ヒイロ ブルーとデート
ホワイトとブルーへのご褒美を上げないとな 朝食後、レッドはクリスに引きずられて行き、ドランはルノリアのところへ行くようだ マリンの教え方は大雑把すぎるのと属性が合わないと愚痴を聞かされた
「ホワイトとブルーのご褒美なんだが」
「お父様を1日独占したいです。」
「お父様、2人一緒に終わらそうなんて思ってないですよね」
読まれていた、助け舟を求めたがクリスは外に出ているしララ、ルルは笑顔でスルー アリアに関してはサムズアップ 何がグッジョブだ アヤメは里帰り中、シルヴィアは遅刻ギリギリといって慌てて出ていった
「今日はどっちからだ」
ホワイトとブルーはじゃんけんをして勝ったのはブルーだ
「お父様、今日は私とお願いします。」
ブルーと付き合うことになった
「何処に行きたい?」
「海で泳ぎたい」
この時期は冬で寒い 俺死ぬけど
「ブルーさん、冬の海は寒いから俺が死んじゃう」
「私がお父様を乗せて泳ぐのよ」
「なるほど~ならいいか」
俺とブルーは島の海水浴場からドラゴンになったブルーに乗り島を出た
ホワイト目線
お父様とブルーは行きましたか 私も明日のために情報収集をしましょう まずはアリアお母様から
屋敷にはアリアとララ、ルル、ウーフ、ノエルがいる ララ、ルル、ウーフは家事やロイのお世話をしているためアリアは1人っきり
「アリアお母様」
「どうしたの?ホワイト」
「お父様とのデートのお話をお聞かせください」
「私とヒイロさんのデートって最初だけはいいんですよ最初だけは、ヒイロの体質なのか不運が強いのか途中でデートがなくなってしまうの」
「初めてのデートは帝国に行ったのよ、プレゼントを買って貰って楽しかったんですよ で路地裏でリンチに遭っている女性騎士がいてヒイロさんが助けて」
「デートがなくなったのですね」
「そう、助けたのがルノリアさんなんですよ」
「お母様、お話ありがとうございます」
「ホワイトはヒイロさんのことが好きだから恋人になりたいのでしょう」
「分かりますか」
「見ていたら誰でも分かりますよ ヒイロさんは娘のようにホワイトを見ていますから」
「難しいでしょうか」
「私とホワイトたちはヒイロさんが居なくなった後も生きなければなりません それにこの島の管理も」
アリアの表情は悲しげなのだが言葉には真剣さがホワイトに伝わってくる ホワイトも考える ドラゴンは卵を産む生物だ 人のように交わらなくても産むことができる それに自分の子をヒイロに見せることは出来ない
「お母様、今を大切にします。」
「それがいいと思う。この子が男の子なら愛して上げてね」
「多分女の子だと思いますよ」
ホワイトは島にいる夫婦やカップルに色々と情報を聞き歩いた
ヒイロ視点に戻り、島を出てからしばらく
「パパ、寒くないですか?」
「冷たくて寒い」
ホワイトは恋人になりたそうにしているけどブルーは娘として甘えたいのだろうな
「パパ、甘い物が食べたいから街に行こ」
「それはいいけど どこかに上陸してからな ブルーは服を着ないと駄目だろ」
「分かった」
いつもは敬語だが、2人っきりだから子供らしい 実際見た目は大きい子供なんだけど ドランとホワイトが大人びているせいなのか レッドは失敗しているけど
「なあ、ブルー 無理してホワイトやドランみたいにしなくていいんだぞ 4人とも個性が違うんだから」
「でもドランが子供は親を尊敬するんだっていうから」
ホワイトのせいかと思えばドランが原因か
近場の島へ上陸しブルーは着替える 堂々と着替えなくてもいいだろ ドラゴンだから恥じらいはないのか
「なあ、ブルー」
「どうしたの?」
「女の子なんだから裸を見られないようにとかしないといけないぞ」
「パパは娘に欲情しないから大丈夫でしょ」
「そうなんだが」
ブルーの着替えが終えたのでサンディア王国の屋敷へ転移した。
「サンディア王国だよ パパ」
「確かケーキ屋があったから来たんだよ」
ブルーは目を輝かせている
「じゃあ、行こうか」
ブルーと手を繋いで屋敷を出て、ケーキ屋へ
「ここだな、ヴェントケーキだって」
