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137.実力と調査

「投稿」ボタンを押したつもりが押せていなかったという事実に驚愕しています。

すみませんでした。

「孝弘、行くぞ」

「はい、兄さん。……どこに?」

「今の孝弘じゃ主任たちの足手まといにしかないらない」

「実力的にってこと?そんなことはない」

「誰もが大家みたいな主任ではない。例えば孝弘は明石に勝てるのか?」

「それは……多分勝てないけど」

明石理科主任はめっちゃ強いとの噂だからな。

「だから俺が鍛えてやる。司令が来るまでに俺の横で戦えるくらいにはしてやる」

「わかったよ」

僕と兄さんがその場をさり、誰もいなくなった。




「主任会って、そんなに早く情報が漏れるものなんですか?」

「おいおいおいおい、こいつは異教情報主任だぜ?自分の死という強力な情報くらい管理職に連絡がいくようにしてあるに決まってるだろ。なんならもう異教で主任会が開かれていてもおかしくないくらいだ」

「そんなもんなんですね」

「そんなもんだ。早く寝てる奴らを起こしてやれ」

そうだ、快斗を筆頭にみんなを起こさないと。

「俺がやろう」

「鳥谷さん?」

「一人一人起こすのは手間だろ。ワルサーP38」


 バンバンバンバン!


 空に向けて4発分の音が鳴る。


「「「うわぁぁぁぁ!?」」」


 なるほど。

これならみんなが驚いて起きるってもんだ。

手間が省けた。

「おい快斗、快斗!」

「んん?はっ!?杏介!?ここは!?なんで!?」

うむ。

いつものせっかちな快斗だ。

「ここは異教のアジトのひとつ。敵は死んだ。快斗は操られていたが助かった。他に質問は?」

「助けてくれたのは杏介か?」

「正確には僕たちだよ」

「そっか。サンキュー。助かったっしょ!ほら、宮坂先輩もお礼言って言って」

「む。助かった。礼を言う」

宮坂先輩はお礼を言いたくなさそうだった。

まあ後輩に助けられたって事実を認めたくないのかな。

でも鳥谷さんや島村さんは年上なのに。


「それでなんで快斗は操られてたんだよ?」

「多分杏介と同じ道を辿ったんだよ。俺たちも防御壁について調べてたんだ。それであそこにたどり着いて意識がなくなったって感じだ」

「誰かからの指示か?」

「いや?俺と宮坂先輩で任務をこなしてて、防御壁のことが気になったから自分たちで調べてたんだよ。主任にや関わるなって言われてたっしょ」

そういえば天野先生は理科主任についていい印象のことを言っていなかったな。

あまりいい関係とはいえなさそうだ。


「広瀬さんも岡村さんも山根さんも無事でよかった」

「まああずさが助けに入ったんだから全員無事なのは当たり前だけどな」

鳥谷さんはなぜか誇らしそうだ。

さて、少なくとも見える範囲全員の無事は確認できた。

ということはやることはひとつ。


 僕はスマホの電源をつけた。

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