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転生者ヒイロのゆるゆる大冒険  作者: 絶侶
2章 公国と帝国と
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ヒイロ 帝国にとどめを刺す

城へ向かう道中、次々と騎士が俺たちの前に立ちはだかり、俺がワンパンするかマリンが氷漬けにするかで処理している。


「どこの国も同じようなものね」

「この国が人類史上主義とかアホなこと抜かしているからな」

「ミレディアも相手するなら変わるぞ」

「いえいえ、大人を舐め腐ったクソガキをいたぶるので大丈夫ですよ」


笑顔で言われても怖いだけなんだが、黒いオーラが見えるぞ 聖女


「次は団体さんね、20人はいるわ」

「後ろからも来てるぞ、俺は後ろを片付けようか」

「城にも近づいているから城を巻き込むようにぶっ放すわ」


火魔法で刀を熱し、盾や剣、鎧を斬る、バターのように綺麗に斬ることができとても快感だ 武器や防具が失くなった騎士たちは脱兎の如く逃げて行き、マリンの方は巨大な竜巻を作り、騎士や周りの貴族の屋敷などを飲み込んでいく


「おしい、城まで届かなかったわ」

「控えていた騎士たちも掃除出来ているぞ」


俺たちは痛めつける程度で命は取らないようにする最低限のルールを作って乗り込んでいる ただし、王族と勇者(笑)には適用されない


「それにしても、マスクとか仮面は必要だったのですか?」

「俺はサンディア王国の貴族でマリンはエルフだからこの国では隠さないと行けないんだ」

「ヒイロさん、貴族だったのですか?」

「姪に無理矢理させられた」

「まぁ、ヒイロのおかげでお米が食べれるからね~」

「全く関係ない話だけどな」


城門に着いた、マリンの魔法は城門まで届いていたようだ おかげで門は破壊されているため遠慮なく入ることができる。


「ところで勇者(笑)はどこにいるかわかるの?」

「高い所だろ、馬鹿なんだし」

「私もそう思う、馬鹿と金持ちは高い所にいるし、彼、前世は議員の息子よ」


城の最上階を目指すことにした。

城の中に入ると警戒はされているが手を出してくる者はいない、外で怪我人や戦意喪失した者、心が折れた者もいるからな 聞いてみるか


「失礼ですが、勇者(笑)はどこにいますか」

「さ、3階の奥の部屋に婚約者で在られる第3皇女クラーラ様と御一緒のはずですが」

「ありがとう」


奴隷に堕ちた皇女の婚約者が勇者(笑)マジで笑える


「どうしたの、何か面白い話でも聞いたの」

「勇者(笑)の婚約者が第3皇女で笑いが止まらない、一緒にいるって話だから笑おうぜ」


マリンとミレディアには第3皇女の話をしていないな

メイドに教えられた通りに3階の奥の部屋に向かう、中に人が3人か


「入るぞ」


扉を開けて中に入る、中にベッドの上でうめき声上げて死にかけている勇者(笑)と第3皇女とその護衛の女騎士


「まだ生きていたか、しぶといね」

「ガァ ああぁぁあ」

「何喋っているか分からんぞ、うちのドラゴンの方が喋れているぞ」

「先生、哀れな生徒に魂の救済を」

「それ、1度は言ってみたかった台詞」


ミレディアは勇者(笑)の横に立ち、魔法を使う


「『ギフトペイン』」


勇者(笑)は痛みと恐怖で髪は真っ白になり、漏らす物は両方漏らし、確実に心が壊れた


「聖女でも心は治せませんから」

「死んだほうがマシだろうな」

「ヒイロ、窓を開けてもいい 臭いから」

「今はブラックだ」


マリンは窓を開ける、脱糞の臭いは多少ましに


「お前はどうするんだ」


俺はクラーラの右腕の袖を力づくで破った、袖の下には奴隷紋がいまだに残っている。


「俺との約束の期限は来月だ、今だに帝国は何も変わっていない、奴隷商がなくなった。それは俺がやったことだ、そこの勇者(笑)は奴隷賛成派だぞ 奴隷商で奴隷を選んでいたからな 俺に負けてあれだが」

「どうすればいいのよ」

「選べ、来月 帝国と共に消えるか今から現皇帝を殺して女帝になるか 皇帝の首くらいは取ってきてやるよ、貸しにしておくがな」


皇帝の現在地を調べておく


「ヒイロ、どうするの?」

「そうだな、城ごと破壊するか?」

「私より、ヒイロの魔法の方がいいと思うけど隕石落とすやつとか」

「手頃な隕石が宇宙にあればな」


答えは出ないみたいだな


「おい、今すぐ城中の皇族以外を連れて出ろ」

「何をするのですか」

「城を破壊する 10分以内に動け」


クラーラはすぐに部屋から出ていった。


「レディ、宝物庫には鍵があるか?」

「ありますね 2本も」

「少し待ってくれよ」


腕を天に突き上げ、隕石を探す 大きいのを見つけた


「隕石が落ちるまで15分掛かる 今から宝物庫から奪うもん奪うぞ」


俺たちも部屋から飛びだし、宝物庫を目指す 問題は謁見の間を通らないといけない、そこには現皇帝がいる。


「俺が抑えるから2人はレディの子機と共に宝物庫から鍵を探してきてくれ くれぐれも他の物は取ってくるなよ」

「分かったわ」

「えー」


ミレディアからクレームだ


「鍵が優先、収納バッグを渡すから好きなだけ詰め込んでこい 謁見の間まで戻ってきたら転移魔法で島へ帰る 時間がない急ぐぞ」


1階の謁見の間に着き、玉座には細身の男が座っている。


「賊か」

「最近騒がせている賊だ」


皇帝は剣を抜いた、俺も刀を抜き構える


「作戦通りに動け、あと10分だ」


2人を先に行かし、俺は皇帝と相対する。鑑定を使うと中々強いなでもクリスより弱い

皇帝は迫って来たが刀で剣を受け止め、弾き返す。俺は『ファイヤーアロー』を放ち次の行動を先に潰す。


「負けだ、お前に帝国をやろう」


俺は皇帝に近づき胸ぐらを掴んだ


「いらねーよ、お前はやり過ぎた 今まで奴隷にされた亜人たちの恨みも分だ」


腹に拳を叩き込み、皇帝は気を失った


「ヒイロ、逃げるわよ」

「ああ」


転移魔法を使い島へ転移した。 その後、レディからの情報で城は『メテオ』により消滅、皇帝の生死は不明 勇者(笑)の死体が出てきた 


「これでしばらく平和に暮らせれるな」






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