いつもの宴会
皆さんこんばんわ。
「「「私だ!!」」」
「……自重してくださいよ。」
このネタ1度やってみたかったんだよな。絢斗と健二はやってくれたけど、快はやってくれなかった。
今は守矢神社で宴会をしている。博麗神社じゃないのかって?たまにはここでもいいだろうというらしい。
「まあ、霊夢の状態からすれば博麗神社でやるわけにもいかないしなぁ。」
霊夢は良太と一緒にいる。時々笑い声が聞こえるが顔を見ればまだ悲しい顔をしている。
「でも今は宴会を楽しまないとね~。」
絢斗の言うとおりだな。今は宴会を楽しむか。
「じゃあ妖夢ちゃんのところに行ってくる~。」
そう言い絢斗は去っていった。
「僕も行きますね。」
快も去っていった。おそらくアリスのところだろう。最近のあいつらのいちゃつきは半端ないからな。
「俺らは適当に回りますか。」
「だな。俺は聖人に付いていくか。」
俺と健二はとりあえず近くにいる人に今回の異変に協力してくれたお礼を言いに行くことにした。
最初に見つけたのは、
「そーら高い高い!!」
「キャー高いねぇ!!」
「まったくフランは子供なんだから。」
約1名知らないのがいるんだが?しかもレミリアと同じような翼が生えてる。
「あら、聖人じゃない。」
「レミリア、あそこにいるやつは誰なんだ?」
レミリアはちょっと考え込んでから、
「私のお父様の弟よ。」
「吸血鬼も普通に親戚とかいるんだな。」
健二は感心したように頷いた。するとフランを肩車しながらその男性はこっちに向かってきた。
「誰だお前ら?」
殺気を放ってきながら言ってきた。これは、中々やる人物だな。
「名乗るほどでもない。」
「そうか、ならくたばれ!!」
「ちょっとお義父様!!」
男性は俺に向かって凄いスピードで突進してきた。だがこういうのは慣れてるので、俺は当たるギリギリで避ける。
「ほぅ、俺の攻撃をかわすとは。」
「俺はあんたと戦いにきたわけじゃねえんだけど?」
正直異変後なので体がだるいったらありゃしない。
「そんなことはどうでもいいさ。レミリアを狙った落とし前はつけさせてもらうぞ!」
はあ、完全に頭に血が登ってる。弁解しても聞いてくれなさそうだな。
「どうする?聖人?」
倒すのは難しい、なら
「健二は手を出さないでくれ。」
健二は俺の考えを読んだのか、
「あいよ。」
後ろへ下がってくれた。その間に俺は男性に向かって
「早く終わらせたいからとっととこい。」
手を使って挑発した。男性は、
「吸血鬼を挑発するなんて、面白い。気に入ったぞおまえ!!要求どおりいってやる!!」
そう言いさっきよりも何倍も速いスピードで攻撃してくる。だがそんなことは予想出来たので、
「甘いな。」
俺は攻撃をしゃがんで避けて、
「想符 セイントキャプチャー!!」
男性が止まった瞬間を狙い、男性を光の網で拘束した。
「勝負あったな。」
俺は男性に刀を突き付けて言う。けどおかしい点がひとつある。その点について考えてると、
「確かに勝負あったが、俺の吸血鬼の種族までは知らなかったようだな。」
光が効かないってことは、あの種族か。
「デイウォーカーってやつか?」
「ご名答、だがこの網強力だな。普通の吸血鬼なら気絶しているな。」
それは吸血鬼対策用のスペルだからな。けどデイウォーカーなら動けないだけで済むのか。
「お義父様何をしてるのよ!?」
「お兄ちゃんは私達の友達だよ!!」
レミリアとフランがそう言う。すると男性の顔がみるみる青くなっていき、
「それはすまなかった。」
と言い謝ってきた。
「誤解が解けたのならいいんだ。それよりあんたの名前は?」
いつまでもあんたって言いたくないし。
「俺はフォン・スカーレットだ。」
なるほど、レミリアと同じか。
「俺は泊谷聖人。人間だ。」
そう言いフォンと握手をする。
「人間じゃないだろう?」
「一応人間だ。」
人外なのは認めてるけどな。けど人間でいたい。フォンはその後、酒を持ってきて、
「さあ飲むか!!レミリアの幼い時の話を肴に!!」
「ちょっと!!何でそうなるのよ!!」
「主に面白かったことについてだな!!」
フォンは面白い奴だな。
「レミリアの過去か。聞いてみたいな。」
「ちょっと聖人!あなたまで!!」
「ガッハッハ!!諦めろレミリア。」
フォンはレミリアを見て愉快に笑った。俺の中の吸血鬼のイメージが変わったな。
「では聖人、話すぞ。実はな……」
「そこまでにしなさい!!そうしないとあなたたちにグングニルをお見舞するわよ!!」
そう言いレミリアは顔を真っ赤にしながらグングニルを握っていた。けどフォンは、
「いいのかな?そんなこと言っても?」
フォンがにやにやしながら言った。この流れはあれをやるんだろう。面白いから乗っかるか。
「我々の世界では。」
「ご褒美です!!」
最初にフォンが言い、続いて俺が言った。
「聖人、ますます気に入ったぞ。」
「そりゃどうも。」
俺はフォンと笑いあった。するとレミリアは、
「いい加減にしなさいよ!!」
「「イエーーーイ!!」」
レミリアが手を上に挙げてうがーって言ってるが、それを無視して俺らはフィーバーポーズをとる。
