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東方外遠記  作者: 颯人
第8章 再び幻想へ ~Again to the Fantasy~
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決戦2

聖人side


聖人[何をした、早苗に?]


俺は霊力を開放して、謙治に問いただす。

だが、謙治は俺の反応を楽しむかのように、


謙治[ちょっと次元を弄っただけさ。]


謙治は笑いながら言った。


聖人[待っていろ早苗、助けてやるからな。]


早苗[…………]


だが、早苗はしゃべらなかった。

代わりに俺に弾幕を放ってきた。


聖人[(説得してもダメか…なら俺の能力でなんとか

するまで!!)]


そう思い、俺は弾幕を避けて、早苗に近づく。

しかし、早苗は慌てる様子はなく、


早苗[……スペル、オールコピー]


聖人[やばい!!]


あのスペルを使われたら俺の勝ち目はほぼ無く

なってしまう!!

そう思い早苗に向けて弾幕を放ったが…


早苗[奇跡…スピア・ザ・グングニル]


早苗はグングニルをつくりだして、俺に向かって

投げてきた。


聖人[間に合わなかったか!!]


俺は横っ飛びでそれを回避する。

直撃は避けれたものの、脇腹にかすってしまった。


聖人[くっ!!]


謙治[どうした? 手も足も出ないか?]


謙治はモニターから言ってきた。


聖人[早苗!! 落ち着けよ!!]


しかし、俺の言葉も意味がなく、


早苗[開海 モーゼの奇跡]


早苗はさらに弾幕を放ってきた。


聖人[聞く耳持てよ!!

想符 フレアスパーク!!]


俺も弾幕を放ち、相殺させる。

相殺出来たのを確認してすぐに俺はスペルを

手に取った。


聖人[荒っぽくなるが仕方ないか…

剣符 イリュージョンソード!!]


俺は早苗に向けて鎌鼬を放った。

早苗は少し慌てたが、すぐに、


早苗[奇跡 二重結界…]


結界を張り、ガードしたらしい。

貫通出来るか、と思ったが鎌鼬全て防がれて

しまった。


聖人[これもダメか!!]


俺は次の攻撃をどうするか考えていると、


早苗[秘術 グレイソーマタージ]


聖人[考える暇も[さらに……]!!]


早苗[奇跡 雷光斬]


聖人[それは俺の!!]


早苗は最初に星形の弾幕を放ってきた後に、

その星形の弾幕の隙間を埋めるように雷を

放ってきた。

こうなってはよけれるわけもなく…


聖人[がああああ!!!]


俺は大量の弾幕を浴びた。


聖人[はあ、はあ。]


あらかじめ霊力を開放しておいたので防御力は

上がったが、無傷というわけでなく、口から

血の味がした。


謙治[フハハハ、その程度か。]


聖人[黙れ!!]


俺はモニターに弾幕を放ったが、モニターは

傷一つ付かなかった。


謙治[無駄無駄。]


聖人[ちい…]


俺は血の混じった唾液を吐き捨てた。

そして、早苗をみる。

早苗は躊躇なく、


早苗[奇跡 クロックコープス…]


早苗から大量の弾幕が放たれた。

だが、単にあちらこちらに放っているだけだった。

俺はあえてその場から動かずに、自分の体に

当たりそうな弾幕だけ、刀で弾いた。

しばらくすると攻撃が止んだので、俺はその隙を

見逃さず、攻撃する。


聖人[そら!!]


俺は早苗に向けて弾幕を放った。

が、早苗はそれを全て避けた。


聖人[ここまで強いのかよ…]


早苗[…………]


だが、早苗も多少息が上がっているようだった。


聖人[チャンス!!

剣符 水閃斬!!]


俺は早苗に斬りかかった。

早苗は俺の攻撃が当たる寸前にお払い棒を振るった。

が、俺はそこにいなく早苗の後ろに回り込み

早苗に峰打ちをした。


早苗[!!]


当たったものの、早苗は気絶しなかった。


聖人[くそ、今ので気絶してくれたら良かった

んだが。]


早苗[大奇跡、弾幕結界…]


聖人[!!! そこまでの技も使えるのか!!]


俺は早苗から距離を取ろうとバックステップを

したが、結界の中に閉じ込められてしまった。


聖人[(右手を使えば脱出出来るが、あまり使い

たくないんだよな…)]


右手を使えばあらゆる弾幕や能力を打ち消すこと

が出来るが、かなりの体力などを使うので出来る

だけとっておきたかった。

など考えていると、周りに大量のクナイの弾幕

があり、一斉にこっちに向けて飛んできた。


聖人[数が多すぎる!!]


俺は刀を使い、弾いたり、避けたり、受け流し

たりして回避していたが、何本か刺さってしまった。


早苗[……第二波]


早苗がそう言うとまた大量のクナイの弾幕が設置

された。


聖人[これ以上くらうわけにはいかない!!

想符 エアーサークル!!]


俺は爆発する弾幕を周りにつくり、爆発させ、

クナイを弾き飛ばした。

クナイは弾き飛ばしたが、結界は壊れなかった。


聖人[くそ!!]


俺はどうするか考えていると、


早苗[第三波…]


聖人[ここまでやれるのかよ…]


俺はクナイを弾いたりしてたが、手を滑らせて

刀を落としてしまった。


聖人[しまっ!!]


俺が叫んだ時にはもう遅く、大量のクナイが俺の

体に刺さった。


聖人[ぐわああああ!!!]


