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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
3章 冒険者と転生者と
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ヒイロ 都市防衛戦前

いつもありがとうございます そろそろ評価の方もよろしくお願いします。

中立都市を作り始めて2日目 獣王国からの大工と技術者 冒険者が到着した。


「初めましてヒイロ殿、お噂は兄上から聞いております」


突然話しかけられた見た目はライオネルと同じライオンだ、ライオネルの弟なのだろう


「これはどうも初めまして」

「私は獣王ライオネルの弟 レオニードと申します。」

「これはご丁寧に、レオニード殿は公爵なのですか」

「人族の国ではそうなりますが獣王国には貴族階級がないのでそれに私は弟と言っても末弟なので兄上とは15ほど年が離れています。」


ライオネルの父親と母親がすごいのかライオネルの結婚が早かったのか ランカはライオネルよりも年上に見えたな


「レオニード殿は冒険者に」

「はい、兄上ほどの武力はありませんが外の世界を見て歩くのが夢でしたので」


レオニードは誠実そうな男だ、仲良くなれそうだな


「サンディア王国とエレジア公国の大工は公衆浴場を作っているから手伝って欲しい 技術者は技術者同士色々話し合ってくれ 色々と勉強になるかもしれないからな、昼食は魔法を打ち上げるからそれまでは警備を頼む」


獣王国側に指示をした。今日はまだ大丈夫だろう 問題は明日から動きだす皇族がいるところだな


「旦那様どうかされました」

「少し考え事 ララ、ルルにはいつも助けられているよ」

「私たちは旦那様に命を助けられた身なので」

「死ぬまで旦那様に尽くしますので」


双子のメイドは相変わらず忠誠心が高い 昼食時は3ヶ国の大工と技術者のトップと俺で色々と話し合いをする


「城の跡地は市長邸だな」

「貴族ではないのか」

「中立都市だからな貴族に任せるといい事が何一つない」


全員頷いている


「帝国を作り変えるから皇族にさせる方がいいのだがな~うーん」

「ヒイロさん、何かしたんですか」

「俺もやったけどクリスがな」

「第2皇子を殺してましたな、第1皇子は尻尾を巻いて逃げましたが」

「本当に誰に似たんだか 俺は俺で生き残りの皇族を捕まえて2日程幻覚を見る薬を盛ったけど」

「「「 あんたに似たんだよ!! 」」」


全員に言われるヒイロであった この場の人たちはヒイロを敵に回してはならないと決心していた

昼食後は各自作業に戻っていき 公衆浴場は完成した残りの内装はヒイロがやることになり、いつも通りレディが作業をする


「マスター、皇族は残り8名 公爵関係を含めると多いですがどうするか考えていますか」

「今日にはドランたちが帰ってくるからなんとかなるんじゃないか」

「島を飛ばしましょうか」

「まだ大丈夫かな それより浮遊島ってあるの?」

「浮遊している島ですか 無いですね」


浮遊石なども無いらしい、空を飛ぶ島は憧れだろ やるとヒイえもんになるけどな

公衆浴場の内装は終わり、石鹸とシャンプー、リンスも用意 入浴時の注意事項も書いておく 公衆浴場から外に出ると大工たちが待っていた


「完成だ 入っていいぞ」


バスタオルとタオルを配って行き、受け取った者から公衆浴場へ入っていく 女性用の方は誰も入っていないけどな

次に技術者たちを呼びに行き、最後に獣王国の冒険者を呼びに行った 汗臭い男たちは綺麗になっていた


「風呂上がりはエールがいいな」

「俺はラム酒だな」

「旦那、あんたなら何を飲む」

「俺は酒が飲めないぞ、牛乳だな」


夕食中にレオニードと話す


「いつまでいるんだ」

「2,3日で撤収予定です。ヒイロ殿のように転移魔法があればいいのですが」

「便利ではないぞ、行ったことがある場所にしか転移出来ないからな」

「それでも便利ですよ」

「明日には皇族の連中が嫌がらせに来るからな戦う準備はしておいてくれ」

「了解しました」


俺はララとルル、シロガネ、コクヨウを連れて島へ転移した、帰ったのはいいのだが屋敷のリビングにはライオネルが我が家のように寛いでいた


「ヒイロ、お邪魔しているぞ」

「今日、レオニードが到着したぞ」

「そうか、あいつはヒイロの目から見てどうだ」

「とてもいいやつだと思う、あとは王としての風格があればライオネルと同等になれそうだな」

「武力なら俺の方が上だがレオニードはとにかく賢い、戦場では指揮をあいつに任せたほうがいいくらいにな 将来ラオンが王位を継ぐ時にはレオニードに宰相をしてもらいたい程に」

「直接言ってみたらいいんじゃないか」

「いずれ言うつもりだ、レオニードには人を動かす仕事をしてもらいたいと思う」

「中立都市の冒険者ギルド ギルドマスターか」

「そういうことだ」

「明日辺り、帝国の皇族の生き残りから嫌がらせが始まると思うが来るか」

「面白い もちろん行くに決まっている」


あとはクリスとマリン、ドランたちかな アリアとアヤメは妊婦だしシルヴィアは戦えない ノエルは神の使いだから戦わせれない ロイとレイ バンバン、ブンフを連れて行くくらいかな


「俺は帰る、また朝に来るからな」

「分かった」


ライオネルは転移部屋へ向かい獣王国へ帰っていき、入れ違いでドランたちが帰ってきた


「ただいま帰りました」

「おかえり ご褒美は決まったか」

「私とレッドは父上と本気の模擬戦をお願いします」

「分かった」

「お父様、私たちはそれぞれ1日の恋人デートがしたいです 娘ではなく1人の女性としてお願いしますね」


とうぜん俺は振り返り妻たちの顔を見る 全員笑顔でサムズアップをした。許可が出た ドランたちのために3日を作らないとな


「明日、帝都に皇族からの嫌がらせがあると思うけど来るか」

「行きます」

「父さんと一緒」

「お父様に付いていきます」

「お父様大好き」


ロイには声を掛けないでおくか苦労したんだろうな


翌日


朝早くからライオネルが屋敷に来ていた コーヒーブレイクをしている


「ヒイロ、起きたかさっそく行こうではないか」

「あ・・・・うん」


朝からテンションの高いライオネルにひいた

帝都に転移してから周辺を探知する


「東門から攻めて来るな」

「帝国騎士がどのように強いのか試さなければならない」

「姑息な手段しか取らないと思うぞ」

「兄上」


レオニードがライオネルを見つけやって来た


「レオニード、頑張っているようだな」

「はい、少しでも兄上のようになりたいので」

「期待しているぞ」


親子に近い年齢だが仲が良いな 俺と弟とは大違いだ


「レオニード、北と南の警備を頼む 俺はヒイロと帝国のやつらを蹴散らす」

「分かりました、兄上もどいか無事で」

「ヒイロがいるから大丈夫だ」


レオニードは去っていった


「父上、報告です 敵は5000人 東門から攻めると思われます」

「東門にみんなを集めてくれ」 

「分かりました」


俺、クリス、ライオネル、マリン、ドランたち、バンバン、ブンブンは東門を出て外で敵を待ち受けた



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