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13 S級冒険者VS魔王軍4


 ごおおおっ!


 灼熱の炎が吹き荒れる。


 爆炎の中心に立つのは、S級8位【炎槍】のライラ。


「ジェットがやられるなんてね……」


 その瞳が爛々と輝いていた。


「だけど、あたしはそうはいかない!」


 彼女は槍を振るうと同時に、周囲の温度が急激に上昇した。


 槍の穂先が紅蓮の魔力をまとっている。


 彼女は炎を操るスキルを極めており、卓越した槍術と合わせて高位魔族すら歯牙にもかけないほどの戦闘能力を発揮する。


 強敵だ。


「ならばこちらは――」

「お任せを、魔王様」


 静かに進み出たのは、青い髪をツインテールにした美しい女だった。


 スラリとした長身に毛皮をまとい、手には巨大な騎乗槍(ランス)を携えている。


【魔騎士】アリアンロッドだった。


「あの女騎士……なかなかの使い手と見受けます。ここはあたしが」

「分かった、任せる」


 今回は絶好の『強敵との実戦』の機会だ。


 これを機に俺の配下の精鋭たちを実戦で鍛えるのも悪くない。

 現にメルディアはさっきの戦いで一皮むけたかもしれないからない。


「勝て」


 そして強くなれ、アリアンロッド。


「御意」


 魔騎士の美少女は一礼して最前列に出た。


 ライラは不敵に笑う。


「ふん、ちょっとした動きとたたずまいで分かる……あんた、強いね? だけど、あたしの炎の槍は誰にも受けられないよ!」


 ずおおおおおっ!


 ライラが踏み込むと同時に、槍の炎が渦を巻き、地面を焼き焦がしながら一直線に突き出される。


 しかし――。


 しゅんっ!


 アリアンロッドの姿が一瞬で消えた。


「……なにっ!?」


 ライラが驚愕した次の瞬間、その背後に気配が現れる。


「甘いわね」


 アリアンロッドがいつの間にかライラの背後に回り込んでいた。

 彼女の下半身が変化している――。


 漆黒の馬の脚。


 人馬(ケンタウロス)形態に変身し、圧倒的なスピードでライラの背後に回り込んだのだ。。


「変身能力……!?」

「違うわ。これがあたしの本当の姿――」


 言って、アリアンロッドがふたたび駆け抜ける。


 四本の足で力強く大地を蹴り、人間では決して不可能な速度で駆け回る彼女の動きに、ライラはまったくついていけていない。


「くっ……」

「終わりよ!」


 アリアンロッドの槍がライラを貫く――。


 ごうっ!


 と、ライラの周囲が炎で包まれた。


「っ……!?」


 爆発が起こり、後退するアリアンロッド。


「しょうがない――本気の火力でいくか」


 ライラが底冷えのする低い声で告げた。


 その全身が炎に包まれている。


 いや――鎧のように炎を『まとって』いるのだ。


「【炎槍】のライラ――その真価を見せてあげる」

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忌み子として処刑された僕は、敵国で最強の黒騎士皇子に転生した。超絶の剣技とチート魔眼で無敵の存在になり、非道な祖国に復讐する。


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