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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
2章 公国と帝国と
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ヒイロ 転生者会議をする

森の中でブルーはドラゴンになったのだが、ブルー曰くエルフの結界が持たないから森を出てからドラゴンになると言い出した。ブルーは急いで着替えて来た


「エリーゼ、帰り道も頼む」

「転移魔法を使って帰ればいいのに」

「それだとブルーが怒るから」

「あなたも苦労しているのね」


森を歩いて最初に入ってきた森の入口まで戻って来れた。


「エルフの国、全体との友好関係は難しそうだな」

「中央の頭の硬い連中がいるから仕方ないわ 久しぶりにパパに会えたからヒイロさんには感謝しているわ」


森の入口には馬車が3台止まっている。カザジガ教導国の奴らが乗っていた馬車だ


「中を調べるか」


手分けして馬車の中を調べる 見張り役などはいない、馬車の中には大きめの木の箱がある 中を開けると全裸の女性が眠っていたため、箱を閉めた。


「見間違えか?」

「お父様、こちらには何もありませんでした。」

「お父様、捕まっていた方々がいました。」

「ホワイトは回復魔法を使ってあげて、ブルーとエリーゼはこっちに来てくれ」


2人はやって来た、テディはホワイトと一緒にいる


「この箱なんだが」

「何かあったの?」

「裸の女性が入っていた。」

「お父様、早く助けないと」

「それがな、着せる物を持っていないんだよ」

「そういうことね、納得したわ 開けてもいい?」

「いいぞ」


エリーゼが箱の中を開けた、裸の美女が眠っている


「あ、私の服じゃ無理だわ」


胸だな


「ヒイロさん、変なこと考えたでしょう」

「いや、何も」

「お父様、私の服でも厳しそうです。」

「下に履くものはブルーのスカートでいいか、俺の服を着せるよ 2人には服を着せてあげて欲しい」

「分かったわ」


俺はシャツを脱ぎ、ブルーはスカートを・・・水色か

俺は馬車を出て、ホワイトの方へ


「お父様、怪我は治しましたがこれを」

「それか」


腕輪型の奴隷具だな、魔道具だが呪具の部類だから聖魔法さえ使えれば破壊できる。


「カザジガ教導国は遅れているのか、魔道具の方が発展しているのか謎だな ホワイト、俺が破壊するから」


手に聖魔法を纏い腕輪を掴む、すると腕輪はボロボロと崩れていった。


「お父様、素晴らしいです。」

「魔力コントロールの練習が必要だな」

「はい」


3人の女性の腕輪を破壊、故郷に帰るか確認をする。3人共、家族をカザジガ教導国の奴らに殺されて連れ去られた。帰るところがないため、俺たちに着いてくるようだ


「お父様、来てください」


ブルーに呼ばれて向かうと裸の女性は俺のシャツとブルーのスカートを着ているが目のやり場に困る

目を覚ました


「名前は分かるか?」


俺の顔を見て困惑しているようだ、鑑定をしたが記憶喪失になっており、名前にはモザイクが掛かっている

転生者ではないようだ


「とりあえず、俺の屋敷で保護するよ」


女性の背の高さはアリアくらいで綺麗なブロンドヘアで目の色は蒼くてとても綺麗だ 俺の直感は反応しているが記憶が戻ってからだな


「ホワイト、準備はできたか」

「お父様、大丈夫です。」

「ブルー、頼む」


ブルーは下着と服を脱いでからドラゴンに戻る。服の回収は俺の仕事になっている。ドラゴンでも女の子だからおしゃれはしたいのだろう、ドラン、レッドは魔力で服を作っているからな


「みんな、乗ってくれ」


ブルーの背に全員乗り、島へ向かって羽ばたいた。今日もいい天気だな


「なぁ、名前は思い出せないのか」

「思い出せない」


やっと喋ってくれた


「名前がないから不便だな」

「うん、私もあなたの名前知らないから」

「俺はヒイロだ、ノエルでいいか?」

「うん、私ノエル ありがとう ヒイロ」


適当だよ、本当に三文字の方が呼びやすいからね


「ブルー、転移魔法使うぞ」

「分かりました」


転移魔法で島の上空へ転移した。屋敷の近くにブルーは降りて、人になると走って屋敷の中へ駆け込んだ。


「エリーゼ、エルフの国の話はアリアには内緒でな」

「分かりました」


アリアも過去の記憶がないからな、エルフの国にいるハイエルフに気づかれると迷惑だ


「レディ」

「はい、マスター」

「彼女たちに島の説明と家を」

「了解しました。そちらの女性は」

「ノエルは記憶喪失だから屋敷で面倒を見るよ」

「了解しました。」


俺たちは屋敷に入り、俺は夕食の準備を始める ホワイトとブルーにはノエルと風呂に入ってもらう ノエルには俺の浴衣を貸しておく、レディに後でノエルの服を作ってもらわないとな