駄目だ、今日はテンションがおかしい。久々に絢斗達以外の人物ではしゃげるのが現れたからかな。
でもフィーバーポーズしたらあの人が来そうだな。
「呼びました?」
噂をすればなんとやらってことわざは本当らしいな。タイミングが良すぎるぞ衣玖。
「俺が呼んだ。」
健二が呼んだのかよ、まあいいけど。
「お前さん達は?」
フォンが俺に聞いてくる。そういや初対面か。
「そっちの男が松方健二。女性は永江 衣玖。」
「よろしく。」
「よろしくお願いします。」
「おうよろしくな。俺はフォン・スカーレットだ。」
フォンは二人に握手をする。握手し終わった後、レミリアが、
「私を無視するなぁ!!」
手足をじたばたさせて言ったが、俺達は無視した。すると衣玖が、
「じゃあ皆でポーズをとりましょう。」
そう言い衣玖はフィーバーポーズをした。俺達も見よう見まねでポーズするが、
「そこもう少し足開いて、あとフォンさん手の位置は少し上です。」
など細かく指導された、そして
「「「「イエーーーイ!!」」」」
俺とフォンと健二と衣玖でポーズをとった。そこに文が来て、
「いい光景ですね。1枚撮らせて頂きます!」
「いいぞ、って久し振りだな文。」
「フォンさん!!今までどこにいたんですか!!」
フォンと文は知り合いか。吸血鬼と鴉天狗って友達になれるんだな。
「それより撮らせて頂きます。いいですか?」
「私もするーー!!」
フランも混ざって5人でポーズをして文に撮ってもらった。
「ありがとうございました!」
「では、また今度。」
そう言い文と衣玖は去っていった。するとフォンは
「どうやったら文のスカートの中見れるかなぁ。」
知らんな。でもそんなこと言ったら、
「ちょっとお義父さん!!」
案の定レミリアが怒った。フォンは笑って
「これが男のロマンなんだよ!」
どや顔って言い切ったよ。レミリアは呆れて声も出ないみたいだな。
「うー、なんでこんなのが私のお義父さんなのよ。」
諦めろレミリア、今さらそんなこと言っても。
「安心しろ、可愛い娘のスカートの中は見ない。」
いや、見ないのが普通だろ。絢斗と似たようなやつだな。
「ねぇー誰か来るよ?」
フランに言われて俺達はフランが指差した方に向く。
そこから歩いて来たのは、
「うっ、やっぱりあなたなのね。」
嫌な顔をした幽香がいた。幽香を見つけた途端、フォンは走り出し、
「幽香ちゃん!!久し振りだな!!」
「ちゃん付けはやめなさい!!」
幽香が顔を真っ赤にして怒鳴ってるよ。でも珍しいな幽香があんな顔になるなんて。
「そんなこと言うなよ、俺と幽香ちゃんの仲だろ。」
「あなたとはそんな仲じゃない!!」
「でも顔赤いぞ。もしかして嬉しいんじゃないの?」
「だ、誰か嬉しいって!?」
冷静を装ってる幽香だけどテンパってるのがバレバレだ。
「聖人、どうにかして。」
「レミリア、俺には無理だ。」
フォンみたいな性格のやつはあのままでいい。下手に干渉はしたくないな。特に今の状態。
「幽香ちゃん、久し振りに抱き締めてもいい?」
「あなたに抱き締められたことないわよ!!」
幽香の顔がどんどん真っ赤になっていってるな。それを見てフランは
「幽香さん、嬉しいんでしょ?」
「なな何言ってるのよ!!」
「嫌だったら顔を真っ赤にしないよ。」
「そそそんなことしし知らないわよ!!」
フランの純粋な質問に困ってるな。素直になればいいのに、
「そういうあなたも素直になれば?」
おう……心を読まれた。って何でわかるし!?
「俺は言葉にはしてないぞ。」
「顔に書いてあるわよ。」
レミリアに読心術教えたの誰だ?今すぐ忘れさせろ。
「それよりお義父様は?」
フォンの様子は……。
「幽香ちゃ「マスタースパーク!!」無駄無駄!!」
幽香に抱きつこうとしてるし、しかもマスタースパーク喰らってるのに……懲りないな。
「あなたの体はどうなってるのよ!!」
「知りたいか?なら存分に教えてあげよう!」
そう言いフォンは幽香に近付いた。
「さあて、どこから知りたい?」
「ちょっと聖人!!見てないで助けてよ!!」
うん、無理だ。俺にはどうしようも出来ない。
「幽香、いい夢見ろよ。」
そう言い俺は幽香に向けて十字を切った。
「幽香ちゃんのそういう姿可愛いなぁ。」
「ちょっと!!助けてよ!!」
嫌なら蹴飛ばすなり、日傘で弾き飛ばしたりすればいいのに、女心はわからんな。
でもこれ以上ここにいると巻き込まれるかもしれないし、早苗のところに行きますか。
「じゃあフォン、適度にな。」
「無理だな、俺の魂が呼んでいる!!」
「レミリア、フラン、何処かに行った方がいいぞ。」
「言われなくてもそうするわ。」
「私もなんか嫌な予感がする。」
レミリアとフランはどっかに行った。ちなみにフォンと幽香のいるところは守矢神社の近くにある茂みに囲まれた広場みたいなところだ。
「さて、防音の霊力の壁を張ってと。」
「スパーク!!「無駄無駄無駄!!」どうして効かないのよ!!」
「これが愛の力だぁ!!」
さて張り終えたし、ずらかりますか。
「聖人!!後で覚えておきなさい!!」
聞こえなーい聞こえなーい。




