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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
1章 チート過ぎる島
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ヒイロ 朝から奴隷商人を強襲する

俺が起きる頃にはアリアノ姿はベッドにはなかった。俺も着替えてから朝食を食べにダイニングに行くと


「ヒイロさん、おはようございます」


メイド服を着たアリアが朝食の準備をしていた、手伝おうとしたら怒られた。 アリアには俺の知識とレディの世界中の料理情報をノートにして渡してあり彼女の料理の腕前も加えてとても美味しい


「ヒイロさん、今日はどうしましょうか」

「猫耳カチューシャ、チャイナドレスもいいな、ナース服、うーん」

「ヒイロさん、どうかしました?」

「あ、ああ アリアに似合いそうな服を考えていたんだ、アリアは可愛いからね」


アリアの方が年上だが精神年齢は俺の方が上なんだよ、異世界だからすでに捨て去った中二病が


「マスター、奴隷商と思われる馬車を発見しました。奴隷が何名かいるようです。」

「わかった」

「ヒイロさん、私も」

「じゃあ、このまま行こうか 弓は俺が持っているし矢は魔力で作って射つ練習ね」


馬車が通る道の先に転移し、待ち構える。アリアはメイド服に胸当てを着けて矢を魔力で作っているができていない


「アリア、ウインドアローとかマジックアローのような矢を弓で射つ感じのイメージでやってみて」

「こうですか」


アリアは弓を射るポーズになり、魔力で矢を生成することに成功した。


「もうじき、馬車が来るからタイヤを狙ってね」

「はい」


奴隷商の馬車が来た、探知魔法を使い馬車の内部を調べる。商人が1人、護衛が2人、奴隷は5人か


「アリア、馬車を止めたら商人と護衛は俺が片付けるから中の人たちをお願い」

「ヒイロさん、中の人たちはどうするのですか?」

「それは中にいる人たちに決めてもらうよ」


アリアはタイヤに向かって矢を射ち、馬車が動きを止める 俺は馬車に接近して護衛と商人を素手で倒し、無力化に成功した。


「ヒイロさん、中の人たちは無事ですよ」

「そっちに行くよ」


俺は気を失っている商人と護衛を縄で縛り木にくくりつけてから馬車の荷台に行く、荷台は檻になっており 5人の奴隷が手足を拘束されて動けないようになっている。

俺とアリアは手足の拘束を外してから俺が奴隷紋を解呪する。


「奴隷紋を消したから故郷に帰るなら連れて行くし、帰る場所がないなら俺の島に来てもいいけどどうする」


5人の奴隷は男の子が2人でどちら人間、女の子は1人で女性が2人だ、2人は俺と同じくらいの年齢だ


「俺と妹とこいつは村に帰りたい、遊んでいたら捕まったんだよ」

「わかった」


男の子2人は友達で女の子は発言した男の子の妹のようだ


「アリア、この子たちを送り届けるから2人と話しておいて」

「ヒイロさん、すぐに帰って来てくださいね」


「とりあえず、住んでいる村をイメージして見て」


俺は3人に言った、3人のイメージは同じだったため俺の方もイメージができ転移魔法で門を作り転移した。


「ここで合ってる?」

「合ってるよ、お兄ちゃん凄いね」

「帰ったら奴隷商に捕まって救けてもらったって大人の人に話してね」


女の子に服の裾を掴まれる


「どうしたの」

「お兄ちゃんはメイドのお姉ちゃんの彼氏なの?」

「奥さんだよ、とても可愛いだろ」

「うん」

「俺は行くから、元気でな」


転移魔法を使い、アリアの下へ戻った


「ただいま、アリア」

「おかえりなさい」

「どうだった?」

「私が聞いても何も話してもらえませんでした。」

「俺が話すから馬の方を見て欲しい」


アリアは荷台から降りて、馬の面倒を見に行った


「俺は人種差別する人間と国は滅亡すればいいと思うが、帝国の第三皇女と護衛の騎士の人」

「なんでわかった」

「まずは見た目だな、それと俺のアリアを無視するようなクズ野郎は人種差別をしている帝国の人間だけだ、あとは俺の鑑定」

「チッ」

「俺は馬車が欲しかっただけだし、ここで見捨ててもいいが、奴隷落ちになった皇女が帝国帰っても笑い者だな」

「お前が奴隷紋を解呪したのでは」

「子供たちとそこの騎士の人だけだよ、自分だけ奴隷紋が解呪されて皇女は解呪されていないからな、さっきから黙っているんだろ」


この女、自分が世界の中心だと思っている頭にお花畑が生えているような女だ、相手をするのが面倒だ


「女騎士、我儘皇女を空から落とすけどいいか」 

「待ってください、姫様の命だけはお助けください、私はどうなってもいい、あなたの奴隷になりますから」


護衛対象を守れなかった自分が不甲斐なかったのだろう


「帝都から歩いていて1日くらいの街をイメージしろ、そこに送り届けてやる」


女騎士はイメージをした、だいたいのイメージが固まった。あとはこの皇女をどうするか


「半年で帝国の人種差別をなくせ、できなかったら滅ぼす。これがお前の奴隷紋を解呪する条件だ」

「そんなこと、出来ないわ」

「腕の奴隷紋を晒して生き恥をさらせ、俺は転移魔法が使える。すでに帝国は負けているが」


皇女は黙り込んだ、女騎士がイメージしたイメージを使い転移魔法を使い、門の向こうへ押し込み 門を閉じた。


「ヒイロさん」

「ごめんな、アリア 帝国の人間だと思わなかったんだよ」

「ヒイロさんは悪くないですよ、だから謝らないでください。」

「アリアは優しいね、いいお母さんになりそうだ」


アリアの顔は真っ赤になった。どんな表情でもアリアは可愛いし愛おしい


「馬ごと帰ろうか」

「はい」


転移魔法を使い、馬車を操作しながら島に帰った。 



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