「パパのお店と同じ名前だね」
ブルーと話しながら店内へ
「いらっしゃいませ~・・・・・・・ヒイロ様」
「え、もしかして」
「VIP席へどうぞ〜」
店員の女性は俺が助けた女性で島の酒場でウェイトレスをしていた女性だ VIP席という店の2階にある豪華な個室へ案内された
「説明してもらえるかな」
「始まりはお菓子作りにハマったことが始まりでして、アリアさんやアヤメさん、クリスさんには好評価頂きまして ちょうどそこにいたエミル女王陛下にも好評でお店をやらないかと言われました」
「材料とかは?」
「島の食材を使ってますね」
「なぜVIP席?」
「エミル女王陛下かヒイロ様限定の個室になっています。」
エミルが原因か~ヴェントケーキはヴェント商店の提携店ということか 島にいない時が多いからな
「ケーキは何があるの?」
「今日はショートケーキ、ガトーショコラ、モンブラン、ティラミスの4種類があります」
「全種類1つとコーヒー2つで」
「はい、かしこまりました」
アリアたちやエミルから好評ってことは美味しいのだろうな
「パパのプリンは美味しいよ」
「俺のプリンよりも美味しいかもな」
ケーキとコーヒーが運ばれて来た ケーキの見た目は転生前から知っている物だ ケーキはレディからのレシピ提供からだろうな
「とても美味しそうだね」
「私、これ食べる」
ブルーはモンブランを選び、俺はガトーショコラを
「それではごゆっくり」
ウェイトレスは部屋から出ていった ブルーはモンブランをフォークで上から掬って食べた
「甘くて美味しい」
「それはよかったな、俺の方は苦くて美味しいぞ」
「そうなの、食べたい」
ヒイロはガトーショコラをフォークで切り分け、ブルーの口へ あ~ん
「苦いけど美味しい」
「パパ、私のもはいあ~ん」
モンブランはまさにモンブランだった栗の甘みがいい
コーヒーを1口、口直しに飲む ブルーも俺を真似てコーヒーを飲むのだが
「パパ、とても苦い」
「砂糖とミルクが付いているからそれを入れてから飲んで見たらいいよ」
ブルーは砂糖とミルクをコーヒーに入れてスプーンで混ぜる コーヒーの黒が変化した ブルーは恐る恐る1口飲んだ
「パパ、とても飲みやすいよ 苦くない」
「それは良かったな 残りのケーキも食べていいぞ」
「やった~パパ、ありがとう」
ブルーは残りのケーキも美味しそうに平らげた
会計をする
「とても美味しかったよ」
「ありがとうございます ヒイロ様、いいケーキの案はありませんか?」
「今でも十分美味しいけどな、フルーツを使ったパイはどうだ」
「パイですか、今度試作品を持っていきますので」
「楽しみにしておくよ」
店を出た、海にいた時間が長かったのか空は夕焼けだった
「ブルー、帰ろうか」
「うん」
王都の屋敷へ帰り、転移門を使って島の屋敷へ帰る
「ただいま」
「ヒイロさん、ブルーおかえりなさい」
「パパ、一緒にお風呂入ろう」
「いいけど」
「それとママたちにもお願いがあって一緒に寝よう」
「ブルーが誘ってくれるのは嬉しいけど、お腹を蹴られたりしたらこの子に何が起きるかわからないから ごめんね」
「アリアママ、わがまま言ってごめんなさい」
「クリスママとシルヴィアママに言ってあげてね」
「うん」
ブルーはクリスとシルヴィアを探しに屋敷の奥へ向かった
「アリアは子供の扱い上手いな いいお母さんになるよ」
「ありがとうございます。ヒイロさんもいいパパですよ」
シルヴィアが帰って来たあと、クリスがボロボロのレッドを連れて戻って来た 昨日から見た光景だから馴れた
夕食後、ブルーとお風呂へシルヴィアとクリスも一緒だ アリアはお腹が大きいからララ、ルル、ウーフの介助が必要だからと言って遠慮していた
アリアに感謝だな、お腹の子が産まれてから一緒にどこかに行こうかな
「パパ、お風呂気持ちいいね」
「そうだね」
風呂から上がり、ブルー要求通りに寝室へ俺の右隣にブルー、俺の左にクリス、ブルーの隣にシルヴィアの並びで寝ることに 明日はホワイトか ドランとの模擬戦以上に疲れると思う




