

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