今日はハンバーグだ、繋ぎなしの肉100% ソースはどうしょうか、大根はあるからおろしと醤油でもいいし、砂糖と醤油で照り焼きでもいいな トマトがあるからミートソースを作っておくのも悩む


「父上、ただいま帰りました。」

「親父、帰ったぞ」

「2人ともおかえり 泥だらけだな 風呂は今ホワイトたちが入っているから公衆浴場に行ってくれ」

「分かりました」

「親父、夕飯はなんだ」

「ハンバーグなんだけど、ソースをどうするか」

「親父、俺 甘辛のやつ」

「父上、僕はトマトソースでお願いします。」

「分かった、帰ってくる頃には出来ているから行って来い」


2人は公衆浴場に向かった、6人分のバンバーグを作り、サラダとコーンスープ、米、最後にソース、ドランのトマトソース、ブルーもトマトソースでいいだろう、レッドは照り焼き、ノエルも照り焼きにしておこう、俺はおろし醤油でホワイトも同じ物がいいと言うからおろし醤油

ホワイトたちが風呂から上がって来た、ノエルに合わせて寝間着用の浴衣を着ている


「お父様、お手伝いをします。」

「もう、できるから座って待っていて」


夕食が完成し、テーブルに並べていると ドランたちが帰って来た


「親父、飯」

「レッド、お父様に失礼ですよ」

「お父様、レッドがいつも無礼を」

「別にいいよ、レッドは口は悪いけど、俺以外にも同じ対応をしているだろ レッドの個性だから怒らないでやってくれ」

「父上、そこの女性は」

「彼女はノエル、記憶喪失だから保護した。」

「そうでしたか、てっきり新しい母上が出来たかと思いました。」


ドランがフラグを立てやがった、楽しく夕食をいただいた。夕食後、俺は動物たちを連れて風呂へ


「生き返る~」

「ペン~」


ペンタも分かるのか、トラとスコは桶に入れたお湯に入っている ちょうどいい大きさだからな

風呂から上がり、メイド服を着たホワイトがお茶を淹れてくれる。


「お父様、どうでしょうか」

「美味しいよ、上達したな」

「ありがとうございます」

「ノエルは」

「お部屋で眠っていますよ」

「そうか、そろそろ客が来るから俺1人でいいから」

「分かりました」


エミル、マリン、ミレディアがやって来た

談話室でお茶とお菓子を用意して、転生者同士の話し合いを始める。会話が漏れないように結界を施しているから問題はない


「第2回転生者会議を始めます。」

「1回目は?」

「ミレディアさんがいなかった時よ」


エミルが仕切っている 


「まず転生前の名前と死んだ年代 伯父さんから」

「五十嵐緋彩、2022年だ」

「次は私ね、五十嵐恵美、2035年に死んだわ、ヒイロはお父さんのお兄さんよ」

「私は園田魔鈴、2035年にエミミに巻き込まれて死んだの」

「私は工藤美亜、2025年に自殺しようとしたら落雷で死んだわ」

「「 え!! 」」

「私たちの中学時代の先生と同じ名前なんだけど」


あ~並行世界ってやつか


「整理するぞ、エミルたちの時間軸ではミレディアは生きていたということになっている」

「並行世界ってやつね」

「エミルとマリンは同じ時間軸から来たってことだ」

「そういえば、夢で神様が30人ほど追加で送り込むからよろしくって言っていました。」

「爺さん、何やってんだ」

「あのお爺さんならやりかねないわね」

「もしかしてさ、歴史的偉人が転生してたり」

「「「 有り得そう 」」」


3人でハモるな、俺が悲しくなる


「これからどうするかだな」

「私はこれでも女王だからこれまで通り、裏でサポートするわ」


サポートされた覚えはない


「別の大陸で帝国みたいに奴隷商店がある国があるからそこを潰していこうと思う」

「どこの国よ」

「カザジガ教導国、アガンダ王国の2つだな、帝国内の街を見てないからそこもだな」


その後も話し合い、第2回転生者会議は終わった。


「エミル、後4日楽しめよ」 

「もっと楽しむわ」













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