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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
2章 公国と帝国と
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ヒイロ 獣王と友達になる

評価ありがとうございます。

ベック獣王国は獣人のみが暮らす国だ、当然俺たちは白い目で見られるのだが


「親父、なんか腹立ってきたぞ」

「レッド、我慢だ ここで暴れてどうする。夕飯はお前の好きな物を作ってやるから」


レッドは単純だ、食べ物で釣れば片付く


「父上、レッドを甘やかさないでください」

「ドラン、レッドは単純なんだ仕方ないだろ」

「それはそうですが」

「ロイ、レイ、エルフの国はどうなんだ?」

「人族に友好的な集落がありますね。」

「隠れ里のような国なので簡単には行けないですよ」


エルフ、ドワーフとは友好関係を結びたいな

城に着いたのだが、巨大な木の中が城になっているようで獣王国の国旗のシンボルにもなっている

ランカの後を着いていき、謁見の間に着く 玉座には威厳のあるライオンが座っている。


「よくぞ、参った竜を従えし者よ 俺はベック獣王国獣王ライオネル・ベックだ」

「私はサンディア王国名誉騎士伯ヒイロと申します。」

「ヒイロよ、拳で語り合おうか」

「・・・・・・え」


ライオネル王に首を掴まれ、闘技場のような場所に無理矢理連れてこられた。

ドランとレッドはライオネル王が強者だと感じたようで目を輝かせている。ガルフとコンタは王には逆らえない、ロイとレイはあたふたしている。


「獣王国にも占いがいてな、竜を従えた者が悪国を滅ぼし、この地にやって来ると聞いて戦いたくなった」

「帝国は滅ぼしましたよ、奴隷になった獣人は俺の島で幸せに暮らしています。」

「お前の島に行かせてもらおう」

「こっちの要求も聞いて欲しいけど」


お互い殴り合いながら会話をしている。成立しているのがおかしい


「なんで殴り合いながら会話なんだ」

「こっちの方が聞かれないからだ」

「なるほどな」


やがて殴り合いも佳境に入り、お互いの一発の威力がなく顔もボコボコに腫れ上がっている。


「人族もやるな」

「獣王も強いな」


そしてクロスカウンターかと思えばお互い相打ちで話し合いは終了した。


「父上、大丈夫ですか」

「親父~、俺 感動したぜ」


自分に『ハイヒール』を使い治し、獣王もついでに治しておいた。


「ベック獣王国はヒイロと友好関係を結ぶ」


ライオネル獣王陛下の言葉に国民は観客の声を上げた、獣王国は実力主義の国だ 獣王と相打ちだが実力を示したため、獣王国の民たちに受け入れられたのだろう

城の食堂でパーティーが始まった。獣王国は密林地帯で1年中気温が暖かいため、フィリピンやインドネシアのような料理が、行ったことがないから知らんよ


「ヒイロ、望みとは」

「それな、ヴェント商店という店をサンディア王国とエレジア公国で開いているんだよ、ベック獣王国に商店を開きたい 店員は獣人だけで構成するし、俺の島や他国の商品を並べる予定だ。」

