爆弾発言後遺症 上
みなさんの意見、評価、もろもろ持ってます!!
てかくださーーい!!
咲の爆弾発言の後遺症の話をしよう。
咲の新春のあいさつで起こった大爆発、彼、いや彼女の発言。
「僕は(男声)、いや私は女です(女声)!!!!」
ああ、これ後半かなりの萌えVOICEですね、はい。
澄んだ細い感じのヤンデレ声。
30秒程度の沈黙、その後、女の子の声、そして俺の奇声。
「ほわっつ?!?!?!」
自分でもよくこんなへんてこりんな声が出せたんだなっと今でも思う。
俺の声で生徒の大体が正気を取り戻したらしい、続々と生徒が奇声をあげる。
「意味が分からん、わけわかめ」
とか
「咲さんが女で俺が男で校長が真ん中??」
いや、ちみ混乱しすぎ、お前の言ってることが意味不明だからさ。校長どっから出てきた?
ここから女の子の声。
「ええっ?そんな?それじゃ結婚できないじゃない!!」
いやあ、咲は彼女いないんじゃねーの?君はまだ付き合ってもいないのに、この子はかなり妄想癖があるらしい、いきなり結婚ってねえ。
「それじゃあ私たち禁断の花園へと旅立ってしまうのね。」
よよよ、と倒れる女の子、お前ちょいと待て、お前も妄想癖があるのか??
この学校の女子かなりやばい?
禁断の花園、、、 ちょっと興味が、、、
守備範囲の広い俺、ギリギリSTRIKE。
先生たちがざわめく生徒を沈めていく。
ええっ?あなたたち知ってたの?
後で問い詰めてやる。
ある程度静かになって、そして、舞台上の咲がしゃべりだす。
「みなさん驚かせてすいません。」
ああ、ドッキリかよ。そうですよね、お前が女の子のわけねえよね。
かったるい新春のあいさつをあいつなりに面白くしたかったんだろ。
全く、全然、これぽっちもおもろくねえええ。
俺の勝手な推測ですけどね。
咲が深呼吸して話し出した。
「これで信じてもらえると思います」
徐に自分の手を頭のはえ際にもっていき、そして、ソイヤ!!
ふわっさ。こんな効果音が似合うだろう。
今まで彼?の頭に生えていた髪の毛が咲の手で脱げた、とれた?ああ、あれは俗にカツラという代物だろう。
黒い、長い、新しい髪の毛、がなびいていた。
「秋咲です。 よろしく!!(女声)」
にっこり。
そして俺が「OH! MY! GOD!!」
この笑顔が凶器になったことは生徒みんなが思ったことだろう。
かなり影が薄い小説もあるので暇があったらみてください!!