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東方外遠記  作者: 颯人
第8章 再び幻想へ ~Again to the Fantasy~
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決戦5

聖人side


「さて文、覚悟はいいな?」


俺は文を睨み付けながら言った。


「集まっても飛べないなら勝てないわよ。」


「俺と快は関係ないが、一応対策はしておくか。幽香、健二、魔理沙はどっかに飛べなくする機械がおいてあるから探してきてくれ。」


「わかった。」


健二はそう言ってくれて。


「ほら、行くぞ。」


健二達は機械を壊しにこの場を出た。


「早苗はレミリアと咲夜の治療を頼む。」


「わかりました!!けど、アリスさんは!?」


「……、快の様子を見て察しろ。」


快は怒り狂ってる顔で、文を睨んでいた。


「……わかりました。」


早苗は頷いてレミリア達の方へ向かった。


「そしてフラン、君の能力でこの空間にある飛べないっていうことを壊してくれ。」


「???」


俺はフランに言ったが訳がわからないって顔をしていた。


「フランのありとあらゆるものを破壊するっていうのは物を壊すだけじゃなくて、空間の中にあるのも壊すことがてぎるはずだ。」


「でもすぐ元に戻るんじゃないんですか?」


良太はそう聞いてきた。


「一瞬さえ飛べればあとは飛び続けることができると思う。」


「わかった、やってみるね!」


フランはそう言って能力を使った。


「ぎゅっとして、ドカーン!!」


…………………………


何も音はしなかったが、何かが壊れた感じがした。


「よし、行くぜ!!」


俺はそう言い能力で空中をかけ上がった。二人は大丈夫か、そう思って後ろを向くと。


「おいてかないでくださいよ。」


良太はそう言い、ついてきた。良太は拳銃を2丁持ち、2丁を下に向けて霊力で出来た弾を打ち出して飛翔していた。


「早いな、それが聖人の全力か。」]


快はグローブを下に向けて、炎を発射してその反動で飛翔した。


「まあ、これがなくても飛べたけどな。」


そう言い快はグローブの炎を消した。


「これで思う存分やれる。」


俺はそう言って文に近づき刀を縦に振った。


[そんなの当たりませんよ。]


