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簒奪のディヴァイン ~仲間たちに裏切られた俺は最強の魔王に転生し、非情の復讐者となる。魔族たちを手駒にすべての敵を狩り尽くす~  作者: 六志麻あさ @『死亡ルート確定の悪役貴族2』発売中!
第3章 魔王VSネクロマンサー

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7 近接戦闘でも無双する

「本職の戦士の技能を活かすとしようか」


 俺は魔剣を手に跳び上がった。


 そう、俺の本職――ローグ・フレイルという人間だったころの技能だ。


 飛行魔法を駆使し、巨人の頭部付近に向かっていく。


 があああっ!


 巨人が雄たけびを上げ、両腕を振り回した。


「【防壁】」


 周囲に数十枚の魔力のシールドを張り巡らせる。


【天使兵器】の両拳はいずれもシールドに阻まれ、跳ね返される。


 俺にまで攻撃が届かない。


 その間に、さらに距離を詰めた。


【天使兵器】の頭部には、天使の輪を思わせる飾りが浮かんでいる。

 実際に飾りなのか、それともなんらかの重要部品なのか。


「とりあえず、片っ端から斬り刻む」


 俺は魔剣を振りかぶった。


「【斬撃】」


 俺は初級の剣術スキルを発動した。


 ただし初級といっても、この魔剣を使えば――最上級に匹敵する超絶スキルと化す。


 ヴオンッ!


 うなるような音を立て、黒い刀身が十メートルほどに伸びる。


 鞭のようにしなるそれを、俺は一気に振り下ろした。

【天使兵器】の右腕が斬り落とされる。


 おおおおおんっ。


 雄たけびのような駆動音を上げながら、【天使兵器】が反撃の光弾を放つ。

 俺はそれを魔剣で切り裂き、さらに第二撃――。


 ざしゅっ!


 今度は胴体に食らわせ、上半身と下半身を分断した。


 三撃、四撃――。


 左腕と首を落とす。


 これで奴はまともに動けないだろう。


「じゃあな」


 ごうっ!


 俺は魔力弾を放ち、右腕と左腕を、胴体を、下半身を――そして最後に頭部を次々に消し去ったのだった。


「す、すごい……神が作ったという【天使兵器】をこうもあっさりと――」


 ティアが呆然とした顔で俺を見つめている。


「天使なんていう大層な名前をしていても、意外に大したことはなかったな、ライシャム」


 俺はライシャムを見た。


「……くっくっく」


 奴は――笑っている。


「なんだ……?」


 切り札であろう【天使兵器】が撃破されたというのに。


 ――いや。


「まだ終わっていない……?」


 俺は周囲を警戒した。


「ティア、【探知】だ」

「えっ」

「早くしろ」


 探知能力は俺よりも彼女の方が高い。


「は、はいっ」


 俺の命令に、ティアは慌てたように【探知】の魔法を発動する。


「これは――!」


 その顔に驚きの表情が浮かんだ。


「この莫大な残留魔力……まさか、【天使兵器】はまだ死んでいない……」

「……なんだと」


 俺が眉を寄せた次の瞬間、




 くおおおおおおおおおおおおおおんっ。




 絶叫が響いた。


 何もない空間に、ふたたび【天使兵器】が出現する。


「くくく、【天使兵器】には無限の再生能力がある。そして再生するたびに、以前よりも強さを増すんだ」


 ライシャムがほくそ笑んだ。


「食らわせてやれ、【強化祝福砲】を!」


 ごうっ!


【天使兵器】の赤い口が大きく開き、そこから黄金の光線が吐き出された。


 先ほどまでとは魔力の桁が違う――。


「【シールド】!」


 俺はふたたび魔力の障壁を生み出し、その光線を防ぐ。


 ――いや。


 ばぢぃぃぃぃっ!


 今度は防ぎきれない。


 俺の魔力障壁は跡形もなく吹き散らされ、なおも突き進んだ光線が魔王城を直撃した。


 ばしゅぅっ……。


 あっけなく。

 たったの一撃で、魔王城は七割がた消失してしまった。


「ああ……」


 ティアがその場に崩れ落ちた。


「歴代の魔王様の象徴が……魔王城が、こんなにあっさりと……」

「ちっ」


 俺は舌打ち交じりにライシャムと【天使兵器】をにらんだ。


「人の家をいきなり吹っ飛ばすとは、天使という名前の割に礼儀も何もないな」

「はははははは! 魔王相手に礼儀など必要あるものか」


 ライシャムが得意げに哄笑する。


「この私を追い詰めた罰を受けろ。まさしく神罰――くくく」

「笑わせるな。罰を受けるのはお前の――お前たちの方だ」

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忌み子として処刑された僕は、敵国で最強の黒騎士皇子に転生した。超絶の剣技とチート魔眼で無敵の存在になり、非道な祖国に復讐する。


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