「ヒイロは貴族で商人なのか」

「助けた人たちに仕事を与えないといけないからな色々しないといけないんだよ」

「分かった、商店は俺が用意してやろう」

「ありがとうございます。」

「何もかしこまる必要はない、俺とヒイロは拳で語り合った仲 友ではないか」


獣王ライオネルと友達になりました。パーティー後、ライオネルと話し合い


「俺はヒイロの島に行くことにしたが」

「商店の方はどうなったんだ」


まとまった資料を渡された。資料は空き店舗と間取り図も書いてある。


「今な、サンディア王国の女王が休暇で滞在しているんだが、俺の妻の1人はエレジア公国の姫だし」

「他国の王と話し合いが出来るならぜひ行きたいものだ。」

「この資料を預かって明日の朝には決める。昼に島に行くとしよう」

「分かった」

「公務はどうするんだ」

「普段からきっちりしているからな1日くらいサボっても大丈夫だ」


エミルにライオネルの爪の垢を煎じて飲ませてやりたい

話し合いは終わり、与えられた客室に今日は泊まることになった。コンタの部屋に行き、商店に適した店舗を選んだ。


翌朝、ライオネルに選んだ店舗見せてもらうことにした案内人は知的そうな山羊獣人の人だ


「こちらでございます。」

「内見しますね」


俺とコンタは内見をしていき、2階に居住区があり1階の奥は倉庫になっている かなり広い


「コンタ、これならいい店が出来そうか」

「任せてください。」

「後はレディと相談してくれ、2階に転移門を設置する。」

「了解しました。」


俺は1人、店を出て山羊獣人の人と合流する。


「この物件に決めました。1週間くらいで店の方は完成しますので」

「開店したら立ち寄らせていただきます。」


城に戻るとすでにライオネルが待っていた。


「ヒイロ、俺の準備は出来ているぞ」

「1人で行くのか」

「俺が行ってからじゃないと他の者を連れて行くのは危ぶまれる」


このライオンは王の中の王だな、尊敬する


「ドラゴンに乗って向かうのか」

「俺の島は外から見えないようになっているからドランたちでも見つけれない、俺の転移魔法で移動する」


ドランたちも集まっているためすぐに転移魔法で島へ転移した。


「ここがヒイロの島か、人、獣人、エルフ、ドワーフが仲良く暮らしている 理想郷に近いな」

「まだ、魔王国には行ってないけどな」

「あの国は少し変わっているからな」

「昼食はまだだろ、島で採れた作物を使って料理を出している店があるから行こう」


護衛メンバーは解散させた、ドラン、レッド、ガルフは訓練場に向かい、ロイは果物の収穫の手伝い、レイは女子会の方へ


「ここだ、夜は酒場になっているぞ」

「中々良い店だな」

「ヒイロさん、いらっしゃい」

「女将、ランチ2つ」

「はいよ」


ランチが運ばれてきた


「とても旨そうだな」

「旨いぞ」


食事中に昼食を食べに男や女たちが集まってくる。


「旦那、今日はここか 嫁さんに捨てられたか」

「ちげーよ、島への案内だ」

「ヒイロさん、隣の方は」


獣人の傭兵の男が聞いてきた。


「ベック獣王国獣王ライオネル・ベックだ」  

「獣王様」


店内の獣人は土下座をしている。実力主義の国だからな奴隷落ちしたから獣王国からしたら最下層だと思えるだろう


「面をあげよ、俺は今日 友の島に遊びに来たのだ、ここは獣王国ではない ヒイロに救われたヒイロの友なら俺の友だ」


昼間なのに店は夜のようにどんちゃん騒ぎになった


「女将、悪いな」


オーク肉を大量に提供しておく


「ヒイロさんが他国の王様を連れて来たからね」

「今度から気をつけるよ」


食事が終わり、店を出た


「金は払わなくていいのか」

「そこなんだよな、この島は外とは完全に遮断されているから それなりにお金があってもこの島では使う意味がないならな」

「難しいな」

「そうだろ」


島を案内して周っていった。


「ヒイロ、あの建物は」

「今、来ているゲストが泊まっているんだよ 行くか」


何処からともなくアマネが現れた。紺色のワンピースは似合っているぞ


「主君」

「アマネか、エミルへの客だ」

「お伝えしてきます。」


アマネは消えた


「ヒイロ、今のは」

「俺の妻の1人、アマネだよ ヒノモトって国で諜報員をしていたんだ」

「ヒイロよ、俺の娘たちもこの島に住まわせていいか」

「それは構わないが種族差別と身分差別はなしだぞ」

「言い聞かせておく」

「子供は何人いるんだよ」

「娘が10人、息子が1人だ 嫁にどうだ」

「友達をお義父さんと呼びたくないわ」

「そうだな」


エミルとアリア、クリスがやって来た


「ヒイロ、呼んだ」

「呼んだぞ、こっちはベック獣王国獣王ライオネル・ベック獣王様だ」

「これは私はヒイロさんの妻、アリアと申します。」

「私はヒイロ様の妻、エレジア公国第3王女クリスティーナ・エレジアです以後お見知りおきを」

「これはご丁寧にクリスティーナ嬢は妊娠されておるな 何回も妻の妊娠を見てきたから分かるのだよ」

「それはすごいですね」

「ヒイロ、私休暇中 OK」

「友達を連れてきただけだ OK」

「どこの馬鹿が王様と友達になっているのよ」

「拳で語り合った仲だからな 今日は顔合わせだけだ、いつになるかはわからないが国同士の会議ができるための下準備だよ」


顔合わせは済ました。ライオネルを公衆浴場へ案内


「風呂はいいものだな」

「獣王国にもあるんだろ」

「一部の者しか入れない」

「魔道具があれば公衆浴場は作れるぞ」

「それは本当か、ならその魔道具が欲しいな」

「作っておこう」

「ありがたい」


風呂から上がり、屋敷へ


「ニャ~」

「トラ、腹が減ったか すぐに準備するからな」


カレーを作る、レディ製圧力鍋なので5分で完成する。その間に動物たちへのご飯だ、エンジェルベアーたちとペンタには魚、バトルパンダには果物、サーベルキャットには肉を用意、ドランたちも帰ってきた


「親父、今日はカレーか」

「さすがレッドだな」

「親父のカレーはララ姉ちゃんやルル姉ちゃんの料理よりも美味いからな」

「それは僕も同意します。」


カレーが完成し、ライオネルも混じり夕食にする。


「美味いぞ」


ライオネルの食いつきがスゲーな


「マスター、ベック獣王国への転移門を設置しました。」

「ありがとう、レディ」

「ヒイロ、それはなんだ」

「アーティファクトだよ、この島自体がアーティファクトなんだよ」

「なるほど、理解した。」


食事後、転移門の部屋に行き


「ここの門を通ると向こうはベック獣王国のヴェント商店の2階に移動出来るから」

「また来るときはここを通ればいいのだな」

「来る前に手紙でもよこしてくれ、ヴェント商店が開店したら店員に渡してもらえると俺に届くから」

「わかった、ヒイロ また来るぞ」

「今度は子供たちを連れてきてもいいぞ」

「分かった」 


ライオネルを見送った。明日はどうするかな




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