文は持ち前のスピードでかわした。文はまだ全力で飛行してないな。


「それに、そのスペルは10分間しかもたないはずですよ?そんな早めに使っていいんですかね?」


言うことは一理あるな。


「確かに10分間しか持たなかったな。けど、その弱点を放置していたわけじゃないぞ?」


俺は銀色のオーラをさっきよりも強く出しながら答える。


「ハッタリじゃなきゃいいですね。」


「あんたもな。」


快は素早く文に近付き右ストレートを放つ。だが文は必要最低限の動きでそれを避けて、カウンターを叩き込む。


「見え見えなんですよ!!」


「そっちもな。」


快も必要最低限の動きでそれを避け、カウンターを叩き込む。それも文は避けて……、というようなことをしばらく空中でしていた。


[少しでも力になるように加勢します!!銃符 ウォーターバレット!!」


良太は拳銃を文に向けて撃った。撃った弾丸は水の泡みたいなもので速度は遅かった。


「そんな弾幕……!!」


文は一瞬そっちに目がいった。その隙に快は回し蹴りを放つ。


「ッ!!!」


「油断しないことだな。言っておくがお前のスピードは俺より遅い。」


「そう、そんなのやってみないとわからないわよ!! 岐符 サルタクロス!!」


文はスペルカードを使ってきた。中くらいの弾幕が上下左右から現れて、俺に当たりそうなところで止まり、バラバラに降ってきた。

降ってくると同時に第二波が来るので、中々に

避けづらい弾幕だ。


「避けづらい弾幕だ。なら、ハアァァ!!!」


俺は衝撃波を全方位に放ち、スペルの弾幕を弾き飛ばす。


「隙あり!!」


文は俺が弾幕を弾き飛ばす間、俺の後ろを取り、攻撃しようと構えていたが。


「お前の相手は俺だ!!」


快はドロップキックをし、文を吹き飛ばす。


「痛いわね!!」


「そう言ってる暇はあるんですか?銃符 クイックターン!!」


良太は文に向けて大量の弾幕を回転しながら撃った。けど文は高速で動き良太の後ろに詰め寄り、


「私のスピードを忘れたんですか?」


そう言って弾幕を放とうとした、けど良太はニヤリとして。


「忘れてなんかいないさ、充分あんたのスピードはわかってるさ。」


「何を!!」


そう文がいいかけた時に快が文の背中にパンチを入れる。拳の先に弾幕をつけてるので、弾幕勝負では有効になる。文は吹っ飛ばされたが空中で姿勢を整えた


「あんただけが速いわけではないぞ。」


「そんなことは……!!」


文は後ろに逃げようとしたが、快は素早く動き、文の行く道を遮る。


「しつこいのよ!!」


文は大玉の弾幕を放ったが、逆に快はそれを利用し大玉を文に跳ね返す。


「ぐあ!!」


文は地面に叩きつけられた。


「これでわかってもらえたか?」


快は文にそう言ったが、文は起き上がり。


「認めない、認めないわよ!! 私より速いだなんて!!そんなの…あるわけないわ!!」


そう叫び快に向かって突進してきた。


「あとは俺が決める、聖人と良太は下がってれ。」


「あいよ。」


俺はそう言いオーバードライブを解除して、地面に着地した。


「来やがれ。」


文は自分の最大のスピードで、快に殴ったり、蹴ったりしていた。けど快はそれを小さな動きで避け続けていた。


「はあぁぁぁぁ!!!」


「文が速いのは認めるけど、俺は単純に速いってわけじゃないんでね。今からお手本を見せてやるよ。乱符 ラッシュストーム!!」


快はスペルを唱えた。唱えた瞬間に快の姿は消えて文の横に立っていた。


「どういう、ぐっ!」


快は文に拳の連続コンボをお見舞いした。このスペルは俺のスペルの幻狼風雷破斬の拳バージョンだ。


「どうして快君は高速で動けるのかしら~?」


いつの間にか隣に来ていた幽々子が俺に聞いてきた


「快はあのモードになると超高速で動けるようになるんだよ。文より早くね。」


「まあ納得してないけどいいわ~、けど快君は中々強いのね。」


幽々子は驚いた様子で言った。


「多分今の状態なら俺と戦っても互角、いやそれ以上かもな。」


俺は幽々子にそう言った。


「そろそろ決着がつきそうですよ。」


良太がそう言ったので快の方を向いた。快のスペルは終わっていて気絶している文を抱えて戻ってきた。快が着地すると同時に健二達も帰ってきた。


「おかえり。」


「もう疲れたよ……。それよりも。」


快はそう言って能力を解除し、悲しそうな顔をしてアリスのところに行った。けどそこには。


「快!!!」


「ちょ!!ええ!?な、何でアリスさんが、い、生きてるんですか!?」


アリスは急に起き上がり、快に飛び込んだ。


「おいおい~、俺の能力を忘れたんかい?」


「絢斗!!おま……。」


アリスの隣に、全身に包帯を巻いていた絢斗の姿があった。


「……感動的な場面で申し訳ないんだけど。」


「絢斗さん、ミイラ男になってますよ。」


俺と良太は絢斗の姿を見て笑いが込み上げてきた。とてもシュールですげえ可笑しい。


「快、ありがとね。」


アリスは快に抱き付くのをやめて快の顔を見た。


「よ、よがっだでずよ!!」


快は大泣きしてアリスに抱き付いた。だが力が強すぎたのか。


「キャッ!!」


アリスがバランス取れなくて、押し倒していた。


「ほんどに、ほんどによがっだでずよー!!」


快がそう言い泣いているのをアリスは笑顔で優しく快の頭を撫でていた。


「和んでる雰囲気を壊すのは申し訳ないけど、破壊してきたからな。」


健二達は苦い笑顔で言ってきた。


「お疲れ、じゃあ帰るか。」


「……は?」


俺の言った言葉に全員が困った顔をした。いや、ただ単に帰るかって言っただけなんだが。


「それはどういうことよ?」


霊夢が少し不機嫌な顔をして言ってきた。


「どうせ謙治のやつはもう俺達がわからない場所に行ってるよ。なら俺達も帰って宴会でもしようじゃないか。」


「宴会!! やろうぜ!!」


魔理沙が目を輝かせながら言ってきた。


「まあ、いいんじゃないかしら?」


霊香がそう言ったので、霊夢も


「わかったわよ。」


渋々了承してくれた。


「場所は私のアジトな!!」


「わかった、じゃあ行くぞ。」


俺は空間を斬り、アジトへ繋がる道へ皆を入れた。


「いやー、久々だから楽しみだぜ!!」


「あんまり羽目を外しすぎないでよ。」


「霊夢さん、今日は多目に見ましょうよ。」


そんな会話が聞こえてきて、皆が入ったのを確認してスキマを閉じた。そして、一人残った空間で。


「まあ、大体の居場所はわかってるんだけどな。でも皆もリフレッシュが必要だろう。盛り上がってくれよ、じゃないと俺の考えているプランが出来ないからな……。」


「けっ、お前がプランなんて考えるようになったとはな。」


「俺もバカじゃないんだよ、……久しいな。」


俺は声がした方向にむけて話す。


「久しいぶりだなぁ、まだ顔は会わせられねえけどな。」


「今皆に会ったらとんでもないことになるからな。アリスの件、サンキューな。」


「よくわかってるじゃねえか、まあ閻魔の目を盗むのは大変だったがな。さて久し振りに話せたし……じゃあな。」


その後は何も聞こえなかった。


「さて、俺も宴会を楽しみますか。」


そう言い俺は空間の中に入った。

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