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10 魔王の真価2

「ガーンドゥ――あなたが魔王軍に加わってくれるとは」


 アリアンロッドは驚きの表情を浮かべていた。

 それから俺を見て、


「まさか豪竜と共闘できる道を作るとは……恐れ入りました」

「ガーンドゥはよい決断をしてくれた。俺も感謝しているよ」


 俺は彼女を、そして豪竜を見て笑った。


 実際、大きな成果だ。


 配下ではないが、豪竜ガーンドゥが俺の陣営に加わってくれるとは――。


 もともとは魔王城の修復のために出向いた地で、思わぬ戦力増強ができた。


「アリアンロッドか」


 ガーンドゥが彼女を見た。


 どうやら彼女がいることに初めて気づいた様子だ。


「ここにいるということは、ディヴァイン殿に仕えているということか? 魔騎士と謳われるお前が、彼を認めたと?」

「ええ。この方は、あたしを正面から打ち破った偉大な戦士よ」


 アリアンロッドが微笑む。


「ふむ。お前が認めた男なら、ますます面白そうだ。やはりディヴァイン殿と同盟を結んだのは正解だったか」


 ガーンドゥが満足げにうなった。


 それから俺に向き直り、地面に巨体を伏せる。


「ガーンドゥ……?」

「乗れ。お前たち二人ともだ」


 豪竜が言った。


「俺たちに背を許してくれるのか、ガーンドゥ」

「同盟者であろう?」


 ガーンドゥがニヤリと笑う。


 俺もニヤリとした笑みを返し、


「なら、ありがたく乗らせてもらう」


 アリアンロッドとともに、その背にまたがった。




 俺たちはガーンドゥに乗り、職人都市の一角――建築職人たちの区画まで戻ってきた。


「ひ、ひいっ、豪竜ガーンドゥだ!」

「逃げろ! 逃げろぉぉぉっ!」


 たちまちパニックになってしまった。


「落ち着け」


 俺は上空から言い放つ。


「……ガーンドゥ、広場の辺りに降りてもらえるか。お前に攻撃の意志がないことが分かれば、みんな落ち着くだろう」

「承知した」


 ガーンドゥは滑空し、翼をたたんで広場に降りた。


 数百メートル四方の大きさがある広場で、こいつが下りても十分なスペースがある。


「聞いてくれ。俺と豪竜ガーンドゥは同盟を結んだ。以後、この都市への攻撃はない」


 俺はもう一度、職人たちに呼びかけた。


「えっ――?」

「同盟……?」


 職人たちは戸惑った様子ながら、逃げるのをやめた。


「この都市から豪竜の脅威を取り除く……その約束は果たした。次はお前たちの番だ」


 俺は全員を見回した。


「先の戦いで魔王城が破壊されてしまった。その修復をお前たちに頼みたい」


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忌み子として処刑された僕は、敵国で最強の黒騎士皇子に転生した。超絶の剣技とチート魔眼で無敵の存在になり、非道な祖国に復讐する。


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