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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
4章 魔の学生生活 学生編
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ヒイロ 子供の成長を見守る

元に戻るまであと2日間、妻たちからは完全に子供扱い、ドランとレッドからの対応はいつも通りだがホワイト、ブルーからは弟扱い 甘やかされる


朝からイリスは学院へ、シルヴィアはヴェント商店クリザント領店へ、クリスとアヤメはドラゴンたちを鍛えるために訓練場へ ララとルルの変わりに屋敷のことはアリアがやっている アクアやロイ、カスミの面倒は俺が見ている


「なんでロイとカスミは寝たままなの?」

「アクアも生まれた時は寝ていたよ」

「そうなの?」

「寝る子は育つていうからね、ハイエルフと違って人間の成長は遅くて寿命も早いからね」


難しい話をしてもアクアには理解できないだろう ロイは赤い髪をしていてクリス似の男の子でカスミは黒い髪をしてアヤメ似の女の子だ 俺に似なくて良かった

2人とも首は座っているし、寝返りも出来る そろそろハイハイかな


「アクア、ママが俺みたいになったらどうする?」

「う~ん、いっぱい遊ぶ」

「他のママたちがなっても」

「うん」


クリス辺りはそろそろレディに頼んでそうだからな

副作用はないように作られているけど、禁薬だよな

俺が考えている間にロイとカスミは起きて、ハイハイして動き回る。


「アクア、カスミの方を頼む」

「うん」


ハイハイして動き回るロイの面倒を見ることに


「立派な王になるんだぞ」


アリアに呼ばれて俺はロイをアクアはカレンを抱っこして、リビングへ


「お昼御飯のだから座って待っててね」


ララとルルは朝から病院で入院中、いつ産まれるか分からないからだ、ミレディアの配慮には助かる


「ただいま」


クリスとボロボロのホワイトとブルーが帰って来た、ドランとレッドは公衆浴場だろうな


「おと、ヒイく~ん」


ホワイトに抱きつかれた、少し汗臭いが


「こら、ホワイト さっさとお風呂に行きなさい ヒイくんも汚いお姉さんは嫌いそうよ」

「え」

「ホワイトお姉ちゃん お風呂で綺麗になってきて」

「わかりました。」


ブルーは帰って来てすぐに風呂に行ったがホワイトは

どうしてこう性格が違うのか


「ロイ、ママですよ~ パパにそっくりね」

「クリスママにそっくりだよ」


俺はいつの間にか後ろから抱っこされている。


「主君は軽いですね。」


アヤメに高い高いをされている。


「お昼御飯にしましょう」


アリア、アヤメ、クリスと御飯を食べるのも久しぶりだな、それにロイ、アクア、カスミと家族が増えているし、ララとルルの子供が増えるし、イリスもいつかは妊婦するだろう シルヴィアは平行世界の妻だし、すでにユキを産んだことがあるから今更って話だ

昼食が食べ終わると交代でホワイトとブルー、ドランとレッドが昼食を食べている


「ドラン、卵はどうした?」

「緑色の卵は風の吹く場所、茶色の卵は土の中に入れました」

「ドラゴンの卵は適切な属性の場所に置かないと孵化しないのですよ 私なら水の中とか氷や雪の中です。」

「俺なら熱い場所だな、火山の近くとか砂漠とかな」

「私は太陽や月の光が当たる場所ですよ」

「僕は暗い場所ですよ」

「なるほど、勉強になる」

「名前は決まったのですか?」

「まだ考えているよ」


ドランは初めてのドラゴンだったし、レッドたちは色のままだからな グリーンとブラウンはダサいよな 俺はダサいと思う ヒスイとコハクかな?色的には


「仲良くするんだぞ」

「「「「 はい 」」」」


昼食後は俺がコクヨウに乗り、アクアはシロガネに乗り外で遊ぶことにした。コクヨウもシロガネもとても楽しそうだ ケルベロスとフェンリルなんだがな

夕方まで泥んこになるまで遊んでから屋敷に帰るとアリアから怒られた。


「ヒイくん、アクアちゃん、お風呂に行きましょうね」

「シロガネとコクヨウも」


ホワイトとブルーに風呂場に連れて行かれた


「わん」

「水が嫌いってお湯だぞ、小さい時から入っていただろ」

「わん、わんわん、わん」

「右のやつが上せるから早めに出たい、左のやつはお風呂好き、右の頭にはあとで水を掛けてやるから」


ケルベロスの頭事情とか知らねー それぞれ意思があるのか

風呂から上がり、夕食 イリスから学院のことを聞いた 教員集めで忙しいようだ、イリスには島の人たちで責任持ってできる人なら採用してもいいと言っておいた 冒険者科なら俺がやったほうが早いんだけど


2日目の夜はクリスとイリスに挟まれて眠る。明日が過ぎれば元に戻れるそれに学院に通うまで時間があるから魔王国に行くつもりだ


そして3日目の朝、問題が起きた 隣で寝ていたクリスがいなくなって変わりにクリスと同じ髪の色をした5歳くらいの美少女が眠っているのだ。


「レディ!!」

「どうしました、ヒイくん」

「これはどういうことだ」


寝ている、美少女を指差した


「クリスさんですよ、5歳くらいの設定です。妊娠していなくて良かったですね、妊婦にはこの薬は使えませんので」

「効果は」

「今日、1日だけ 明日にはヒイくんと同様に元に戻りますよ」


レディのヒイくん呼びにイラッとする




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