俺は刺さったクナイを抜いた。

あちこち刺さったが、なんとか致命傷は避けた

ようだ。

だが、立っているのがやっとだ。


早苗[…………]


スペルブレイクが来たのか結界は壊れた。


謙治[フハハハ、ざまあないな!!]


謙治は高笑いしながら言った。


謙治[さて、早苗、止めをさせ。

せめて大好きな人に殺されるがいい。]


早苗はスペルカードを持ち、唱えようとした。

が、早苗は使おうとはしなかった。


謙治[どうした?、さっさとやれ!!]


早苗[は…………い]


早苗は使おうとする。

けど、俺は早苗の顔から心の気持ちがわかった。


早苗[…………ない]


聖人[早苗?]


弱々しい声だったが、何かを伝えようとしていた。


早苗[………たくない]


徐々にだが、聞こえてきた。


早苗[傷付け……たく…ない……]


謙治に何かをされてるのを抑えて俺に伝えている

のだろう。

この気持ちを無駄にするわけにいかない。


聖人[早苗……]


俺は力の入らない体に無理矢理力を入れて、立った


謙治[何故だ!! 何故使わない!!]


聖人[お前は早苗に何かをしたみたいだが、それを

早苗が抑えてるんだよ。]


謙治[ち、やっちまえ!!]


謙治はそう言うが早苗は何も反応しなかった。


謙治[くそが!!]


聖人[早苗、今助ける…]


俺は重い体を動かし、早苗に近付いていく。


謙治[何故動ける!! お前は動けないはずだ!!]


謙治は驚いた感じで言ってきた。

俺の今の状態は体のあちこちから出血しており、

歩くたびに血が噴き出す。

けど、俺は歩くのをやめない…


聖人[確かに俺はもう限界だ、けど俺はそれでも

立ち上がる…]


謙治[てめえは何故動ける!!]


聖人[簡単な話だ。

目の前に傷付いている人がいる。

それで立ち上がる理由になる。]


俺が歩いている間にも、早苗は弾幕を放ってくるが

早苗の目から涙が流れていた。

涙を流している人を放ってはおけない。

傷付いている人を放ってはおけない。

その気持ちだけで俺は早苗に近付いていく。


早苗[…………]


早苗は目を閉じて俺に向かって突進してきた。

俺はそれを横に動いてかわし、早苗を抱き寄せた。


聖人[頑張ったな早苗。]


早苗[…………]


早苗は震えながらも俺に攻撃しようとしたが、

俺はそれを受け止め、


聖人[戻ってこいよ早苗……]


早苗[あ…]


聖人[さあ…帰るぞ…]


早苗[うわあああ!!!]


早苗は涙を流して俺に抱き付く力を強くする。


早苗[怖かったよ…]


聖人[もう大丈夫だ…]


早苗[でも……傷が…]


聖人[こんなものは後で治すさ。]


謙治[くそ、失敗したか!!]


謙治は悔しそうな顔をして言った。


聖人[そこで待っていろ…ズタズタにしてやる。]


謙治[だが、俺よりも他の仲間のところにいったら

どうだ?]


聖人[てめーに言われなくても仲間のところに

行く。

そして、その後にお前を倒す!!]


謙治[ふ、ふん せいぜい足掻けばいいさ。]


そう言い残してモニターが消えた。


神[大丈夫か!!]


諏[早苗ーーーー!!!]


こっちに走ってくる神奈子と諏訪子が見えた。

神奈子と諏訪子は早苗に抱き付き、


神[大丈夫だったかい?]


早苗[神奈子様…はい、もちろんです!!]


諏[あーうー、よかったよぅ]


早苗[諏訪子様…]


神[聖人…ありがとな。]


聖人[いえいえ、俺に礼を言う必要はありませんよ]


諏[でも早苗を助けてくれた。]


聖人[好きな人を助けるのは当たり前でしょう?]


早苗[聖人…]


そう言い早苗は俺にキスをしてきた。


早苗[……これはお礼です//////]


聖人[早苗……助けるのが遅くなってごめんな。]


早苗[いえ、必ず聖人が助けてくれるって信じて

ましたから。]


聖人[早苗……]


諏[よし!! じゃあ黒幕もとっとと倒しちゃおう!]


聖人[そうしたいが、皆が心配だ。]


早苗[じゃあ皆さんを助けにいきましょう。]


聖人[だな、行くか…]


神[待ちな、聖人…そのままで行くつもりかい?]


聖人[そのまま…あ、]


俺は体中から血が噴き出しているのを忘れていた。


聖人[血を出しすぎた…]


俺はその場に倒れた。


早苗[ああーーーー聖人!! 大丈夫ですか!!]


聖人[大問題だ…、それより早苗…服は大丈夫か?]


早苗[はい、何故か大丈夫です。]


聖人[神奈子、諏訪子、手当て頼む。]


諏[聖人には回復のスペルがあるんじゃないの?]


聖人[それ今やったら死ぬから…、あーー

眠たくなってきた…]


早苗[聖人ーーー逝かないで!!]


神[早苗、冗談に決まってるだろう…]


聖人[ばれたか…]


早苗[まーーーさーーーとーーー!!]


聖人[ちょ!!この状態で弾幕撃たれたら本当に

死ぬから、そして諏訪子、笑ってないで止めろ!!]


諏[聖人…ガンバ]


早苗[聖人、準備はいいですか?]


聖人[良くないから!!]


早苗[大丈夫ですよ、この弾幕には奇跡の力で

回復出来るようにしてありますから。

すこーーし痛いですけどね♪]


聖人[少しじゃないだろ!!]


早苗[さあ!!覚悟!!]


聖人[のわああああ!!!!]

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